『L'Arc?en?Ciel 25th L'Anniversary LIVE』(ラルク アン シエル トゥエンティーフィフス・ラニバーサリー・ライヴ)は、日本のロックバンド、L'Arc?en?Cielが2017年に開催したコンサートおよび、それを収録したライヴアルバム・ライヴビデオ。 L'Arc?en?Ciel 映像外部リンク
コンサート
概要
25th L'Anniversary LIVE
公演が行われた東京ドーム
イベントの種類音楽系イベント
開催時期2017年4月8日・9日
会場東京ドーム
主催25th L'Anniversary LIVE事務局
キョードー東京
日本テレビ
後援Ki/oon Music
企画制作MAVERICK D.C., INC.
運営MAVERICK D.C., INC.
来場者数110,000人
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REVELATION [25th L'Anniversary LIVE]
X X X [25th L'Anniversary LIVE] - YouTube
「L'Arc?en?Ciel 25th L'Anniversary LIVE」は、L'Arc?en?Cielが2017年4月8日・9日に東京ドームで開催した、バンド結成25周年を記念したライヴ。L'Arc?en?Cielの東京ドーム公演は、ライヴツアー「TOUR 2008 L'7 ?Trans ASIA via PARIS?」以来約8年10ヶ月ぶりとなった。また、2015年9月に夢洲野外特設会場で開催したライヴ「L'Arc?en?Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO」以来約1年7ヶ月ぶりのライヴということもあり、本公演のチケット販売において60万枚という数の申し込みがあったといい、チケット問い合わせの多かった海外ファン向けに、急遽専用チケット受付を設けることとなった[1][2]。
本公演は、タイトルが示すようにL'Arc?en?Cielのバンド結成25周年を記念したライヴとなっており、<25年の年月で世界中に散らばったL'Arc?en?Cielのピースが一つの場所に集い、そしてまた世界中に旅立っていく[3]>というコンセプトのもと、ライヴ制作が行われている。ライヴ開催前には、前述のコンセプトに沿うように、新たに開設した特設サイトでWeb企画が展開された(詳細は下記項目参照)。
セットリストは、2日間で演奏された計27曲のうち19曲がシングル表題曲と、過去に開催したアニバーサリーライヴと比較し、シングル表題曲が高い割合で組み込まれた構成になっている。また、ライヴ開催前にオフィシャルサイトで、ファンから演奏曲リクエストを募集している。本公演では、リクエストから「風の行方」が選出され、セットリストに組み込まれている。余談だが、本公演開催の翌年となる2018年に行った「L'Arc?en?Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas」では、前述の演奏曲リクエストのリストから、<冬>や<雪>をテーマとした楽曲をhydeが選びセットリストを構成している。
ライヴグッズは、Tシャツやタオルといった定番アイテムの他にも、サンエックスのキャラクター、リラックマとコラボレーションした商品が販売されている。このコラボ企画「L'Arkkuma(読み:ラルックマ)」では、クリアファイルホルダー、ぬいぐるみ、マフラータオルといったアイテムが販売されている。ちなみに、リラックマがアーティストとコラボするのは今回が初のこととなる[4]。また、会場では、ソニーエンジニアリングが開発したリストバンド型ライト「FreFlow」の独自バージョンである「L'ed」が来場者に無料配布されている[5]。このリストバンドが無料配布されたのは、2014年に国立霞ヶ丘競技場陸上競技場(通称:旧国立競技場)で開催したライヴ「L'Arc?en?Ciel LIVE 2014 at 国立競技場」以来2度目となる。
また、本公演は日本国内50館の映画館で生中継された他、香港、台湾、韓国、タイ、インドネシア、メキシコ、コロンビア、コスタリカ、ペルー、グアテマラの海外9ヶ国13都市16ヶ所の映画館でもライヴビューイングが実施されており、合わせて約35,000人を動員している[6]。さらに、開催翌日となる2017年4月10日には、インターネットテレビ、AbemaTVにおいてミュージック・ビデオなどを織り交ぜながら、本公演の一部の模様が放送されている。
そして、2017年6月24日には、本公演の模様がWOWOWにてダイジェスト放送されている[7]。また、公式YouTubeアーティストチャンネルで2019年12月11日から7日連続で実施した企画「YouTube Seven days 2019」において、本公演で披露した「REVELATION」と「X X X」のライヴ映像がプレミア公開されている。
なお、本公演はL'Arc?en?Cielの所属事務所であるMAVERICKが、L'Arc?en?Cielのライヴの企画・制作に携わった最後の公演となっている。2018年以降に開催したライヴの企画・制作は、世界最大のコンサートプロモーターであるライヴ・ネイションの日本支社、ライヴ・ネイション・ジャパンが担当することとなった。これに伴い、2018年以降に開催したライヴ制作では、多くの制作スタッフが一新され、興行主体がMAVERICKからライヴ・ネイションに移行している。ライヴの企画・制作会社を変更したのは、tetsuyaの「アーティストとの信頼関係が保てるライブ制作体制を目指したい[8]」という強い思いが発端となっており、本公演が終了した後、所属事務所の代表である大石征裕とtetsuyaが協議した結果、新たな提携先を探す方向に至ったという。