2024年ロシア大統領選挙
Выборы президента России 2024
2018年 ←
2024年3月15-17日
→ 2030年
投票率77.49% ( 9.99%)
候補者ウラジーミル・プーチンニコライ・ハリトーノフ
政党無所属ロシア連邦共産党
得票数76,277,7083,768,470
得票率88.48%4.37%
候補者ウラジスラフ・ダワンコフ
選挙前大統領
ウラジーミル・プーチン
無所属選出大統領
未定
2024年ロシア大統領選挙(2024ねんロシアだいとうりょうせんきょ、ロシア語: Выборы президента России 2024)は、2024年3月15日から17日にロシア連邦で行われた大統領の選挙である。選挙のロゴ 1999年より大統領もしくは首相として25年近くロシアの実権を握っているウラジーミル・プーチンが大統領として通算5選をめざす選挙であり、前回の大統領選挙以降、ロシアが併合を強行したウクライナ領のドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ザポロージェ州、ヘルソン州の一部住民が初めて投票に参加する大統領選挙となる[1][2]。憲法上の大統領任期は最長で2期12年間であるが、2020年の憲法改正により現職や大統領経験者についてはリセットされたため、すでに連続して2期12年務めていたプーチンも立候補が可能となった[3]。 2022年よりウクライナに侵攻している軍事大国で行われる大統領選挙であることもあり注目されていたものの[4]、プーチンの支持率は8割を維持していた[5]ほか、反体制派の立候補表明者は必要な名簿に不備があるといった理由をつけられ立候補すら認められなかったため、プーチン以外の立候補者3名はいずれもプーチンが政権を握り続けることに異議を唱えずウクライナ侵略にも賛成する体制内野党の立候補者でしかなく、プーチンが当選すること自体は確実視されていた[6][7]。選挙中に野党指導者アレクセイ・ナワリヌイが投獄されていた刑務所内で急死した際には追悼する動きをロシア当局が統制し、大統領選挙に微妙な影響を与えないよう腐心する動きが見られた[8]。 中央選挙管理委員会より最終的に立候補が認められたのは以下の4名である[9]。年齢はいずれも投票初日の2024年3月15日時点。 新しい人々 2024年1月31日、ロシア自由正義党
概要
選挙運動
候補者
ウラジスラフ・ダワンコフ
下院副議長大統領下院議員
党首下院議員
選挙運動選挙運動選挙運動選挙運動
立候補辞退・却下
立候補辞退立候補却下 2023年12月7日、連邦院(上院)は次期大統領選挙を2024年3月15日から17日に実施することを全会一致で決定[5][2][14]。中央選挙管理委員会は2月11日に立候補者登録を締め切った[6]。 2024年2月1日にはロシア当局がドイツに本拠地をおく選挙監視団、ロシア選挙モニター(REM、Russian Election Monitor)を望ましくない組織として認定し、ロシア領域内での活動を禁止した[15]。 投票は予定通り行われ、選挙管理委員会が開票率70%の時点でプーチンが87%を得票したとの暫定結果を発表し、プーチンは17日深夜に勝利宣言を行った[16]。 e
ロシア自由正義党全ロシア人民同盟無所属無所属
アンドレイ・ボグダーノフセルゲイ・バブーリンエカテリーナ・ドゥンツォワボリス・ナジェージュジン
党首元下院議員ジャーナリスト元下院議員
[注 1][11][注 2][12][13]
選挙報道
選挙結果
候補者別得票結果
ウラジーミル・プーチン無所属76,277,70888.48%
ニコライ・ハリトーノフロシア連邦共産党3,768,4704.37%
ウラジスラフ・ダワンコフ新しい人々3,362,4843.90%
レオニード・スルツキーロシア自由民主党2,795,6293.24%