2021年世界フィギュアスケート選手権
大会概要
大会種ISU選手権
シーズン2020-2021
日程3月22日 - 3月28日
主催国際スケート連盟、Swedish Figure Skating Association
開催国スウェーデン
開催地ストックホルム
会場グローベン
中継局フジテレビジョン
優勝者
男子シングル ネイサン・チェン
女子シングルアンナ・シェルバコワ
ペア優勝アナスタシヤ・ミーシナ
アレクサンドル・ガリャモフ
アイスダンスヴィクトリヤ・シニツィナ
ニキータ・カツァラポフ
関連大会
前回大会2019年世界フィギュアスケート選手権
次回大会2022年世界フィギュアスケート選手権
■テンプレート ■競技会 ■ポータル ■プロジェクト

2021年世界フィギュアスケート選手権（2021ねんせかいフィギュアスケートせんしゅけん、英語: World Figure Skating Championships 2021）は、2021年3月22日から3月28日までスウェーデンのストックホルムで開催されたフィギュアスケートの国際競技大会[1]。
概要

2020-2021年シーズン開催の世界フィギュアスケート選手権で、今回で通算111回目となる。

大会ではシニアクラスの男女シングル、ペア、アイスダンス種目が実施された。

本大会で2022年北京オリンピックのフィギュアスケート競技及び2022世界選手権の出場枠が決定する[2][3]。

今大会は新型コロナウイルス感染症対策のためバブル・無観客開催が実施された。

ロシア選手は、ロシアフィギュアスケート連盟（英語版）の略称「FSR（Figure Skating Federation of Russia）」の旗の下で出場し、ロシア選手優勝の表彰式では国歌の代わりにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が流された[4][5]。
出場選手枠

前回大会の結果を受け、今大会において複数出場枠が与えられた国(地域)は、以下の通りである。

出場枠男子シングル女子シングルペアアイスダンス
3 日本
アメリカ合衆国 日本
カザフスタン
FSR 中国
FSR カナダ
アメリカ合衆国
FSR
2 中国
 チェコ
イタリア
FSR カナダ
韓国
アメリカ合衆国 オーストリア
カナダ
フランス
ドイツ
イタリア
アメリカ合衆国 フランス
イタリア
出場選手枠の詳細については「世界フィギュアスケート選手権#各国(地域)別の大会出場枠について」を参照
最低技術点

出場のために最低技術点（ミニマムスコア）が設定されており、当該シーズンと前シーズンのISUの主催・公認する大会で、ショートプログラム(リズムダンス)とフリースケーティング(フリーダンス)の両方でクリアしていなければ出場ができない。
今大会においてはパンデミックの影響により、2020-2021シーズンにミニマムスコア獲得可能な国際大会の開催が少なかったことなどが考慮され、ミニマムスコアの有効期限を3シーズンに延長、2018-2019シーズンのスコアでも有効とされた[6][7]。2020-2021シーズンにシニアに移行したジュニア選手の場合、この3シーズンの間に国際ジュニア競技会で得たミニマムスコアが有効。ミニマムスコアを持っていない選手がいる国は、その選手のプログラムのビデオを送付してバーチャル評価でミニマムスコアをクリアすれば参加資格が得られるなどの措置も取られた。ビデオ評価によって得られたミニマムスコアは、2021年世界選手権のみに有効。
競技日程

Date種目Time番組
3月24日水曜日Ladies10:00Short program
All17:30オープニングセレモニー
Pairs18:30Short program
3月25日木曜日Men11:00Short program
Pairs18:30Free skating
3月26日金曜日Ice dance10:45Rhythm dance
Ladies18:00Free skating
3月27日土曜日Men11:00Free skating
Ice dance17:00Free dance
3月28日日曜日All14:30Exhibition
日程は現地時間（CET） (UTC+01:00)28日のみCEST (UTC+02:00)[1]

競技結果
メダリスト

種目金銀銅
男子 ネイサン・チェン 鍵山優真 羽生結弦
女子アンナ・シェルバコワエリザベータ・トゥクタミシェワアレクサンドラ・トゥルソワ