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2022年の日本シリーズ
SMBC日本シリーズ2022
MVPを受賞した杉本裕太郎
ゲームデータ
日本一
オリックス・バファローズ
26年ぶり5回目
4勝2敗1分
スポンサー三井住友銀行
試合日程2022年10月22日 - 30日
最高殊勲選手杉本裕太郎
敢闘賞選手ホセ・オスナ
チームデータ
オリックス・バファローズ(パ)
監督中嶋聡
シーズン成績76勝65敗2分
(シーズン1位/CS優勝)
東京ヤクルトスワローズ(セ)
監督高津臣吾
シーズン成績80勝59敗4分
(シーズン1位/CS優勝)
クライマックスシリーズ
セントラル・リーグ
パシフィック・リーグ
日本シリーズ ≪ 2021 2023 ≫
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2022年の日本シリーズ(2022ねんのにっぽんシリーズ、2022ねんのにほんシリーズ)は、2022年(令和4年)10月22日から10月30日まで行われた東京ヤクルトスワローズ(以下、ヤクルト)とオリックス・バファローズ(以下、オリックス)による第73回日本選手権シリーズ(73rd Nippon Series)である。オリックスが4勝2敗1分けでヤクルトを下し、26年ぶり5度目の日本一に輝いた。 2014年から9年連続で、NPBパートナーのSMBCグループを冠スポンサーに迎え「SMBC日本シリーズ2022」として開催された[1]。 前年と同じく2年連続でヤクルトとオリックスの対戦となった[2]。2年連続同一カードの対戦はソフトバンクと巨人の対戦となった2019年・2020年以来で、2年連続同一優勝チーム同士の対戦は1992年・1993年の西武対ヤクルト以来29年ぶりである[注 1]。東京都(全てセ・リーグ)対大阪府(全てパ・リーグ)を本拠地とするチームの対戦は13度目であるが、過去12回の内大阪府のチームが勝利したのは1959年の南海ホークスのみで、他は全て東京都のチームが勝利(巨人が9度、ヤクルトが2度)している。なお、2年連続で関東地方と近畿地方を本拠地とするチームの対戦は1995年のヤクルト対オリックス、1996年の巨人対オリックス以来26年ぶり[注 2]、2年連続で東京都と大阪府を本拠地とするチームの対戦となるのは1965年・1966年の巨人対南海以来56年ぶりとなる[注 3]。オリックスは今季4月10日、敵地ZOZOマリンスタジアムでロッテの佐々木朗希に完全試合を喫したが、完全試合を喫したチームの日本シリーズ出場は1966年の南海[注 4]に続いて2チーム目。ノーヒットノーランを喫したチームが日本シリーズに出場するのは、2002年の巨人[注 5]以来20年ぶり10回目(11チーム目)、オリックスとしては1996年以来[注 6]前身の阪急時代含め4度目となる[注 7]。 日本シリーズは今回で73回目だが、過去72回の両リーグの対戦成績は36勝36敗の五分[3]で今シリーズの勝利リーグが1勝リードすることになる。ヤクルトは球団初、セ・リーグ球団では1979年・1980年の広島以来42年ぶりの日本シリーズ連覇と2000?2002年以来のセ・リーグ2年連続日本一を目指す。一方のオリックスも球団および関西地方を本拠地とする球団としては26年ぶり、大阪府を本拠地とする球団では1964年の南海以来58年ぶりの日本一を目指す。オリックスはこれまでヤクルトを相手に3度対戦して全て敗退しており、4度目で初制覇を目指す[4]。 今シリーズをヤクルトが制した場合は初めて丑・寅年の2年連続日本一を、オリックスが制した場合は寅年で東海地方以西を本拠地とする球団[注 8]、およびチーム名が「バファローズ」の球団が初めての日本一を達成することになる。 SMBC日本シリーズ2022 神宮球場の日本シリーズ開催は2015年以来7年ぶり9度目。ヤクルト主管では7度目の開催になる。
概要
試合日程
10月22日(土)第1戦オリックス・バファローズ3 - 5東京ヤクルトスワローズ明治神宮野球場
10月23日(日)第2戦オリックス・バファローズ3 - 3東京ヤクルトスワローズ
10月24日(月)移動日
10月25日(火)第3戦東京ヤクルトスワローズ7 - 1オリックス・バファローズ京セラドーム大阪
10月26日(水)第4戦東京ヤクルトスワローズ0 - 1オリックス・バファローズ
10月27日(木)第5戦東京ヤクルトスワローズ4 - 6xオリックス・バファローズ
10月28日(金)移動日
10月29日(土)第6戦オリックス・バファローズ3 - 0東京ヤクルトスワローズ明治神宮野球場
10月30日(日)第7戦オリックス・バファローズ5 - 4東京ヤクルトスワローズ
優勝:オリックス・バファローズ(26年ぶり5回目)
※いずれかのチームが4勝先取した時点で、日本シリーズは終了とする[2]。※第5戦以前に中止試合が発生した場合、第5戦と第6戦の間の移動日は設けない。また第8戦以後が必要な場合は第7戦の翌日に神宮で第8戦、さらにそれでも決着が付かない場合は1日移動日を挟み、第9戦をオリックスの主管試合で行う[注 9]。※パ・リーグのホームゲーム(第3・4・5戦)では指名打者制を採用。※今大会では予告先発を採用[2]。※延長戦:第1?7試合までは12回打ち切り(時間無制限)、第8試合以降が必要な場合は回数・時間無制限。タイブレーク不採用。