2023年のメジャーリーグベースボール
守備シフトの制限
2022年以前は打球方向の偏った打者に対して塁間に3人の野手を守らせるなど極端な(自由な)守備シフトを敷く事が出来た。2023年からは内野手4人は二塁の両側(一・二塁間、二・三塁間)にそれぞれ2人ずつ守備につかなければならなくなり、左右の入れ替えも出来なくなった[2]。
ベース(塁)の大きさ変更
野手と走者の衝突・怪我の防止を目的にして、2019年から2022年にマイナーリーグベースボール(MiLB)で試験導入され2023年からMLBで正式採用された[3]。本塁を除く各塁の大きさが15インチ(約38cm)四方から18インチ(約46cm)四方に大きくされた[4][5]。牽制の回数制限とベースの大きさ変更によってMiLBで試験運用された4年間で、1試合あたりの盗塁企図数は2.23から2.81に、盗塁成功率も68%から78%に、共に増加した[6]。
できごと
1月
3日
ボルチモア・オリオールズは、カンザスシティ・ロイヤルズから金銭トレードでライアン・オハーンを獲得[7]。
4日
ワシントン・ナショナルズは、ニューヨーク・メッツからFAのドミニク・スミスと1年契約で合意[8]。
ミルウォーキー・ブルワーズは、ピッツバーグ・パイレーツから金銭トレードでブライス・ウィルソンを獲得[9]。また、シカゴ・カブスからFAのウェイド・マイリーと1年契約で合意[10]。
7日
デトロイト・タイガースのコディ・クレメンス、グレゴリー・ソトと、フィラデルフィア・フィリーズのマット・ビアリング、ニック・メイトン、ドニー・サンズが交換トレード[11]。
8日
シカゴ・ホワイトソックスのリアム・ヘンドリックスが悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)の治療をすることをInstagramで発表[12]。
9日
ロサンゼルス・エンゼルスは、ボルチモア・オリオールズからFAのブレット・フィリップスと1年契約で合意[13]。
フィラデルフィア・フィリーズのエリック・ミラーと、サンフランシスコ・ジャイアンツのユニオル・マルテが交換トレード[14]。
サンフランシスコ・ジャイアンツは、アトランタ・ブレーブスからFAのルーク・ジャクソンと2年契約で合意[15]。
10日
トロント・ブルージェイズは、サンフランシスコ・ジャイアンツからFAのブランドン・ベルトと1年契約で合意[16]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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