2040年代
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2040年代(にせんよんじゅうねんだい)は、西暦グレゴリオ暦)2040年?2049年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた2040年代について記載する。
予定・予測されるできごと

この頃までに
世界人口が90億人に達する(国際連合の中位予測)。

国立社会保障・人口問題研究所のデータによると、日本では高齢者数が2041年から2042年にかけてピークを迎え、以降は人口が急速に減少し始めると予測している。

「死亡低位」の場合は4002.7万人(2042年)、「死亡中位」の場合は3863.2万人(2042年)、「死亡高位」の場合は3725.6万人(2041年)がピークとなる[1]


2040年詳細は「2040年」を参照

この年までにホンダガソリンエンジンを用いた自動車の生産・販売を全面停止し、販売する全ての車種を電気自動車燃料電池自動車に切り替える予定。

福井県敦賀市にある研究用原子炉新型転換炉)「ふげん」の廃炉作業が完了予定(年度内)[2]

2月5日小惑星 2011 AG5 が地球に接近。

2041年詳細は「2041年」を参照

1991年施行の借地借家法22条で規定された一般定期借地権の期限満了(50年以上)により、地主に対して更地化(建造物取壊)後の土地返還が開始される。

2042年詳細は「2042年」を参照

アメリカ合衆国国勢調査局 (USCB) の推計では、この年までにアメリカ合衆国の人口に占める白人の割合が過半数を割る。

4月20日鳥島近海で皆既日食が観測される。

2044年詳細は「2044年」を参照

ロシア連邦軍アルメニア駐留期限。

2045年詳細は「2045年」を参照

人工知能 (AI) に関する技術的特異点が到来する年と予測されている。

早ければこの頃から世界人口がピーク(81億人強)に達し、以降の世界人口は減少していく可能性がある(国連の下位予測)[3]

2046年詳細は「2046年」を参照

米軍クラーク空軍基地の軍事基地協定の期限。1991年に返還済み。

香港イギリスから、また澳門マカオ)がポルトガルから中国1997年に返還される前の制度維持を保証された期限。

第35回参議院議員通常選挙

2047年詳細は「2047年」を参照

2040年代半ばまでに、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の操業を開始する計画になっている。

2048年詳細は「2048年」を参照

6月3日に小惑星 2007 VK184 が地球に接近。

フィクションのできごと

前半

フォースター教授率いる7名のチームが宇宙船「アーノルド・トインビー号」で木星の
第五衛星を調査し、第五衛星が地球外文化「X文化」が太陽系外から訪れる際に用いた巨大宇宙船であることを発見する。(小説『木星第五衛星(英語版)』)[4]

2040年に発生した新種のウイルス「MKウイルス」によって男性たちが死滅していく中、全世界の統治権は女性による国際連盟「United Women」 (UW) に委譲され、一部の男性たちが特効薬に望みをかけてコールドスリープに入るが、超AIでも開発には至らず数年が経過する。(漫画『終末のハーレム』)[5]


後半

アルファ・ケンタウリを本拠地とするリリスター星人と人類が接触。その後、リリスター星人との間に結ばれた平和条約によって、地球連邦はリリスター星人とプロクシマ系のリーグ星人の間で戦われている惑星間軍事戦争に参加することになる。(小説『去年を待ちながら(英語版)』)[6]

「バルカンIV」をはじめとする世界連邦宇宙研究所のOSO(軌道上太陽観測所)衛星群が、太陽の活動の不規則変動を原因とする異常現象を確認。それを基礎として、ベン・モルディク教授らのグループにより、2年後には地球上の生命に破壊的影響をおよぼすほどの太陽嵐が発生するとの予測が立てられる。(小説『果しなき流れの果に』)[7]


リング帝国の恒星間宇宙片「フィールド・サーカス」が、ワームホールを用いる恒星間パケット交換ネットワークのルーターが周囲に存在するとされる褐色矮星ヒュンダイ+4904/-56に接近中、ヒュンダイ+4904/-56で待機していた異種知性「博愛商会(ワンチ)」の通商代表団からのコンタクトを受ける。(小説『アッチェレランド』)[8]

脚注[脚注の使い方]^ 日本の将来推計人口(平成18年12月推計)
^ ふげんの廃炉完了が7年延期 地元は心配と理解 - 朝日新聞デジタル (2022年8月10日)、2022年8月11日閲覧。
^国際連合経済社会局の人口推計2010年版 下位予測による
^ アーサー・C・クラーク『明日にとどく』早川書房、1986年、219-241頁。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-15-010660-7。 
^ LINK(原作)、宵野コタロー(作画)『終末のハーレム 1』集英社、2016年、53-55頁。ISBN 978-4-08-880819-2


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