2013年9月の第125次IOC総会で開催都市が東京に決定した。東京での開催は、1964年大会以来、57年ぶり[注釈 3]となり、競技は東京都の他に、埼玉県、神奈川県、千葉県、茨城県、静岡県、福島県、宮城県と北海道(計9都道県)で行われた。大会組織委員会は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(TOCOG)。大会名誉総裁は今上天皇[6]。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行を受け、2020年夏の開催日程(同年7月24日開会)から1年延期して開催された[7]。大会延期により開催年は変わったが「東京2020」の名称に変更はない[7]。開催の延期は近代オリンピック史上初めてのことであり、そして、奇数年に開催されたのも夏季・冬季問わず史上初となった。 2020年3月12日の時点で、以下の153か国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)が出場資格を得ている(ただし、ユニバーサリティ出場枠を通して、出場資格にかかわらず競技者を派遣することができる陸上競技および水泳競技の参加資格未取得競技者を有するのみのNOCを除く)。 2020年東京オリンピックの参加国・地域(アルファベット順)
参加国・地域
緑は参加国、灰色は不参加国、黄色は開催都市(東京)
各国の参加人数
アフガニスタン
アルバニア
アルジェリア
アメリカ領サモア
アンドラ
アンゴラ
アンティグア・バーブーダ
アルゼンチン
アルメニア
アルバ
オーストラリア
オーストリア
アゼルバイジャン
バハマ
バーレーン
バングラデシュ
バルバドス
ベラルーシ
ベルギー
ベリーズ
ベナン
バミューダ
ブータン
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ボリビア
ボツワナ
ブラジル
イギリス領ヴァージン諸島
ブルネイ
ブルガリア
ブルキナファソ
ブルンジ
カーボベルデ
カンボジア
カメルーン
カナダ[注釈 4]