2024年のスポーツ
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11日 - 【ゴルフ】 男子プロゴルフ世界三大ツアー[注 3]の一つである「DPワールドツアー」の「コマーシャルバンク カタールマスターズ」( カタール・ドーハGC)最終日に於いて、星野陸也興和)が通算14アンダーで優勝し、青木功日本電建=当時)、松山英樹LEXUS)、久常涼SBSホールディングス)に続く日本選手4人目のDPワールドツアー制覇を達成した[24]

15日 - 【陸上競技・駅伝】 創価大学駅伝部は、前年9月に行われた天皇賜盃第92回日本学生陸上競技対校選手権大会(埼玉県熊谷市・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)に出場したケニア出身選手のドーピング検査で、禁止薬物である「ナンドロロン」が検出され、日本アンチ・ドーピング規律パネルから同年10月12日から3年間の資格停止処分を受けたとして謝罪した。当該選手は同年10月9日に島根県出雲市で開催された「第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走」に3区のランナーとして出場していた。同選手は7月にケニアに一時帰国した際に倦怠感の体調不良を訴え、その際にナンドロロンの成分が含まれた市販薬を服用し、それが原因で禁止薬物の陽性反応が出たものと見られる。今回の資格停止により日本学生陸上及び出雲駅伝での同選手の成績、及び出雲駅伝での同大学の成績は取り消しとなり、3位の城西大学以降の成績が繰り上がる。なお同選手は11月の「全日本大学駅伝」及び本年1月の「箱根駅伝」には出場していない[25][26]。今回の問題を受け、同部は4月1日付で川嶋伸次(3月末で旭化成コーチを退任、元東洋大学監督)を総監督に迎え入れることを2月21日に発表した[27]

18日(現地時間) - 【ゴルフ】 PGAツアー「ジェネシス招待(英語版)」( アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルスパシフィックパリセーズ・リビエラCC(英語版))最終日で、6打差7位でスタートした松山英樹(LEXUS)がこの日9バーディー、ノーボギーで回り、通算17アンダー(267ストローク)で逆転優勝。2年ぶりの勝利を飾る共に同ツアー通算9勝目として崔京周(チェ・キョンジュ、 韓国)を抜き、アジア人単独最多勝利記録となった[28][29]

21日 - 【陸上競技】 順天堂大学時代に箱根駅伝の5区で3年連続で区間賞を獲得、2007年には大学の総合優勝に貢献し初代「山の神」と呼ばれた今井正人トヨタ自動車九州)がこの日、現役引退を発表。25日に行われた日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走(福岡県福岡市東区・海の中道海浜公園)の男子シニア10kmが現役最後のレースとなった(44位)[30]

25日 - 【陸上競技・マラソン】 大阪マラソン2024(大阪市中央区大阪府庁前スタート→同区・大阪城公園フィニッシュ)の男子で、初マラソンの國學院大學3年在学中である平林清澄が2時間06分18秒で優勝し、前年の同大会で西山和弥トヨタ自動車)が記録した2時間06分45秒の初マラソン日本最高記録を27秒更新したほか、横田俊吾(当時青山学院大学4年・現JR東日本)が前年の別府大分毎日マラソンで記録した2時間07分47秒の日本学生記録も1分以上更新した[31]

3月

3日 - 【陸上競技・マラソン】 東京マラソン2024東京都庁前スタート→東京駅前行幸通りフィニッシュ)の男子は、西山雄介(トヨタ自動車)が日本人トップとなる9位でフィニッシュしたものの、日本陸連が事前に定めたパリオリンピックの代表派遣規準設定タイム(MGCファイナルチャレンジ)である2時間5分50秒を上回ることが出来なかった。このため、前年10月のマラソングランドチャンピオンシップで3位となった前回の東京大会で8位に入賞した大迫傑(ナイキ)が、男子3人目の代表に内定した[32]

10日 - 【陸上競技・マラソン】 名古屋ウィメンズマラソン([[愛知県名古屋市東区・バンテリンドーム ナゴヤ発着)が行われ、安藤友香ワコール)が優勝したものの、1月の大阪国際女子マラソンで前田穂南が記録した女子マラソンの日本記録を更新することが出来なかった。このため前田が女子3人目の代表に内定し、パリオリンピックの男女マラソン日本代表の顔触れが出揃った[33]

19日 - 【ゴルフ】 日本男子プロゴルフツアーを主催する日本ゴルフツアー機構(以下、JGTOと表記)はこの日、東京都内のホテルに於いて第12回定時社員総会並びに臨時理事会を催行、任期満了により退任した第4代JGTO会長の青木功の後を引き継ぐ第5代会長に教育学者の諸星裕を選出し、即日就任した[34][35]

22日 - 【スケート・フィギュア】 世界選手権 カナダ・ケベック州モントリオール・ベル・センター)の女子シングルで、坂本花織シスメックス)が同種目3連覇を達成。女子シングルの世界選手権3連覇は1966年から1968年までのペギー・フレミング アメリカ合衆国)以来56年ぶり、日本勢では男女通じて史上初の快挙となった[36]

31日 - 【ゴルフ】 男子プロゴルフ「DPワールドツアー」の「ヒーローインディアンオープン」( インド・DLF G&CC)最終日に於いて、中島啓太(フリー)が通算17アンダーで優勝し、青木功、松山英樹、久常涼、星野陸也に続く日本選手5人目のDPワールドツアー制覇を達成した[37]

4月

3日 - 【水泳】 オリンピック4大会出場、背泳ぎ選手として2012年ロンドンオリンピックでは個人種目及びメドレーリレーでメダルを3個獲得するなど、日本を代表するスイマーとして活躍した競泳選手の入江陵介イトマン東進)がこの日、東京都内に於いて記者会見を開き、「3月に出場したパリオリンピック代表選考会パリオリンピック出場を逸したことなどもあり、これを区切りに現役を引退する」ことを発表した。今後について入江は「後進の育成を手掛けたい。また大学院へ進んで学ぶことも考えている」と明らかにした[38][39]
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