2020年東京オリンピック
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当初、参加を予定していた朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は「新型コロナウイルスによる世界的な保健の危機状況から選手たちを守るため」として、大会への参加を断念することを2021年4月6日に発表した[11]。IOCは参加に向けて話し合いを模索したが、同年6月8日に不参加を事実上容認することを発表した[注釈 5][14][15]。北朝鮮が夏季五輪不参加となるのは1988年のソウルオリンピック以来である[15][16]。その他の国・地域は予定通り参加したため、IOC加盟国としては唯一の不参加国となった。大会終了後の2021年9月8日、「オリンピック憲章に違反した」として、IOCは北朝鮮に対し、2022年末までの資格停止処分を科すことを決定した。これにより、同国は同年に開催予定の北京オリンピックに参加することが事実上不可能となり[17][18]、2022年1月7日に個人資格を含む同大会への出場を断念することを正式発表した[19]

開会式の入場行進の順番については、50音順で実施された。日本で過去に開催された1964年東京1972年札幌1998年長野はいずれもアルファベット順で入場行進しており、50音順での入場行進は初となる。なお、五輪発祥国のギリシャは最初、開催国である日本が最後に入場したほか、今後オリンピックが開催される予定のアメリカとフランスが日本の直前に入場行進を行った[20]
公式マスコット詳細は「ミライトワとソメイティ」を参照

東京2020オリンピックの公式マスコット・キャラクターとしてミライトワが作成されている[21]。これは、東京2020パラリンピックの同じく公式マスコットであるソメイティと一対のキャラクターとして作成されていて[22]、セットで事前の宣伝活動に登場しており、大会の気運を盛り上げている。ミライトワという名前には、「素晴らしい未来を永遠に」 を意味した願いが込めており、伸びやかな眼差しをもって愛らしく語りかけてくるキャラクターに、未来の主人公となる子どもたちの支持が寄せられている(マスコットの最終選定は、小学生による投票をもって行われた[23][24])[要出典]。
開会式詳細は「2020年東京オリンピックの開会式」を参照東京オリンピックの開会式での1824台のドローンショーの様子。

入場の先頭は慣例によりオリンピック発祥地のギリシャ、最後部は日本、その前がホスト国に内定しているフランス(2024年パリ大会)、米国(2028年ロサンゼルス大会)で、その他の国が50音順の並びになる。今回のテレビ放送では日本人選手名のローマ字表記を「名・姓」でなく、日本語表記と同じ「姓・名」に変更することも決まっている[25]
閉会式詳細は「2020年東京オリンピックの閉会式」を参照
実施競技

2020年東京オリンピックでは、33競技339種目が実施される[26]。うち、非追加種目が28競技321種目、開催地の組織委員会提案の追加種目は5競技18種目となっている[26]。非追加種目はオリンピック憲章で定められた上限310種目を11種目上回った。下記の情報は2017年6月現在[26]。括弧内の数字は種目数、★は東京五輪における追加種目を含む競技、並びは競技名のアルファベット順。

アーチェリー(5)(詳細

陸上競技(48)(詳細

バドミントン(5)(詳細

野球・ソフトボール (2)★

野球(1)(詳細

ソフトボール(1)(詳細


バスケットボール(4)(詳細

バスケットボール(2)

3x3(2)


ボクシング(13)(詳細

カヌー(16)(詳細

スラローム(4)

スプリント(12)


自転車競技(22)(詳細

BMX(4)

マウンテンバイク(2)

ロード(4)

トラック(12)


馬術(6)(詳細

馬場馬術(2)

総合馬術(2)

障害馬術(2)


フェンシング(12)(詳細

ホッケー(2)(詳細

サッカー(2)(詳細

ゴルフ(2)(詳細

体操 (18)(詳細


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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