60メートル競走(60メートルきょうそう, 英語: 60 metres)は、60メートルをいかに短い時間で走るかを競う陸上競技のトラック種目である。屋外でも室内でも行われるが、かつてはオリンピックで行われていた。しかし、現在では世界選手権も含めて正式種目ではない。小学生の陸上種目として行われることがある[1]。日本陸上競技連盟は室内の男女と屋外の女子の記録は日本記録として公認しているが、屋外の男子は公認していない。
60メートル競走が行われる主な大会は以下の通り。 男子[2][3][4]記録タイム名前所属場所日付
国際大会
世界室内陸上競技選手権大会
ヨーロッパ室内陸上競技選手権大会
アジア室内陸上競技選手権大会
国内大会
日本陸上競技選手権大会・室内競技
日本記録挑戦会兼住友電工杯(屋外)
室内記録
タイムの横にあるAは標高1000メートル以上の地点において記録された高地記録を意味する。
主な記録
世界記録
世界記録6秒34Aクリスチャン・コールマン アメリカ合衆国アルバカーキ2018年2月18日
U20世界記録6秒51マーク・ルイス=フランシス イギリスリスボン2001年3月11日
U18世界最高記録6秒67Aジェレミー・ランキン
O35世界最高記録6秒47キム・コリンズ セントクリストファー・ネイビスウッチ2015年2月17日
O40世界最高記録6秒52キム・コリンズ セントクリストファー・ネイビスモンドヴィル2017年2月4日
エリア記録
アフリカ6秒45Aレオナード・マイルズ=ミルズ ガーナコロラドスプリングス1999年2月20日
アジア6秒42蘇炳添 中国バーミンガム2018年3月3日
ヨーロッパ
6秒41マルセル・ジェイコブス イタリアベオグラード2022年3月19日
北アメリカ6秒34Aクリスチャン・コールマン アメリカ合衆国アルバカーキ2018年2月18日
中央アメリカ・カリブ6秒44アサファ・パウエル ジャマイカポートランド2016年3月18日
南アメリカ6秒52ジョゼ・カルロス・モレイラ ブラジルパリ2009年2月13日
オセアニア6秒52マット・シルビントン オーストラリア前橋1999年3月7日
大会記録
世界室内選手権6秒37クリスチャン・コールマン アメリカ合衆国バーミンガム2018年3月3日
ヨーロッパ室内選手権6秒42ドウェイン・チェンバース イギリストリノ2009年3月7日
アジア室内選手権6秒51ハッサン・タフティアン イランテヘラン2018年2月1日
日本記録
日本記録6秒52多田修平住友電工グラスゴー2024年3月1日
U20日本記録6秒59桐生祥秀洛南高等学校大阪2014年2月9日
女子[3][4][5]記録タイム名前所属場所日付
世界記録
世界記録6秒92イリーナ・プリワロワ ロシアマドリード1993年2月11日
1995年2月9日
U20世界記録7秒07Ewa Swoboda ポーランドトルン2016年2月12日