2021年の東京ヤクルトスワローズ
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2021年の東京ヤクルトスワローズ
成績
日本一
日本S4勝2敗(対オリックス
CSFinal3勝0敗1分(対巨人
セントラル・リーグ優勝
73勝52敗18分 勝率.584
本拠地
都市東京都新宿区
球場明治神宮野球場

球団組織
オーナー根岸孝成
(代行:衣笠剛
経営母体ヤクルト本社
球団社長衣笠剛
GM小川淳司
監督高津臣吾
選手会長中村悠平
キャプテン山田哲人
スローガン
真価・進化・心火
≪ 20202022 ≫

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2021年の東京ヤクルトスワローズでは、2021年シーズンについての東京ヤクルトスワローズの動向をまとめる。

この年の東京ヤクルトスワローズは、高津臣吾監督の2年目のシーズンである。チームスローガンは「真価・進化・心火」。

9月7日の試合前ミーティングで高津監督が使った「絶対大丈夫」という言葉を合言葉に奮闘し、日本一に輝いた。
開幕前

2020年、東京ヤクルトスワローズは41勝69敗10分でセントラル・リーグ6位に終わった[1]。同年は、攻撃面ではチーム得点がリーグ5位、守備面ではチーム防御率が4.61とリーグ最下位に終わり、攻撃面守備面共に課題を残した。

2020年シーズンの成績を受け、ヤクルト球団幹部は投手陣打撃陣共に補強を重視する姿勢をとった。ドラフト会議では即戦力投手として木澤尚文山野太一、即戦力野手として元山飛優などの選手を獲得し[2]、新外国人選手として、メジャー通算77発の実績を持つドミンゴ・サンタナを獲得した[3]。結局、新外国人はサンタナを含めて4人(うち2人が投手、2人が野手)と契約した。また、小川泰弘石山泰稚山田哲人のFA流出が危ぶまれたが、大型契約を結びチーム残留に成功した[4]

キャンプイン後は、不安視された先発投手陣の不足が表面化していたが、3月に読売ジャイアンツから廣岡大志とのトレードで田口麗斗を獲得[5]
開幕後
前半戦

開幕後は新型コロナの水際対策の影響でビザ取得が間に合わず、開幕時に新外国人のオスナとサンタナを欠き、前年同様、長打力不足による貧打が解消されず、開幕カードも全敗して3連敗スタートを切った[6]。4戦目でようやく初勝利を挙げるも、直後に濃厚接触者と判定された2番打者の青木宣親と代打の切り札の川端慎吾が離脱してしまい[7]、早々に厳しい状況に陥った。この状況下で、前年から4番を担った村上を中心に、塩見泰隆を中軸に据え[8]、2番には正捕手の中村が回って打線を牽引すると[8]、投手陣も奮起して苦しい状況下にも関わらず、チームは一気に盛り返していくことになる。4月勝ち越し、例年失速するシーズン2か月目の5月を5割で乗り切る。

6月以降は山田・村上の2枚看板に加え、これまで中軸を務めていた塩見は近年固定できず、懸案事項になっていたリードオフマンに固定され、持ち味の俊足と長打力を発揮[9]、コロナ離脱から不振が続き下位打線に回っていた青木は復調して本来の2番に戻り[10]、中軸から下位を担い安定した成績を残したオスナとサンタナ、二人の間の6番で高出塁率をマークした中村が座った。1番から7番まで好成績を残したメンバーを固定できたことで12球団随一の強力打線を形成。2019年に大きく負け越した交流戦を勝ち越しで終え、セ・リーグでは2位につけ、首位を走る阪神への追撃態勢を築くことに成功した。

最終的に、前半戦は10年ぶりの貯金10[11]、首位の阪神に2.5ゲーム差の3位に付けた。
後半戦


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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