23型フリゲート
基本情報
艦種フリゲート
命名基準イギリスの公爵家
運用者 イギリス海軍
チリ海軍
建造期間1985年 - 2000年
就役期間1990年 - 現在
2006年 - 現在
建造数16隻
前級
リアンダー級
21型
22型
次級
26型
31e型
要目
基準排水量3,600トン
満載排水量4,300トン
全長133.00 m
幅16.10 m
吃水5.50 m
機関方式CODLAG方式
主機
GEC 電動機 (2,000 shp [1,500 kW])×2基
スペイSM1A/Cガスタービンエンジン (18,770 shp [14,000 kW])×2基
推進器固定ピッチ・プロペラ×2軸
電源パクスマン-バレンタ12RPA-200CZディーゼル発電機 (1,300 kW)×4基
最大速力28ノット
航続距離7,800海里 (15kt巡航時)
乗員士官17名+下士官57名+水兵111名
兵装
55口径114mm単装砲×1基
30mm単装機銃×2基
(DS30B→DS30M)
Mk.44 7.62mm多銃身機銃×2基
L7 7.62mm機銃×4基
短SAM用VLS (32セル)×1基
(シーウルフ→シーセプター)
SSM 4連装発射筒×2基
(ハープーン→NSM)
DMTS-90 連装短魚雷発射管×2基
(スティングレイ短魚雷用)
搭載機リンクスまたはマーリン哨戒ヘリコプター×1機
C4ISTAR
SCOT
23型フリゲート(英語: Type 23 frigate)はイギリス海軍のフリゲートの艦級。艦名がいずれも公爵家に由来することから、同海軍ではデューク級フリゲート(英語: Duke-class frigates)とも称される[1][2][3][4][5]。
1990年から2000年にかけて16隻が建造された。4隻が退役し、3隻がチリ海軍へ売却された。12隻が運用されている。 イギリス海軍では、1970年代より22型フリゲートの整備に着手した。同型は極めて優秀であったが、比較的高コストの艦であり、イギリス海軍が求める戦力を整備することは難しかった。このことから、1970年代初頭より、比較的廉価なフリゲートやスループの研究が開始された。1972年に作成された試案では、オリンパス・ガスタービンエンジン1基とベンチュラ・ディーゼルエンジン2基を主機として、装備はエリコン機銃1基とエグゾセ艦対艦ミサイル4発、リンクス哨戒ヘリコプター1機を搭載するものの、艦上での整備能力は備えないこととされていた。
来歴