ARMアーキテクチャはv7まで32ビットであったが、2011年に発表されたv8で64ビットに対応した[1]。 画像データのピクセルフォーマットにおいて、ピクセルあたり32ビットを割り当てることがよくある。RGBカラーの場合、各チャンネルに8ビットを割り当て、さらに8ビットのアルファチャンネルまたはダミーチャンネルを付加した24ビット(32ビット)トゥルーカラー形式(RGBA/RGBXなど)がよく使われる。アルファブレンドをしない場合でも、ピクセルあたりRGBのみの24ビットとせず、ダミーチャンネルを付加して32ビットとする理由は、32ビットプロセッサなどにおいてメモリアドレッシングの効率がよいからである。ただし、透過情報を持たない画像ファイル形式として保存する場合は、容量節約のためにピクセルあたりRGBのみの24ビットとすることもある。 グレースケール画像の輝度表現などに浮動小数点数を使用することもある。例えば単精度浮動小数点数を利用して、ピクセルあたり32ビットのグレースケール画像またはチャンネルあたり32ビットのカラー画像とすることで、データ量は増加するものの、画像のハイダイナミックレンジ合成などが可能となる[2]。TIFF形式で標準的にサポートされているほか、医療用の画像データ通信規格DICOMでも標準化されている。 32ビットファイルフォーマットは、各データの要素(ワード)が32ビット(4バイト)の、バイナリファイルフォーマットである。 Windows Metafile形式(WMF)は16ビットだったが、のちにEnhanced Metafile形式(EMF)で32ビットに対応した。 VulkanやOpenCLにてシェーダープログラムあるいはデバイスカーネルコードの中間表現として使われているSPIR-V
画像データフォーマット
32ビットファイルフォーマット
脚注^ ARMが64ビット対応アーキテクチャ「ARMv8」を発表、サーバー機器向けの展開を本格化 - EDN Japan
^ Photoshop でのハイダイナミックレンジ(HDR)画像
^ Vulkan Environment for SPIR-V :: Vulkan Documentation Project
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