2022_FIFAワールドカップ
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「FIFAワールドカップ カタール2022」はこの項目へ転送されています。ABEMAでの実況中継については「FIFAワールドカップ カタール2022 (ABEMA)」をご覧ください。

2022 FIFAワールドカップ
FIFA World Cup Qatar 2022
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優勝したアルゼンチン代表
大会概要
開催国 カタール
日程2022年11月20日 - 12月18日
チーム数32 (5連盟)
開催地数8 (5都市)
大会結果
優勝 アルゼンチン (3回目)
準優勝 フランス
3位 クロアチア
4位 モロッコ
大会統計
試合数64試合
ゴール数172点
(1試合平均 2.69点)
総入場者数3,404,252人
(1試合平均 53,191人)
得点王 キリアン・エムバペ(8点)
最優秀選手 リオネル・メッシ[1]
最優秀若手選手 エンソ・フェルナンデス[1]
最優秀
ゴールキーパー エミリアーノ・マルティネス[1]
フェアプレー賞 イングランド[1]
 < 20182026

2022 FIFAワールドカップ(: 2022 FIFA World Cup)は、2022年11月20日から12月18日にかけてカタールで開催された22回目のFIFAワールドカップ。大会スローガンは、“Now is All“(今こそがすべて)[2]。日本の報道では「カタールW杯」などと呼ばれる[3]アルゼンチンが36年ぶり3回目の優勝を果たした。次回大会から出場枠が48チームに拡大するため、32チーム制の大会としては今回が最後となった。
開催国選定の経緯詳細は「2018/2022 FIFAワールドカップ開催地決定投票」を参照

2022年大会は当初、2018年大会と合わせてロシアスペインポルトガル(共同開催案)、ベルギーオランダ(共同開催案)、イングランド日本韓国アメリカオーストラリア、カタールの9グループが立候補を表明していた。後に2018年大会は2006年以来の欧州での開催が有力と見られることからアジア、アメリカ勢以外全てが撤退した[4]

2018年大会がロシアで開催されることが決定的となったため、同時に決定される2022年大会は欧州から選出されることが事実上無くなり、こうして本大会はアジアかアメリカでの開催が確実となった[4]
投票

最終プレゼンテーションは2010年12月1日にFIFA本部で行われた。12月2日にFIFA理事会(現FIFA評議会)で投票が行われ、投票の結果、開催地がカタールに決定した[5][6]。これに伴い、カタールは予選免除となった(カタールは、これまでワールドカップ出場経験無しで開催国決定の段階で本大会出場を果たしていないのは日本[注釈 1]以来であるが、自国初開催まで出場経験がなかったのは史上初の事例にもなった)。なお中東での開催は初で、アジアでの開催は2002年日韓大会以来2度目[4]

開催国の決定方法は、国際オリンピック委員会の五輪開催地決定投票と同じ方式で、イギリス紙のおとり取材による買収疑惑発覚で職務停止処分を受けた2理事を除く、国際サッカー連盟理事22人によってFIFA理事会(現FIFA評議会)で投票。各回ごとに過半数の国・地域が出るまで投票を繰り返し、過半数がない場合はその回の得票最下位の国・地域を次の投票から除外する方式で行われた。同数になった場合のみ、ブラッターFIFA会長の1票で決まるという方式だった[7]

5候補の内、最初にオーストラリアが落選しその後2回目で日本、3回目で韓国が落選となった。アメリカとカタールによる決選投票となった4回目でカタールが過半数(14票)を集め、カタールの開催が決定した。

2022年FIFAワールドカップ開催国投票
立候補国1回目2回目3回目4回目
カタール11101114
アメリカ合衆国3568
韓国455
日本32
オーストラリア1

予選大会詳細は「2022 FIFAワールドカップ・予選」を参照
出場国

出場は下記の全32カ国。当初は2022年3月までに全出場国が確定する予定だったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行の影響で大陸間プレーオフが延期になったほか、2022年ロシアのウクライナ侵攻を受けてウクライナの出場した欧州プレーオフが延期になり、最終的に全出場国が決定したのは6月14日のことであった。前述の通り前回大会の開催国であったロシアは2022年ロシアのウクライナ侵攻の影響で出場禁止となり、3大会連続出場はならなかった。またウクライナ、エジプトスウェーデンノルウェーコロンビアチリなども予選で敗退した。さらにイタリアも2大会連続で予選敗退となった。その一方でオランダアメリカウェールズカナダなどが返り咲きを果たした。

このワールドカップでは、初出場がカタール(開催国)のみであり、予選を勝ち上がっての初出場は1つもなかった[注釈 2]

出場選手は2022 FIFAワールドカップ参加チームを参照。

大陸連盟出場
枠数予選大会組
予選順位出場国・地域出場決定日出場回数W杯での最高成績備考FIFA
Rank
AFC1+4.5-開催国 カタール2010年12月2日[注釈 3]1初出場グループリーグ50
最終予選A組1位 イラン2022年1月27日0503大会連続06回目グループリーグ20
A組2位 韓国2022年2月1日0510大会連続11回目4位28
B組1位 サウジアラビア2022年3月24日02大会連続06回目ベスト1651
B組2位 日本2022年3月24日0507大会連続07回目ベスト1624
大陸間POB組3位 オーストラリア2022年6月13日0505大会連続06回目ベスト1638
UEFA13欧州予選A組1位 セルビア2021年11月14日1902大会連続13回目[† 1]4位[† 1]21
B組1位 スペイン2021年11月14日1912大会連続16回目優勝(1)7
C組1位 スイス2021年11月15日1905大会連続12回目ベスト815
D組1位 フランス2021年11月13日1907大会連続16回目優勝(2)前回大会優勝4
E組1位 ベルギー2021年11月13日1903大会連続14回目3位前回大会3位2
F組1位 デンマーク2021年10月12日1902大会連続06回目ベスト810
G組1位 オランダ2021年11月16日1902大会ぶり11回目準優勝8
H組1位 クロアチア2021年11月14日1903大会連続06回目準優勝前回大会準優勝12
I組1位 イングランド2021年11月15日1907大会連続16回目優勝(1)5
J組1位 ドイツ2021年10月11日1918大会連続20回目[† 2]優勝(4)[† 2]11
UEFA
プレーオフ
パスA ウェールズ2022年6月5日1916大会ぶり02回目ベスト819
パスB ポーランド2022年3月29日1902大会連続09回目3位26
パスC ポルトガル2022年3月29日1906大会連続08回目3位9
CONMEBOL4.5南米予選1位 ブラジル2021年11月11日2222大会連続22回目優勝(5)1
2位 アルゼンチン2021年11月16日2213大会連続18回目優勝(2)3
3位 ウルグアイ2022年3月24日2204大会連続14回目優勝(2)14
4位 エクアドル2022年3月24日2202大会ぶり04回目ベスト1644
CAF5最終予選ガーナ2022年3月29日2202大会ぶり04回目ベスト861
セネガル2022年3月29日2202大会連続03回目ベスト818
チュニジア2022年3月29日2202大会連続06回目グループリーグ30
モロッコ2022年3月29日2202大会連続06回目4位22
カメルーン2022年3月29日2202大会ぶり08回目ベスト843
CONCACAF3.5最終予選1位 カナダ2022年3月27日2209大会ぶり02回目グループリーグ41


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