21オーバー 最初の二日酔い
21 & Over
監督ジョン・ルーカス
『21オーバー 最初の二日酔い』(トゥエンティワンオーバー さいしょのふつかよい、原題:21 & Over)は2013年にアメリカ合衆国で公開されたコメディ映画である。監督はジョン・ルーカスとスコット・ムーアで、主演はマイルズ・テラーとスカイラー・アスティン、ジャスティン・チョンのトリプル主演。なお、本作はルーカスとムーアの映画監督デビュー作でもある。 ケイシーとミラーが友人(ジェフ)の21歳の誕生日を祝おうとしたところ、ジェフは「明日は医学部に入学するための大事な面接があるから」という理由でその申し出を断ろうとした。しかし、2人がしつこく誘ってくるので、「1杯だけなら」と承諾することにした。3人がバーでダーツを楽しんでいたところ、ジェフが投げた矢が客の一人に刺さってしまった。その場から逃走した3人は興奮して酒を次々と飲み干し、ついにはジェフが泥酔して眠りこけるまでに至った。ケイシーとミラーはジェフを家まで送ろうとしたが、2人はジェフがどこに住んでいるのかを把握していなかった。 「ジェフと親しいニコールなら彼の住所を知っているはずだ」と考え、ケイシーとミラーはニコールが暮らす女子寮に忍び込んだが、2人はニコールの部屋がどこなのかを知らなかった。2人が女子寮の中をうろついていたところ、目隠しをした2人の女子学生に遭遇した。2人は新入りの通過儀礼に臨んでいたのである。ミラーが2人を茶化すような振る舞いをしたばかりに、女子寮の住人たちを怒らせることになった。困り果てた2人はジェフをプールに突き落とし、冷たい水で酔いを覚まさせることにした。ジェフは意識を取り戻したが、自宅に帰ることを渋り、さらに酒を欲するのだった。 ケイシーとミラーはニコールが壮行会に出席しているという情報を入手し、すぐさま会場へと向かった。ニコールから「私はジェフの住所を知らないが、恋人のランディなら知っているかもしれない」と言われ、2人はランディに助けを求めたが、虫の居所が悪かったランディは協力してくれなかった。そこで、2人はランディの携帯電話を盗み出し、そこに記録されていたジェフの住所に行ったが、そこはジェフが昔住んでいた場所であった。そこではパーティーが開かれており、「もしかすると、参加者の中にジェフの今の住所を知っている人がいるのでは」と考えた2人はジェフを残して話を聞いて回ることにした。ほどなくして、ジェフはドラッグでハイになった人の手で服を脱がされ、額と股間に落書きをされた。ジェフはそのまま町へ飛び出したため、当然のごとく騒ぎになってしまった。駆けつけた警察によってジェフは保護され、大学のヘルスセンターへと移送された。 ケイシーとミラーはヘルスセンターに向かおうとしたが、道中に待ち構えていた女子寮の住人たちによって誘拐されてしまった。意識を取り戻したとき、2人は服を脱がされた状態で床に縛り付けられていた。2人はミラーが女子学生にやったのと同じような仕打ちを受けた後、性器を隠すための靴下だけを与えられて外に放り出された。ケイシーがミラーを責めたところ、それをきっかけに今まで相手に対して抱えてきた不満が一気に噴出し、激しい口論となった。落ち着いた2人はヘルスセンターにやってきたが、センター側はジェフを1日入院させるつもりでいた。そこで、2人はジェフをセンターからこっそり連れ出すことにした。 ()内は日本語吹き替えの声優。
ストーリー
キャスト
ミラー - マイルズ・テラー
ケイシー - スカイラー・アスティン
ジェフ・チャン(ジェフリー・レジナルド・チャン) - ジャスティン・チョン(内匠靖明)
ニコール - サラ・ライト