5時から9時まで
ジャンルラブコメディ、群像劇
漫画
作者相原実貴
出版社小学館
掲載誌Cheese!
レーベルCheese! フラワーコミックス
発表号読切:2009年9月号
連載:2010年3月号 - 2020年5月号
発表期間2009年7月 - 2020年3月24日
巻数全16巻
漫画:エレベーター降りて左
作者相原実貴
出版社小学館
掲載誌Cheese!
レーベルフラワーコミックス
発表号2021年1月号 -
発表期間2020年11月24日 -
巻数既刊1巻(2021年10月現在)
ドラマ:5→9?私に恋したお坊さん?
原作相原実貴
監督平野眞、谷村政樹、相澤秀幸
脚本小山正太、根本ノンジ
音楽出羽良彰、羽深由理
制作フジテレビドラマ制作センター
製作フジテレビ
放送局フジテレビ
放送期間2015年10月12日 - 12月14日
話数全10話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・テレビドラマ
ポータル漫画・テレビ・ドラマ
『5時から9時まで』(ごじからくじまで、From five to nine)は、相原実貴による日本の漫画作品。
『Cheese!』(小学館)にて2009年9月号に読み切りとして掲載された後、2010年3月号より連載化され[1]、2020年5月号で完結した[2]。帯の文句は「相原実貴が描く・東京版SEX AND THE CITY!?」。一つの英会話学校を主な舞台にし、複数の恋模様の進展を群像劇形式で進めていく。その後、スピンオフである『エレベーター降りて左』が同誌にて2021年1月号より連載中[3]。シリーズの類家発行部数は2021年10月時点で500万部を突破している[小 1]。
メディアミックスとして、映像化が『Cheese!』2015年10月号にて発表され[4]、同年10月から12月まで『5→9?私に恋したお坊さん?』のタイトルでテレビドラマ化された。 海外ドラマのような生活を夢見ている、英会話講師の桜庭 潤子。27歳の誕生日を境になぜか次々と異性から好意を寄せられるが、なんの因果か毛嫌いしていた見合い相手の僧侶、星川 高嶺と関係を持ってしまう。「深く結ばれた間柄なら結婚は当然の成りゆき」と主張する星川だったが、仕事のスキルアップと海外生活を夢見る潤子には、どうしても星川と結婚し「寺の嫁」になることが受け入れられない。 潤子が複数の男性達との恋に悩んでいる一方、友人で同じく英会話講師の山淵 百絵は彼氏いない歴=年齢の処女であることに悩んでいた。クールだと誤解される性格はただ不器用なだけで、恋人など一生できないだろうと諦めながらもオタクな趣味を日々の糧にしていた。そんな折に、美形白人講師のアーサー・ラングに趣味を知られ、同時に優しいと評判だった彼が腹黒なことを知ってしまった百絵は、互いの秘密を守ることと引き換えに表向きだけ恋人を演じるはめになってしまった。 英会話学校で事務職員を務める毛利 まさこは、潤子や百絵のような英語スキルを持たずキャリアアップ思考もなく、若さを武器にできるうちに一刻も早く素敵な男性と結婚したいと望んでいた。潤子の男友達であり彼女とは友情以上の思いも抱きあっている三嶋 聡を結婚相手として狙っていたまさこであったが、成り行きでまだ高校生の蜂屋 蓮司と寝てしまう。 蜂屋の友人である男子高校生の里中 由希は、潤子に一目惚れして英会話学校に入校したが、彼女は魅力的な大人の男性達から求愛を受けており、由希に付け入る隙はなかった。自信家の潤子とは対照的に控えめでネガティブな彼女の妹・寧々は、姉への報われない恋に悩む由希に惹かれていく。 一つの英会話学校を主な舞台に、複雑な恋愛模様が繰り広げられる。
あらすじ
登場人物
主要人物
桜庭 潤子(さくらば じゅんこ)
声 - 白石涼子 / 演 - 石原さとみ[5]本作の主人公。英会話学校の非常勤講師。上智大学を卒業後、外資系証券会社に就職、3年後に英会話講師へ転職。27歳。日本人講師の中ではトップクラスの英語力。スキルアップして、いずれは海外で仕事をしたいと夢見ている。27歳の誕生日にその場の勢いで星川と肉体関係を持つ。一度きりのはずだったが、住んでいたマンションが建て替えになり、見合いを勧めた祖母の提案で星川の寺に下宿することになる。「超やっかいな性格の見合い相手」である星川と「大学時代からの友人」の三嶋の間で心が揺れ動く。また、女生徒だと思っていたユキにも告白される。西洋的な物や価値観が好きで、ご飯よりもパン、お茶よりもコーヒーを好む。マノロ・ブラニクやジミー・チュウのパンプスをカード払いで購入している。
星川 高嶺(ほしかわ たかね)
声 - 平川大輔 / 演 - 山下智久[5]潤子と見合いをした僧侶。東京大学卒で、文学部でインド哲学を学んだ。実家の寺は多数の檀家を擁し資産家である。お堅い性格で、潤子と関係を持ったことで「深く結ばれた間柄なら結婚は当然の成りゆき」と主張し、ストーカーを思わせるほどに彼女に執着し追いかける。真摯に潤子を愛するが、尊大な言動が目立つ。「何事もすべて修行」という考えのもとで過去には後腐れのない女性経験が豊富で性に関してテクニシャンだが、男女関係は面倒だと思い誰とも恋はしていなかった。異様に嫉妬深く、潤子が仕事で男性と二人きりになるのも耐えられない。