3丁目のタマ_うちのタマ知りませんか?
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「3丁目のタマ」はこの項目へ転送されています。劇場アニメについては「3丁目のタマ おねがい!モモちゃんを捜して!!」をご覧ください。

3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?
ジャンルコメディ
アニメ
監督前田庸生(第1期)
武藤裕治(第2期)
シリーズディレクター難波日登志(第1期・シリーズコーディネイション)
シリーズ構成外山草(第2期)
キャラクターデザイン島田良一(コンセプト)
久岡健弥(第1期・コーディネイション)
大島りえ(第2期)
音楽都留教博(第1期)
山川恵津子(第2期)
アニメーション制作グループ・タック
製作ソニー・ミュージックエンタテインメント
ソニー・クリエイティブプロダクツ(第2期)
放送局毎日放送TBS系列
放送期間第1期:1993年7月3日 - 8月28日
第2期:1994年4月3日 - 9月25日
話数全35話
(第1期:全9話、第2期:全26話)
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?』(さんちょうめのタマ うちのタマしりませんか)は、毎日放送(MBS)を制作局としてTBS系列にて放送されたテレビアニメである。ただし、後述のとおり、第1シリーズの前半はOVA作品の『3丁目物語』をそのまま放映している。
概要

ファンシー文具の人気キャラクター「タマ&フレンズ」からの派生作品。3丁目に住む岡本たけしの飼いネコのタマが友達のネコや犬のキャラクターが次々に加わり繰り広げられていくストーリーである。

第1期は1993年7月3日から同年8月28日まで毎週土曜18時00分 - 18時30分(一部の地域では放送時間が異なる)。前番組の『新伍のワガママ大百科』が急遽打ち切りとなったため、土曜18時枠のMBSアニメ制作第1作となる。この番組以降、『機動戦士ガンダム00』(第1シーズン)までMBS制作・TBS系列放送形式による土曜日夕方6時枠におけるアニメ・特撮枠(土6)が定着することになる。なお、第1シリーズ第1回 - 第6回は、既に1989年にOVAとして発売されていたものがそのまま放映され、第7回 - 第9回(最終回)までが新作になっている。第7回以降はタマたちが会話するようになるなど、大幅な設定変更が行われている。第2シリーズは、第1シリーズ第7回以降の設定をそのまま引き継いでいる。

第2期は1994年4月3日から同年9月25日まで毎週日曜11時00分 - 11時30分の放送だった。全26回。また、平成6年度文化庁優秀映画部門「こども向けテレビ用映画部門」最優秀TVシリーズを受賞している。

このほか、劇場用アニメ映画版『3丁目のタマ おねがい!モモちゃんを捜して!!』(1993年公開)がある。

かつてアニマックスでも『みんなあつまれアニメっこ』に内包される形で放送されていた(2002年当時)。劇場版も同局で放送された。なお、タマ&フレンズからの派生作品としてはアニマックスで放映されているアニメ『タマ&フレンズ 探せ!魔法のプニプニストーン』があるが、こちらはタマ&フレンズのキャラクターを使用していること以外、本作との共通点はない。

アニメ作品の本放送終了以降も、タマ&フレンズとしてのキャラクターは流通しており、小学生向けの教育教材・文房具、荘内銀行きのくに信用金庫のマスコットキャラクターなどとして、あらゆる場面で人気を博している。2004年には、キャラクターの誕生20周年を記念して、初ビデオ化作品6話が映像特典として収録されたDVD-BOXも販売された[1]。また2012年には、キャラクターの誕生30周年を記念して角川書店から小説版(アニメとは異なるオリジナルストーリーで展開される)が出版されることが発表された[2]。他にもケロロ軍曹とコラボしたグッズが発売されていた。2019年12月20日に初Blu-rayが発売される。

また、テレビシリーズ製作決定以前の1989年に製作されたオリジナルビデオ作品である『3丁目物語』では、本作とは異なりタマたちのコミュニケーション描写は日本語での会話ではなく、「ミャー」や「ワン」といった、動物の鳴き声のみで描かれている。こちらはVHSでの販売以降、長らく再放送やリメイクされることがなかったが、2013年にキャラクター生誕30周年記念として、デジタルリマスター版が発売された。
作品の特徴

本作は、全体的に幼児向けアニメとしてのイメージが強く、大半の作品は、ほのぼのとした雰囲気の中で動物たちの楽しげな生活を描いた物である。しかし作中では、「出会いと別れ(生と死)」といった、重い描写がされることもしばしば見られる。

時折織り込まれるギャグの部分にも、成人以上をターゲットとした表現がなされることもある。

作中では、登場する人間たちはタマたちの話している言葉を理解できないという設定である。一方で、タマたちは人間の言葉を理解している。ただし、最終回のキャプテンキャット★タマでは例外的に人間たちと普通に会話していた。

最終回はいわゆる
パラレルワールドになっており、タマと仲間たちが悪党と対決するという内容となっている。ラストではタマたちとその飼い主たちが視聴者に別れの挨拶をして締めくくった。

登場キャラクター
ネコ
タマ
- 笠原弘子本作の主人公で岡本家の飼い猫。頭の上の黒いブチとカギ尻尾が特徴の男の子。一人称は「ぼく」。好奇心旺盛で正義感が人一倍強く、その性格ゆえ仲間からはかなり信頼されている。しかし、後先考えずに行動することが多いため、迷惑がられることもある。飼い主であるたけしと、花咲家の飼い猫であるモモに対して、非常に好意を寄せている。母親は白猫のミーコで、兄弟4匹とともに田舎のおばあちゃんの家で生まれる。誕生日は、向日葵が咲き始める時期である6月28日。
モモ
声 - 椎名へきる花咲家の飼い猫。首につけたリボンと鈴がトレードマークの女の子。一人称は「わたし」。「タマのはつこい」で3丁目に引っ越して来て以来、タマたちと一緒に毎日遊んでいる3丁目の猫たちのアイドル的存在。少し寂しがりやで甘えん坊な一面もあるが、実は気が強く負けず嫌いである。なお、首につけているリボンと鈴は、花咲家に引き取られる際に母親から受け取った想い出の品だった(しかし、作品中で下水道に落として失ってしまい、それ以降はエミが用意した物ものを身につけている)。たっぷりのミルクを入れた紅茶とイチゴのショートケーキが大好物。
トラ
声 - 坂本千夏大木工務店の飼い猫。全身の縞模様が特徴の男の子。一人称は第1期の映画では「オレ」「ボク」、第2期では「オイラ」。非常に威勢がよく、江戸っ子のような口調でしゃべる。高いところに登るのが大好きで、どんな危険な場所でも進んでいってしまうため、仲間をハラハラさせることも多い。トラブルを引き起こすことも多く、モモからは「単純だわ」と、あきれられている。ベーやノラとはライバル意識が強いらしく、些細なことでよく喧嘩をする。鰹節をかけたご飯とカニ缶が大好物。
ベー
声 - 雨蘭咲木子(第1期)、まるたまり(第2期)3丁目の新聞屋の飼い猫。真っ黒な体と、頭の後ろにつけた絆創膏が特徴の男の子。ネコたちの中で唯一ヒゲが3本生えている。一人称は「ボク」。3丁目の地理に精通していて、裏道や抜け道を数多く知っているが、それでも満足せずにいつも新しい道を探している。勘に頼って新しい裏道へ続く抜け穴を見つけたり、ブルの居場所を突き止めたことも。また、新聞屋の猫であるにもかかわらず、早起きを苦手としている。自転車のうしろに乗るのが大好き。
ノラ
声 - 勝田治美(第1期)、津賀有子(第2期)空き地に住んでいる野良猫。左目の周りにあるブチが特徴の男の子。一人称は第1期では「オレ」、第2期では「ぼく」。知的でクールな性格。そのため、ネコたちの中では一番頼りにされるリーダー的な存在。人間界の知識にも詳しく、そのことに関する助言をすることも多い。ケンカなどは一切好まないが、なぜかトラとはいがみ合うことが多い。昼寝の途中に起こされるのが大嫌い。かつては飼い猫だった時期があるが、その飼い主の女性が病気で亡くなったため、再び野良猫に戻っている。また、寒さに凍える捨て猫を暖めるが手遅れになり、飼い主の死亡を思い涙する。トラと同じくカニ缶が好物。
コマ
声 - 渡辺真砂子(映画)、荒木香恵(第2期)3丁目にある銭湯「松の湯」の飼い猫。大きなブチと、口の周りのそばかすが特徴の女の子。


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