6月
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これは皇室由来の節目の日もなく、庶民の生活も農繁期でハレの行事がなかった点が影響している[5]

一部で時の記念日6月10日)などの休日化を目指す動きがある[5]。また、沖縄県では沖縄戦の組織的戦闘が終結した6月23日に、沖縄戦の戦死者を弔う「慰霊の日」を設け、地方公共団体の施設の休日としている。過労死弁護団全国連絡会議は労働者の過労死が6月に多いため[5]厚生労働省に2001年6月8日、祝日のない6月に祝日を新設することを申し入れたことがある[6]。しかし、この一方で「日本は諸外国より祝日が多すぎる(日本は2016年時点では祝日が16日であるのに対し、アメリカは10日、イギリスは8日、フランスは13日)。これ以上祝日を制定しないで欲しい」「祝日にふさわしい日がない」などの理由により、祝日の制定に否定的な意見があり[6]、祝日を所管する内閣府も6月に祝日の制定することを検討していない[5]

なお1993年には、皇太子徳仁親王と小和田雅子の結婚の儀により、6月9日休日とされた。

フィクション作品では漫画『ドラえもん』でドラえもんのひみつ道具の1つである「日本標準カレンダー」を使って独自に祝日を制定するエピソードがある。

漫画版ではのび太が6月に祝日がないことに対する不満から6月2日を「ぐうたら感謝の日」という架空の祝日を制定したことがある[7]

アニメ版では2014年6月13日放送「たけしのズンドコ誕生日」でジャイアンが6月13日は「昼寝の日」、6月15日は「ジャイアンの誕生日」も祝日に制定された。

異名

いすずくれづき(弥涼暮月)

えんよう(炎陽)

かぜまちづき(風待月)

けんびづき(建未月)

すいげつ(水月)

すずくれづき(涼暮月)

せみのはつき(蝉羽月)

たなしづき(田無月)

たんげつ(旦月)

とこなつづき(常夏月)

なるかみづき(鳴神月)

ばんげつ(晩月)

ふくげつ(伏月)

まつかぜづき(松風月)

みなづき(水無月)

ようひょう(陽氷)

6月の年中行事

6月1日 - 衣替え

6月初旬 - 加賀百万石まつり(日本・石川県金沢市

6月21日頃 - 夏至北半球、20日・22日となることもある)

6月23日 - 慰霊の日(日本・沖縄県

6月30日 - 大祓

6月第1日曜日 - プロポーズの日(日本)

6月第2日曜日 - 花の日

6月第3日曜日 - 父の日(日本)

6月下旬 - 3月決算の多くの会社で定期株主総会が開かれる

6月に行われるスポーツ

第1日曜を含む週末 -
全米女子オープンゴルフ

第1土曜 - ダービーステークス(競馬 イギリスエプソム競馬場

上旬から中旬 - NBAファイナル

中旬(夏至前の日曜) - ル・マン24時間レースモータースポーツ フランスサルト・サーキット

第3日曜を含む週末 - 全米オープンゴルフ

最終月曜から2週間 - ウィンブルドン選手権テニス ロンドンオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ

6月がテーマの楽曲

6月の太陽(歌: リンドバーグ

6月の天気予報(歌: スムルース

6月の雨(歌:松山千春

6月の雨(歌:谷村有美

6月の雨 (歌:究極)

6月の方舟(歌:伊藤つかさ

6月の天使(歌:高橋幸宏

六月の雨(歌: 小椋佳

六月の雨(歌:Plastic Tree

六月の雨の朝 (歌: 矢沢永吉

六月(歌:Art building)

六月 青空のように (歌: 大滝詠一

六月の雨音 (歌: Le Couple

六月の花嫁 (歌: 谷山浩子

六月の子守唄 (歌: ウィッシュ、他)

六月の花(歌:湘南乃風

六月は雨上がりの街を書く (歌:ヨルシカ

RAINBOW?六月生まれ (歌: 松田聖子

Kimono Beat(歌:松田聖子/小室哲哉

SPLEEN ?六月の風にゆれて?(歌: 沢田研二

ジューン・ブライド(歌: ザ・ピーナッツ

ジューンブライダー(歌: ポルノグラフィティ

水無月十三夜(歌:村下孝蔵

六月十三日、強い雨。(歌:安藤裕子

innocent world(歌:Mr.children

(歌:工藤静香

その他

星座 - 双子座(6月21日頃まで)、蟹座(6月22日頃から)

ストロベリームーン - 6月の満月[8][9][10][11][12]

脚注[脚注の使い方]^フランス人の結婚は「ロマンのかけら」もない・参列者の前で「財産分与法」すら読み上げる! 岩本麻奈-東洋経済(2017年6月4日)2017年6月4日閲覧
^ ストレッチマン・ゴールド「楽しくすごそう!雨の日も」より。
^ 「な」は「ない」の意に意識されて「無」の字があてられるが、本来は「の」の意で、「水の月」「田に水を引く必要のある月」の意とされる。(日本国語大辞典、第18巻、p.625、1976年4月15日第1版第2刷、小学館)
^ “語源由来辞典 - https://gogen-yurai.jp/minazuki/”. 2018年6月28日閲覧。
^ a b c d 「休無月」返上、6月にも祝日を 過労死弁護団呼びかけ - asahi.com(ウェブアーカイブ)
^ a b 『6月に休日がないのはなんで?』調査 ウィふり調査団 - FreeML


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