25時
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、2002年の映画の「25時」について説明しています。

久保田早紀の曲の「25時」については「久保田早紀」をご覧ください。

1967年の映画については「25時 (1967年の映画)」をご覧ください。

25時
25th Hour
監督スパイク・リー
脚本デイヴィッド・ベニオフ
原作デイヴィッド・ベニオフ
製作スパイク・リー
トビー・マグワイア
ジュリア・チャスマン
ジョン・キリク
出演者エドワード・ノートン
フィリップ・シーモア・ホフマン
バリー・ペッパー
音楽テレンス・ブランチャード
撮影ロドリゴ・プリエト
編集バリー・アレキサンダー・ブラウン
製作会社40エーカー・アンド・ア・ミュール・フィルムワークス
配給 タッチストーン・ピクチャーズ
アスミック・エース
公開 2002年12月16日
2004年1月24日
上映時間135分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$5,000,000[1]
興行収入$23,928,503[1]
テンプレートを表示

『25時』(25th Hour)はスパイク・リーの監督作品で、2002年に製作・公開された米国映画デイヴィッド・ベニオフの小説『25時』を基にしている。出演はエドワード・ノートンフィリップ・シーモア・ホフマンバリー・ペッパーロザリオ・ドーソンなど。
概要

エドワード・ノートン演じるモントゴメリー・ブローガン(作中会話の大半は愛称であるモンティのみが使われている。逮捕のシーンは本名で呼ばれる)は麻薬の密売で有罪判決を受け、映画では、刑務所で7年間を過ごす前の自由な25時間を描いている。モンティ・ブローガン役には当初トビー・マグワイアが予定されていたが彼は別の映画の企画で降板して代わりに製作総指揮に回り、本来であれば彼が演ずる予定であったモンティ・ブローガン役にはスパイク・リーのファンを公言していたエドワード・ノートンが起用された。

原作は2001年のアメリカ同時多発テロ前に発表されたが、あの事件を真正面から捉えた作品にしたいという監督スパイク・リーの意向により原作には無いシーンが数多く挿入されている。例を挙げると作中でバリー・ペッパーが暮らすアパートの窓から見える世界貿易センタービルの跡地グランド・ゼロや追悼あるいは慰霊のため現場周辺を囲むフェンスに挿された花や手紙等が真正面から映し出されている。

DVDでは特典映像でスパイク・リーの映画に出演した俳優や馴染みの深い映画監督等がリーの魅力や作品について語るドキュメンタリーが収録されている。例としてデンゼル・ワシントン、エドワード・ノートン、ハル・ベリーマーティン・スコセッシ他。
ストーリー

深夜のニューヨーク、モントゴメリー(モンティ)・ブローガン(エドワード・ノートン)が仲間のコンスタンティン(コースチャ)・ノヴォトニー(トニー・シラグサ)と供に車を走らせているとモンティが道端で全身に怪我をして瀕死の状態で横たわっていた犬を見つけた。モンティはコースチャに、このまま苦しんで死ぬのを待たせるだけでは可哀想だから殺してやる、銃を貸せと言った。コースチャは、商売相手が待っている、こんなところで時間を潰している暇は無いと急かしたが、瀕死の状態であったはずの犬はしゃがんで手を差し出してきたモンティを警戒して吼え牙を向いた。見ろよこいつ、こんな状態でも生きようと必死だ、とモンティは感心した様子で言った。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:26 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef