2020年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ
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2020年ナショナルリーグ
チャンピオンシップシリーズ

チーム勝数
ロサンゼルス・ドジャース4
アトランタ・ブレーブス3

シリーズ情報
試合日程10月12日?18日
観客動員7試合合計:7万5843人
1試合平均:1万0835人
MVPコーリー・シーガー(LAD)
責任審判ジム・レイノルズ[1]
NLDSLAD 3?0 SD
ATL 3?0 MIA
チーム情報
ロサンゼルス・ドジャース(LAD)
シリーズ出場02年ぶり14回目
GM空位
監督デーブ・ロバーツ
シーズン成績43勝17敗・勝率.717
西地区優勝

アトランタ・ブレーブス(ATL)
シリーズ出場19年ぶり12回目
GMアレックス・アンソポロス
監督ブライアン・スニッカー
シーズン成績35勝25敗・勝率.583
東地区優勝


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ワールドシリーズ

2020年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)ポストシーズンは9月29日に開幕した。ナショナルリーグの第51回リーグチャンピオンシップシリーズ英語: 51st National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、10月12日から18日にかけて計7試合が開催された。その結果、ロサンゼルス・ドジャース西地区)がアトランタ・ブレーブス東地区)を4勝3敗で下し、2年ぶり24回目のリーグ優勝および21回目のワールドシリーズ進出を果たした。

両球団がポストシーズンで対戦するのは、2018年の地区シリーズ以来2年ぶり4度目。今シリーズではブレーブスが最初の2試合に連勝し、4試合で3勝1敗とシリーズ制覇へ先に王手をかけたが、ドジャースが第5戦からの3連勝で逆転優勝した。ポストシーズンの7戦4勝制シリーズにおいて、0勝2敗からの逆転優勝は2004年アメリカンリーグ優勝決定戦でのボストン・レッドソックス以来16年ぶり延べ14球団目[2]、1勝3敗からの逆転優勝は2016年ワールドシリーズでのシカゴ・カブス以来4年ぶり延べ14球団目[3]、その両方を満たすのは延べ5球団目となる[注 1][3]シリーズMVPには、ポストシーズン史上最長タイとなる5打席連続打点を第2戦から第3戦にかけて記録するなど[注 2][4]、7試合で打率.310・5本塁打・11打点・OPS 1.230という成績を残したドジャースのコーリー・シーガーが選出された。このあとドジャースは、ワールドシリーズでもアメリカンリーグ王者タンパベイ・レイズを4勝2敗で下し、32年ぶり7度目の優勝を成し遂げた。

今シリーズの冠スポンサーは、キャンピングカー販売業者のキャンピング・ワールドが務める[5]。したがって大会名はナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ presented by キャンピング・ワールド(英語: National League Championship Series presented by Camping World)となる。
COVID-19流行に伴う特別ルール7月23日、当初の予定からおよそ4か月遅れでレギュラーシーズンが開幕し、首都ワシントンD.C.の試合ではアンソニー・ファウチ始球式を行った。ファウチは国立アレルギー・感染症研究所の所長として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の陣頭指揮を執っていた人物である「アメリカ合衆国における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」および「2019年コロナウイルス感染症によるスポーツへの影響」も参照

2019年、中華人民共和国湖北省武漢市で新型コロナウイルス "SARSコロナウイルス2" の発生が確認された。ウイルスは世界中へ拡散し、感染症(COVID-19)を罹患する人が増え続けていった。アメリカ合衆国では、2020年1月下旬にワシントン州スノホミッシュ郡で初の感染者が確認され[6]、2か月後の3月下旬には感染者数が発生源の中国を抜いて世界最多となった[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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