チーム勝数
アリゾナ・ダイヤモンドバックス4
フィラデルフィア・フィリーズ3
シリーズ情報
試合日程10月16日?24日
観客動員7試合合計:32万4456人
1試合平均:04万6351人
MVPケーテル・マルテ(ARI)
責任審判ダン・アイアソーニャ
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2023年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月3日に開幕した。ナショナルリーグの第54回リーグチャンピオンシップシリーズ(英語: 54th National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、16日から24日にかけて計7試合が開催された。その結果、アリゾナ・ダイヤモンドバックス(西地区)がフィラデルフィア・フィリーズ(東地区)を4勝3敗で下し、22年ぶり2回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
両球団がポストシーズンで対戦するのはこれが初めて。2022年のポストシーズン出場枠拡大にともない、地区優勝を逃したワイルドカード球団どうしがリーグ優勝決定戦で対戦しうるようになったが、ナショナルリーグでは同年に続いて今回もそうなった[3]。レギュラーシーズン90勝以下の球団どうしが対戦するのも2年連続であり[4]、今シリーズを制したダイヤモンドバックスの84勝は、短縮シーズンを除けばワールドシリーズ進出球団史上3番目に少ない[5]。シリーズMVPには、第3戦でのサヨナラ適時打を含む全7試合で安打を放ち、打率.387・3打点・OPS.987を記録したダイヤモンドバックスのケーテル・マルテが選出された。しかしダイヤモンドバックスは、ワールドシリーズではアメリカンリーグ王者テキサス・レンジャーズに1勝4敗で敗れ、22年ぶり2度目の優勝を逃した。
2021年、MLB機構が非銀行系住宅ローン会社のローンデポと契約を締結し、同社はこの年から5年間リーグ優勝決定戦の冠スポンサーとなった[6]。これにより、大会名はナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ presented by ローンデポ(英語: National League Championship Series presented by loanDepot)となる。
両チームの2023年.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}ダイヤモンドバックスの外野手コービン・キャロル(左。写真は2023年8月19日撮影)と、フィリーズの外野手カイル・シュワーバー(写真は2023年4月8日撮影)「2023年のメジャーリーグベースボール」、「2023年のアリゾナ・ダイヤモンドバックス」、および「2023年のフィラデルフィア・フィリーズ」も参照
10月11日にまずダイヤモンドバックス(西地区2位=第3ワイルドカード)が、そして12日にはフィリーズ(東地区2位=第1ワイルドカード)が、それぞれ地区シリーズ突破を決めてリーグ優勝決定戦へ駒を進めた。
ダイヤモンドバックスは2022年、74勝88敗と負け越し地区4位に沈んだ。ただ終盤の2か月で若手選手が台頭するなどチームの骨格が定まりつつあり、オフにはその中心となる新人外野手コービン・キャロルと8年の延長契約を結んだ[7]。