480iは、日本など放送方式NTSCが採用されていた地域においてのSDTV、標準画質。有効垂直解像度480本かつ、インターレース(飛越走査)の動画を指す略称である。これは日本や南北アメリカで使用されていた放送方式NTSCやPAL-Mの有効垂直解像度が483本だったためで、それを放送、録画、再生するために使われた。画面アスペクト比は4:3もしくは16:9である。480iは日本の放送規格ISDBで放送できる。フレームレートは59.94がよく使われる。その後、世界的に480iの約2倍の垂直解像度を持つ1080i(HD)に少しずつ移行した。NTSCの有効垂直解像度から若干減少しているため、NTSC映像を扱うには480以外にも483、486、720x512(XDCAM)が存在する。
正方形ピクセルにおいて640×480、つまりVGA、30万7200画素の動画となる。
放送、DVDでは720×480、704×480が一般的である。
名称
525i、すべての走査線を合わせた数。
「標準画質」、「ノーマル」
「SDTV」を略して「SD」
D端子から「D1」
NTSCグリーンとブラジルが480i地域、それ以外は576i
日本やアメリカで使用された、NTSCと呼ばれるアナログテレビ規格に480iは由来するが、480は正確なNTSC解像度より少ないので注意が必要である。例えば「VHSは480iである」とするのは正確ではない。 483が正しいNTSCにおける有効走査線である。480は若干少ない。 486は放送局・業務用機材で使われる。SD-SDI(SMPTE 259M)で270Mbit/sである。放送用ビデオD1-VTRではデジタル非圧縮で720×486にて記録できる。 NTSCの映像信号、525本から240本のフィールドずつ取り出して、合計480にしている。これには2種類のパターンがあり、確認しないと1ラインずれることになる。 CRTコンピュータ、CRTテレビ受像機における水平走査周波数は。15.75kHzである。 おおよそハイビジョン放送、1080iの1/5の画素数である。 任天堂はNINTENDO64まで、ソニーはPlayStationまで480i(D1)までの出力(GC、PS2は480p対応)。また、旧式の古いゲーム機はNTSCに厳格な480iで出力されておらず、NINTENDO64・PlayStation程度の世代までのゲーム機に関しては240p 525本
483
486
525本から480本
CRTディスプレイ
他の動画における解像度と比較
1080i/p(シアン)720p(グリーン)480i/p(レッド)576i/p(レッド+イエロー)
家庭用ゲーム機
放送
ISDB日本ではマルチチャンネルが行われている場合480iになる(最大3チャンネル)
DVB
ATSC
スカパー! チャンネル一覧(HDとなっていないもの、スカパー!プレミアムサービスはDVB準規である、2014年終了予定。)
関連項目
480p(480iの順次走査バージョン)
ワイドクリアビジョン
NTSC(60フィールド)
PAL#PAL-M(60フィールド)
表
話
編
歴
ビデオフォーマット
System M
NTSC
NTSC-J(クリアビジョン / ワイドクリアビジョン)
PAL-M
625本
PAL
PAL-N
PALplus
SECAM
音声
BTSC(MTS)
NICAM-728
Zweiton(A2/IGR)
EIAJ
SAP
Sound-in-Syncs
音声多重放送
信号
クローズドキャプション
文字多重放送
CGMS-A
GCR
PDC
VBI
VEIL
VIT
VITC
WSS
XDS
EPG
データ多重放送
ADAMS
ビットキャスト
過去
1940年以前
Baird-Nipkow
180 lines
405 lines
441 lines
ハイビジョン(1035i)
MAC
MUSE
デジタル
HDTV(1080i)
プログレッシブ
LDTV