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出典検索?: "29歳のクリスマス"
29歳のクリスマス
ジャンルドラマ
企画宅間秋史、石原隆
脚本鎌田敏夫
演出鈴木雅之、星田良子
出演者山口智子
松下由樹
柳葉敏郎
仲村トオル
オープニングマライア・キャリー「恋人たちのクリスマス ("All I Want for Christmas Is You")」
製作
プロデューサー中山和記
制作フジテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1994年10月20日 - 12月22日
放送時間木曜 22:00 - 22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数10
フジテレビ基本情報
特記事項:
最終話は30分拡大
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『29歳のクリスマス』(29さいのクリスマス)は、1994年10月20日 - 12月22日の22:00 - 22:54(木曜劇場枠)にフジテレビ系列で放送された鎌田敏夫脚本のドラマ[1]。全10回。キャッチコピーは、「ひとりになりたい夜もある。」、「ひとりじゃ淋しい夜もある。」。最終回のみ30分拡大して22:00 - 23:24に放送された。第13回向田邦子賞受賞。 矢吹典子(山口智子)、今井彩(松下由樹)、新谷賢(柳葉敏郎)の3人の友情を、それぞれの恋や仕事の厳しさを絡めて描いている。 アパレル会社に勤める典子は、29歳の誕生日に頭に円形脱毛症ができてしまう。また、仕事でもパリコレに派遣されるはずがパブの店長に出向となり、恋人・久保田(神保悟志)にも振られ、おまけに妊娠の心配が生じるなど、散々な1日になる。 女の意地で元恋人の結婚式に友人の彩、賢とともに出席した典子は、そこで知り合った業界トップクラスの木佐製作所の御曹司である木佐裕之(仲村トオル)からプロポーズを受ける。しかし「自立して生きていく」ことをモットーにしている典子は木佐の要求に応じなかった。 商社のクレーム係を務める賢は、式で見かけた一流物産会社のOLである上越香奈(水野真紀)に一目ぼれし、積極的にアプローチを始める。 カメラマンの彩は、今は結婚しているチェリストの浅葉達也(竹下欣伸)との関係が断ち切れずに続いていた。借金を抱えている彩は典子の提案で賢の家に同居することになり、後に典子も一緒に暮らすことになる。 最初は木佐のことを相手にしなかった典子だが、典子の生き方を理解し、また典子によって自分の生き方を親の財力を当てにするのではなく自分の力で生きていこうと変えていった木佐に次第に惹かれていく。五反田に開店したパブレストラン「快食倶楽部」の評判も良く、木佐との仲も順調になった典子だったが、木佐は両親の反対を押し切って新たに事業を起こそうとするが父に阻まれ失敗してしまう。木佐家が典子に出した結婚の条件は「元新聞記者であり典子の父でもある達夫(中村嘉葎雄)が論説員としてロンドンのデイリーニュースへ行くこと」だった。典子は英語をろくに話せない父にロンドン行きを懇願するが、しかしそこは肩書きだけで全く仕事の無いポストだった。 一方浅葉に「妻と別れる」と切り出された彩だが、浅葉の身勝手さを許せない彩は落ち込んでしまう。そして、やはり香奈との関係がうまくいっていない賢と一夜の関係を持ってしまう。結局、典子は木佐家の条件を断り、その代わりに木佐はフィラデルフィアの工場を建て直してから典子を迎えに行くと言って日本を去る。香奈との恋愛が叶い結婚にまでこぎつけた賢は、自分の子供が彩のお腹にいることを知らずに仙台へと再就職する。事実を賢に言わない彩をきつく叱る典子だったが、彩が一人で子供を産む決心の強いことを知り、典子は親友として彼女を支えていこうと決意するのだった。 括弧内の数字は設定年齢。
ストーリー
キャスト
矢吹典子(29)[注 1]
演 - 山口智子本作の主人公。賢と彩とは親友であり、一緒に暮らしている。