スウェーデンでは、ブレーキンゲ県のほとんどの鉄道がこの軌間であったことから、ブレーキンゲ軌間と呼ばれている[10]。
この軌間の別名であるケープ軌間は、1873年に採用された現在の南アフリカのケープ植民地にちなんで名付けられた[3]。ケープ軌間(英: Cape Gauge)という用語は、オランダ語ではKaapspoor、ドイツ語ではKapspur、ノルウェー語ではkappspor、フランス語ではvoie capeなどの他の言語でも使用されている。1960年代のメートル法移行後、南アフリカ鉄道の軌間は、公式の出版物では、1067 mmではなく、1065 mmとしている[11]。
ニュージーランドでは、コロニアル軌間(英: Colonial Gauge)という名が使用されていた[12][13]。
オーストラリアでは、イギリス植民地時代の用語である3フィート6インチ軌間が使用されている。いくつかのオーストラリアの刊行物において、medium gaugeの用語も使用されている[14]。オーストラリアは、1435 mmまたは1600 mmが標準の軌間であり、1067 mm軌間は、しばしば狭軌と呼ばれている。 輪軸の調整が必要であるが、最小曲線半径と車両限界などの観点からは1067mmと同じぐらいである。
類似の軌間
1100 mm(3フィート 7+5⁄16インチ)- サンタ・テレサ・トラム
1093 mm(3フィート 7インチ)- ヒューピング - アッタースベルク - リッダーヒッタン鉄道
国/地域鉄道
アンゴラアンゴラの鉄道を参照。数路線の610 mmあるいは1000 mm軌間の鉄道が改軌された。
オーストラリア「オーストラリアの鉄道」も参照延長15160 km。ニューサウスウェールズ州の保存鉄道であるジグザク鉄道