この項目では、日本のフォークソングについて説明しています。大林宣彦監督の映画作品については「22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語」をご覧ください。
「22才の別れ」
風 の シングル
B面約束しようよ
リリース1975年2月5日
ジャンルフォークソング
レーベルPANAM(日本クラウン)
作詞・作曲伊勢正三
チャート最高順位
週間1位(オリコン)
1975年度年間7位(オリコン)
風 シングル 年表
22才の別れ
(1975年)あの唄はもう唄わないのですか
(1975年)
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「22才の別れ」
かぐや姫 の シングル
初出アルバム『『三階建の詩』(#1)
『かぐや姫・今日』(#2)』
B面湘南 夏
リリース1984年3月20日
ジャンルフォークソング
レーベルPANAM(日本クラウン)
作詞・作曲伊勢正三
かぐや姫 シングル 年表
雪が降る日に
「無邪気な天使」嶋大輔
(1983年) 「22才の別れ」かぐや姫
(1984年) 「導火線」
世良公則
(1984年)
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「22才の別れ」(にじゅうにさいのわかれ)は、日本のフォークデュオ「風」のデビューシングルである。
1975年2月5日に日本クラウンより発売された。 元々は「かぐや姫」の伊勢正三が1974年のアルバム『三階建の詩』のために書いた2曲のうちの1曲(もう1曲は「なごり雪」)で、シングルカットの要望が出るなど当初から評価は高かったものの[1]、かぐや姫LIVEに収録されるにとどまり、リアルタイムではかぐや姫のシングルとしては発売されなかった。 かぐや姫解散後「風」を結成しデビューシングルとして発売すると、「風」のシングルとしては最大のヒット曲となった。累計売上はミリオンセラーに達した[1]。オリコンチャートでは売上70.8万枚、オリコン年間チャート7位。 印象的なギターイントロは、編曲を担当した石川鷹彦によるものである[2]。 1984年、日本テレビ系列で放送した倉本聰脚本のドラマ『昨日、悲別で』のエンディングテーマにかぐや姫のヴァージョンが使用され、シングルカットされた。ジャケット表面には、雪が降り積もる悲別ロマン座の風景画がレイアウトされている。 2005年にNHKが実施した「スキウタ?紅白みんなでアンケート?」で白組71位にランクインされた。 2006年、この曲をモチーフにした純愛映画『22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語』(大林宣彦監督)が制作され、2007年夏に公開された。 アーティスト収録作品発売日備考
概要
制作
制作の経緯を伊勢正三自らが語っている。
それ〔注:「なごり雪」〕に反して、「22才の別れ」は計算して作った。実は、この2曲は同じアルバムに入っている。1974年に発表された「三階建の詩」というアルバムだ。このアルバムには2曲書いた。最初に「なごり雪」を、その次にもう1曲別の作品をレコーディングした。だけど、なんだか気に入らなかった。「これは売れないなぁ」と直感してしまったのだ。だから、1日待ってもらうことにした。その日、家に帰って、絶対売れる歌を作ってやろうと思った。そうして、徹夜で作ったのが「22才の別れ」だ。だから、「なごり雪」は自分の好きな世界が自然に沸き上がってできた作品、「22才の別れ」はヒットを意識して作った作品だ[3]。
収録曲 かぐや姫盤のジャケットに描かれた悲別ロマン座(2007年の写真)
風盤EP盤[4]全編曲: 石川鷹彦。
#タイトル作詞・作曲時間
1.「22才の別れ」伊勢正三3:09
2.「約束しようよ」大久保一久2:35
合計時間:5:44
かぐや姫盤EP盤[5]全作詞・作曲: 伊勢正三、全編曲: 瀬尾一三。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「22才の別れ」伊勢正三伊勢正三3:09
2.「湘南 夏」伊勢正三伊勢正三3:40
合計時間:6:49
カバー
22才の別れ
高田みづえ『あの日に帰りたい』1983年9月21日
ダ・カーポ友への贈りもの アコースティック・ファンタジー1993年4月30日
鈴木真仁「いちご白書」をもう一度1998年3月21日
保田圭・矢口真里FOLK SONGS 42003年5月21日
辻香織夜明けの一秒前2004年5月26日
村下孝蔵七夕夜想曲?村下孝蔵最高選曲集 其の壱2005年6月22日
嘉門達夫言葉のチカラ!2007年4月25日替え歌「22才の元カレ」としてカバー。
トワ・エ・モワ『フォーク・ソングス』2008年6月25日
中森明菜フォーク・ソング?歌姫抒情歌2008年12月24日
岡平健治I?GM(アイラブグレイテストミュージック)2009年5月13日
荻野目洋子Songs & Voice2009年11月25日