3D彼女
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ジャンル
少女漫画恋愛学園
漫画
作者那波マオ
出版社講談社
掲載誌デザート
レーベルKCデザート
発表号2011年9月号 - 2016年7月号
発表期間2011年7月23日 - 2016年5月24日
巻数全12巻(単行本)
全12巻(新装版)+番外編 電子書籍
話数全47話
アニメ:3D彼女 リアルガール
原作那波マオ
監督直谷たかし
シリーズ構成赤尾でこ
キャラクターデザイン栗田聡美
音楽Akiyoshi Yasuda
アニメーション制作フッズエンタテインメント
製作アニメ「3D彼女 リアルガール」
製作委員会
放送局日本テレビほか
放送期間第1シーズン:2018年4月 - 6月
第2シーズン:2019年1月 - 3月
話数全24話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ映画
ポータル漫画アニメ映画

『3D彼女』(リアルガール)は、那波マオによる日本漫画作品。『デザート』(講談社)にて2011年9月号から[1]2016年7月号まで連載された[2]。単行本はKCデザートから全12巻が刊行された。累計発行部数は紙媒体と電子媒体を合わせて2019年2月時点で150万部を突破している[3]

『3D彼女 リアルガール』(スリーディーかのじょ リアルガール)のタイトルでテレビアニメ化、実写映画化されている[4][5]

恋愛物といえば、男女が紆余曲折を経て結ばれるのが王道であるが、当作品は早期に恋人関係が成立し、愛を深めていくのが特徴になっている。また、少女漫画のカテゴリーではあるが、男主人公且つ男目線で描かれている。
あらすじ

アニメやゲームが好きな高校3年生の筒井光は、男癖と女受けの悪さで有名な五十嵐色葉から交際を申し込まれる。葛藤の末に付き合うことにした筒井は、色葉が転校するまでの半年間、対人関係の変化や現実の荒波に直面しながらも色葉との仲を深めていく。
登場人物

声の項はテレビアニメの声優、演の項は実写映画俳優
主要人物
五十嵐 色葉(いがらし いろは)
声 -
芹澤優[6] / 演 - 中条あやみ[5]本作のヒロイン。彼氏が次々出来るほどの美少女だが、同性からの評判は悪く、友人はいない。筒井とは遅刻した罰として一緒にプール掃除を課せられた際に面識をもち、伊東や痴情のもつれに巻き込まれた自分を庇ったことから興味を抱き、転校するまでの半年間限定で交際を開始。頭部に疾患があり、手術のため海外へ行く期日が迫りくるなかで、次第に筒井の不器用ながらも真っ直ぐな面に惹かれていき、真剣に交際するようになる。筒井に対しては一途で、色葉が筒井を見限るというよりは、筒井の鈍感さに不安をこじらせて爆発するケースが多い。
筒井 光(つつい ひかり)
声 - 上西哲平[6] / 演 - 佐野勇斗[5]本作の主人公。高校3年生。色葉や中学校の知人からは「つっつん」と呼ばれる。アニメやゲームを好むおたくであり、現実では家族や趣味を共有する伊東を除いて、異性や他人と関わることを苦手としていた。このため空気が読めず、良かれと思った行動が裏目に出てしまうことが多い。小学校から高校まで、オタクであることから周囲に自己を否定され続けていたため、自分に自信がないのが欠点である反面、いぢめ慣れしているので多少のことでは動じない。当初は色葉のことを自分と対照的な派手な女として見ていたが、交際を始めると自分を色眼鏡で見ずに向き合ってくれる色葉を本気で好きになり、同時に石野や綾戸、高梨を始めとする周囲の人間と交友関係を構築するなど人間的にも成長していく。世間的には冴えないおたくという評価であり、従って色葉の相手には不釣り合いと見られている。付き合ってみなければ筒井の良さが理解できないため、それが高梨や千夏といった外見偏差値の高い面々から攻撃を受ける要因になっていた。
伊東 悠人(いとう ゆうと)
声 - 蒼井翔太[6] / 演 - ゆうたろう[7]筒井の友人。筒井同様オタクであり、常時猫耳をつけているのが特徴。筒井の良き理解者として色葉との交際を後押しし、その後も助言をするなど彼をサポートする。当初は現実での恋愛に関心がなかったが、筒井を介して知り合った綾戸に好意を抱き、一度は断られ失恋するが、紆余曲折をえて恋愛関係に発展する。なお、筒井も含めて大概が伊東呼ばわりで、フルネームが明かされるのは相当、後のことになる。
石野 ありさ(いしの ありさ)
声 - 津田美波[6] / 演 - 恒松祐里[7]筒井と伊東のクラスメイト。筒井に恋愛相談をされたのを機に彼や色葉、伊東と友達になり、彼らの恋愛模様にアドバイスをするようになる。シュン(声 - 岸尾だいすけ)という同級生と付き合っていたが、金づるにしか見られておらず、破局。その後は高梨に何度もあしらわれながらもアプローチを続け、付き合うこととなる。
綾戸 純恵(あやど すみえ)
声 - 上田麗奈[6] / 演 - 上白石萌歌[7]筒井たちの2つ下の学年の女子。園芸部所属。アニメが好きで、筒井が落としたアニメ雑誌を拾ったことで彼と知り合い、共通の趣味をもつ友人関係となる。そうして筒井を慕うようになり告白するが、色葉に対する筒井の想いを聞いて失恋。その後、伊東に告白され、恋愛することに戸惑いを覚えるが、石野の後押しもあり付き合うことになる。おたくであることから、クラスから孤立している。筒井と同様に対人能力が難があり、それ故に無神経な行動をとってしまった事もあった。
高梨 ミツヤ(たかなし ミツヤ)
声 - 寺島拓篤[6] / 演 - 清水尋也[7]筒井の同級生。プライドが高く高圧的な振る舞いが目立つが、妹を溺愛し、母子家庭を支えるために大学を目指すなど家族思いな一面ももつ。色葉への好意から筒井にロリコン疑惑を被せて周囲から孤立させるものの、孤立慣れしている筒井は全く動じず、かえって気遣われるほどだった。その企みも、色葉にばれたことで失敗に終わり、冤罪をかけたのが引け目になってしまって、図らずも筒井たちと交友をもつようになる。
主要人物たちの関係者
筒井 紀江(つつい きえ)
声 -
橘U子 / 演 - 濱田マリ[8]筒井の母。明朗でオープンな性格。20年前は美人で多くの恋愛を経験してきたが、充の一途さに胸を打たれて結婚した。実家は北海道長万部にあり、離婚危機の時は息子を連れて実家に帰る可能性もあった。
筒井 薫(つつい かおる)
声 - 青木志貴 / 演 - 荒木飛羽[8]筒井の弟。小学生。兄とは対照的にミツヤの妹と付き合うなど積極的で、毒舌家。
筒井 充(つつい みつる)
声 - 堀内賢雄 / 演 - 竹内力[8]筒井の父。接着剤の研究をしている。光同様、内向的な性格だが、愛妻家で家族を第一に考えている。疑いをかけられても、説得が無理だと判するや否や、あっさりと弁明を諦めてしまうあたりは光に似ている。高血圧を患っている。
高梨 あんず(たかなし あんず)
声 - 小岩井ことりミツヤの妹。迷子になった所に筒井と出会うが、兄に言われるままに声を上げたため筒井のロリコン未遂容疑の原因を作ってしまう。同級生の薫が筒井の弟だと知り、後悔のため高校に来たことにより色葉が真相を知るきっかけとなる。
五十嵐 千夏(いがらし ちか)
声 - 小林裕介色葉の義弟。美形で留学生であり、英語に堪能。幼いころから色葉を好いており、頼りなく見える筒井に良い思いを抱いていない。実写版では未登場。
その他
えぞみち
声 -
神田沙也加(アニメ版・実写映画版[8])筒井が好きなテレビアニメ『魔法少女 えぞみち』のヒロイン。語尾に「べさ」を付けるのが特徴。劇中では筒井の妄想として登場、筒井が悩んだ時に現われて、間違いを指摘したり、決断を後押しするのが主な役目。
間淵 慎吾(まぶち しんご)
声 - 間島淳司 / 演 - 三浦貴大[8]色葉の主治医。名前は実写映画のみ設定されている。世間的にはエリートな人物で、筒井が交際初期の頃に、色葉と間淵が一緒に歩いているところを目撃した時には乗り換えられたとショックを受けていた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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