360°モンキーズ
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360°モンキーズ
メンバー山内崇
杉浦双亮
結成年1997年
解散年2018年
事務所太田プロダクション
活動時期1997年 - 2018年
出身太田プロお笑いセミナー2期生
出会い帝京高校
現在の活動状況解散
(杉浦はピン、山内は引退[1]
芸種コントものまね
過去の代表番組とんねるずのみなさんのおかげでした
公式サイト公式プロフィール
受賞歴
2006年 第8回細かすぎて伝わらないモノマネ選手権優勝
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360°モンキーズ(さぶろくモンキーズ)は、かつて存在した日本お笑いコンビ

太田プロダクションに所属していた。帝京高校帝京大学出身。1997年結成。2018年1月解散[1]
メンバー
山内 崇(やまうち たかし、
1975年10月11日 - )(48歳)
ボケ担当。太田プロのホームページでは東京都出身と記されているが、公式ブログのプロフィールでは、青森県生まれで、0歳から北海道広島県などに引っ越し、高校から東京育ちと記している[2]。血液型A型。帝京高校ではサッカー部所属。野球部の甲子園出場の際に、応援団のひとりとして甲子園に行ったことがあるという。2018年1月引退[1]
杉浦 双亮(すぎうら そうすけ、1976年2月8日 - )(48歳)
ツッコミ担当。詳細については「サブロクそうすけ」も参照。東京都八丈島八丈町出身。血液型B型。帝京高校では野球部所属。ジモン軍団のメンバー。2015年11月に投手として独立リーグ四国アイランドリーグplusトライアウトを受験し、その結果、愛媛マンダリンパイレーツのトライアウトに合格したことが発表され[3]、2016年に投手として正式に入団を発表[4]。同年のシーズンで引退[5]、退団した[6]
概要

コンビ名は
スノーボード用語の「360(サブロク)」と、映画の『12モンキーズ』を組み合わせて名付けた[7]

帝京高校の同級生で野球部とサッカー部出身という組み合わせは、偶然にもとんねるずと全く同じ。

東尾理子とは高校の同級生で仲が良かった。

山内の父親は元海上自衛官

杉浦の実家は寺院で、僧侶である父親から「ブレイクしなかったら芸能界を引退して寺を継げ」と言われている。一方で父親が初代らしく、「人が生きていくには笑いが必要」との理念を見出しており、「芸人としての活動を励ましてくれたこともあった」と雑誌のインタビューで語ったこともある。

杉浦は現役プロ野球選手と交友関係があり、実際に選手のブログにも紹介されている。

杉浦はゴルフも趣味としており、ベストスコアは79。

2018年1月12日、コンビで出演した「60TRY部」(ラジオ日本)にて山内の芸能界引退のため、1月末にコンビを解散する事を発表した[8]

ネタ

以前は普通のコントや
漫才も見せていたが、主にショートコントを披露していた。「ワンツー、ズンズンザッ!」(ネタの終わりには「ワンツー、ワンツー、ワンツー、ズンズンザッ!」と言う)というフレーズを、ショートコント間のブリッジとして使用する。ショートコントにはものまねやマニアックなゲーム・マンガの場面など、伝わらない部分もある。

「先日の合コンでウケたギャグ」と称してコンパの状況を模して一発ギャグも披露していた。この時のみ、ギャグの後に「コンパではウケるんだよ?」と言いながら客席を指差してステージ上を歩くブリッジを行う。

モノマネ
「博士と助手?細かすぎて伝わらないモノマネ選手権?」での2人
杉浦は『
とんねるずのみなさんのおかげでした』「博士と助手?細かすぎて伝わらないモノマネ選手権?」のコーナーの常連で、2017年12月にコーナーが終了した現在、唯一の皆勤(全17回連続[9])出場者である。第11回においては特注の落下セットを用意されるなど、もはやこのシリーズには欠かせない存在となっていた。主なネタとして日本のプロ野球にてプレーした、お世辞にも決して大活躍したとは言えない打席時の外国人選手(ブーマー・ウェルズチャーリー・マニエルトーマス・オマリーなど一部を除く)のモノマネを行う。モノマネを披露する際はどの選手であってもほぼ必ずランディ・バースのヒッティングマーチを歌いながらやるのがお約束となっており、歌い方も「ヴィェー、ヴィェーヴィェーヴィェー、ヴァーダヴァンダヴァダダヴァーヴァーヴァー、ヴァンダヴァーダヴァンダヴァダダヴァーヴァーヴァー」(本来の歌詞は、「バース、かっ飛ばせバース、ライトへレフトへホームラン」である)という極めて独特なもの。その他、場内アナウンス(ウグイス嬢)のモノマネをしたりネクストバッターズサークルの場面ではBGMが遠くで流れているように表現したり、スローモーションの場面ではBGMもゆっくり歌ったりするなど芸の細かさを見せ付けている。過去にはメジャーリーガー台湾プロ野球の選手を扱ったこともあり、その際は口ずさむBGMもはそれらしいフレーズ(場内BGMなど)に変えている。また、第4回時に一度だけ審査員の石橋貴明のリクエストにより、日本人選手である元ダイエー山之内健一のモノマネを扱った。しかしこの時も歌っていた応援曲はバースのものだった。これはおそらく、山之内が高校時代「九州のバース」の異名をとっていたからではないかとも推測できる。また、初めてヒッティングマーチを歌いながら披露したモノマネはセシル・フィルダーであったが、実際に球場で使われていたフィルダーのヒッティングマーチも、バースの流用であった。なお、第16回において高校野球のネタを扱った時は応援歌も「夏祭り」になっていた。何故か元日本ハムマイク・イースラーのモノマネをしようとすると披露し終える前に必ず落とされる。それが恒例になってきて、杉浦もイースラーをオチと考えているためか本人の面影が残らない程のオーバーアクションになってしまっている他、後には野球のプレーとは全く無関係のネタ(バス移動、サッカー観戦、空港のセキュリティチェックなど)を披露したこともある。第8回からは2人で出場することが可能になり、小田幸平役の山内も出場。立ち位置を交換しながら落ちていく「クロス落ち」を披露し、初優勝を成し遂げた。第10回では「ダブルサイレント落ち」「2人時間差落下」などの新技を披露し、貫禄をも見せ付けた。なお山内は、パ・リーグネタ向けとして“メガネをかけた捕手”という共通点のある吉永幸一郎役を務めることがある。ネタの細かなシチュエーションに間違いも数点存在する。前述のようにイースラーのオーバーなバッティングフォームや、どの選手でもバースのヒッティングマーチを口ずさむ他に実際には存在していなかった事実を扱ったモノマネもいくつかある。

広島アルフォンソ・ソリアーノは右打ちだが、第8回で「ソリアーノ」と言って杉浦が演じたのは左打者だった。

松山坊っちゃんスタジアムでの元阪神マイク・グリーンウェルのモノマネを行ったが、グリーンウェルの日本在籍時に松山坊っちゃんスタジアムは存在していない。

倉敷マスカットスタジアムでの元中日ベニー・ディステファーノのモノマネを行ったが、ディステファーノの日本在籍時に倉敷マスカットスタジアムは存在していない。


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