2021年兵庫県知事選挙
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2021年兵庫県知事選挙

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2021年7月18日 (2021-07-18)
→ 2025年


投票率41.10%
 
候補者斎藤元彦金澤和夫金田峰生
政党無所属無所属無所属
得票数858,782600,728184,811
得票率46.90%32.81%10.09%

 
候補者中川暢三服部修
政党無所属無所属
得票数140,57546,019
得票率7.68%2.52%

選挙前知事

井戸敏三
選出知事

斎藤元彦


2021年兵庫県知事選挙(2021ねんひょうごけんちじせんきょ)は、日本兵庫県知事を選出するため2021年7月18日に投開票が執行された選挙である[1]
概要

現職の井戸敏三(5期目)の任期満了に伴う選挙で、1947年昭和22年)の公選制導入後は通算20回目。現職が不出馬のため、この選挙の当選者は公選制導入後7人目の兵庫県知事となる[注 1]

兵庫県では阪本勝知事の県政下で副知事を務めた金井元彦1962年昭和37年)の選挙で当選して以来、現職で今回の知事選への不出馬・政界引退を前年に表明した井戸まで4代続けて内務省自治省総務省から登用された副知事が後継指名を受ける形で知事に選出されていた[2]。これは太平洋側から日本海側に至り、「兵庫五国」とも言われる広い県土をまとめるには国とのパイプや調整能力が重んじられてきたからとされるが、この選定経緯を巡っては兵庫県議会最大会派の自民党兵庫県議団が井戸による副知事の後継指名に反発する一部議員の離脱で分裂状態となり、党本部も県連の選挙対策委員会による前副知事の推薦申請を覆す形で離脱した議員らが擁立する前大阪府財政課長の推薦を決めて日本維新の会と共闘する方針を打ち出した。そのため、兵庫県においては1954年昭和29年)の知事選挙以来67年ぶり、翌年の自民党結党後では初めての保守分裂選挙とされている[3][4]

東京都議会議員選挙6月25日告示、7月4日投開票)と選挙期間が一部重なっていた。
選挙データ

選挙事由:任期満了

告示日:2021年
7月1日

執行日:2021年7月18日

本選挙の執行対象となる市町には新型コロナウイルス感染症の流行によるまん延防止等重点措置の発令対象地域が含まれていたが、選挙期間中の7月11日を限りに全域で解除された。総務省によると「選挙は不要不急の外出には当たらない」が、投票所では混雑の状況により入場規制を行う場合がある。

また、第204回国会で成立した特定患者等の郵便等を用いて行う投票方法の特例に関する法律(コロナ郵便投票特例法)の施行により、選挙期間中に宿泊・自宅療養をしている新型コロナウイルス感染者を対象とする特例の郵便投票も実施される。
主な選挙の争点

新型コロナウイルス感染症への対策[5]

地域振興策[5]

井戸県政(5期)への評価[6]

同日選挙

淡路市議会議員選挙

猪名川町長選挙[7]

猪名川町議会議員補欠選挙[8]

上郡町長選挙

上郡町議会議員選挙

立候補者

(届出順、いずれも無所属)[9]

氏名年齢現元新主な肩書き公式サイト
服部修
(はっとり おさむ)47新音楽塾経営[注 2]市民生活を守る会 代表 服部修
中川暢三
(なかがわ ちょうぞう)65新元加西市長中川ちょうぞう(中川暢三)オフィシャルサイトchozo
斎藤元彦


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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