令和最初の『FNSうたの夏まつり』であり、翌年から『FNS歌謡祭 夏』に改題して放送される為、『FNSうたの夏まつり』としては最後の放送となった。また、この年の『FNS歌謡祭』から司会が相葉雅紀・永島優美に交代し、尚且つ翌年の『FNS歌謡祭 夏』の司会も担当することに伴い、2015年から5年連続で担当してきた森高千里・渡部建[注 1]が務める『FNSうたの夏まつり』の司会もこの年が最後となった。 今回のステージの最多出演者は、宝塚歌劇団 雪組の望海風斗と浜崎あゆみであり、それぞれ4曲に参加している。 今回は、全68曲中17曲がコラボレーション(共演)で披露された。 番組序盤では、今年デビュー45周年を迎えたTHE ALFEEと来年デビュー35周年を迎えるTUBEがそれぞれ他の出演アーティストとのコラボレーションでスペシャルメドレーを披露した。番組のオープニング前に行われた。 番組前半では、劇団四季がキャッツ・シアターから『キャッツ』のスペシャルメドレーを披露した。また、元キャンディーズの伊藤蘭がグループ解散以来となる約41年ぶりに音楽番組に出演して「年下の男の子」をIZ*ONEの宮脇咲良・矢吹奈子とのコラボレーションで披露した。さらに、司会の森高千里はジャニーズWESTやLittle Glee Monsterとのそれぞれとのコラボレーションで3曲のスペシャルメドレーを披露した。 番組中盤では、昨年に引き続き「ディズニー映画メドレー」として『ピノキオ』『塔の上のラプンツェル』『美女と野獣』『ライオン・キング』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『トイ・ストーリー4』『アラジン』といったディズニー作品の主題歌や挿入歌を複数の出演アーティストのカバー・コラボレーションによるメドレーで披露された。また、ミッキーマウスとディズニーの仲間たちが出演してFNS限定のスペシャルパフォーマンスを披露した。 番組後半では、今年デビュー20周年を迎える嵐が「A・RA・SHI」と「果てない空」の2曲をそれぞれFNS限定のスペシャルパフォーマンスで披露した。尚、デビュー20周年を記念した嵐とフジテレビの軌跡として嵐のフジテレビの番組出演の歴史を振り返った。また、DA PUMPと宝塚歌劇団 雪組の衝撃コラボレーションで「U.S.A.」を披露した。さらに、坂道シリーズ(乃木坂46/欅坂46/日向坂46/吉本坂46)の全グループが一堂に会して初めて共演[注 2] し、それぞれのグループの代表曲の4曲のスペシャルメドレーを披露した。他では、AKB48が最新曲「サステナブル」を音源初解禁と共に発売前にテレビ初披露されたり、こちらも昨年に引き続き「ミュージカル名作メドレー」として『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『PIPPIN』『シスター・アクト?天使にラブ・ソングを?』といった各ミュージカル作品の主題歌や挿入歌を複数の出演アーティストが出演している舞台のキャストによるメドレーで披露された。 番組終盤では、WANIMAが映画『ONE PIECE STAMPEDE』の主題歌、三浦春馬がドラマ『TWO WEEKS』の主題歌、KinKi Kidsが名曲スペシャルメドレー、デビュー5周年を迎えたジャニーズWEST・デビュー15周年を迎えた木村カエラ・デビュー20周年を迎えた倉木麻衣がFNS限定のスペシャルパフォーマンス、浜崎あゆみがサマーソングメドレーがそれぞれ披露された。 尚、番組全体は生放送だが、一部の出演アーティストのパフォーマンスやスペシャル企画は事前収録で放送された。 ジャニーズ事務所からはKinKi Kids、嵐、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、ジャニーズWEST、SixTONESの6組が出演しており、SixTONESは『FNSうたの夏まつり』に初出演となった。 今回は、ジャニーズ事務所のSixTONESを含め、IZ*ONE[注 3]、相葉裕樹、伊藤蘭、伊礼彼方、海宝直人、木下晴香、倉木麻衣[注 3]、GLAY[注 3]、劇団四季[注 3]、佐藤隆紀、ダイアモンド?ユカイ、宝塚歌劇団 雪組[注 4]、東方神起[注 3]、中村倫也、日向坂46[注 5]、ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー 2019、三浦宏規、三浦春馬[注 3]、ミッキーマウスとディズニーの仲間たち、森公美子、吉本坂46[注 3]、WANIMA[注 6] の23組のアーティストが『FNSうたの夏まつり』に初出演した。 木村カエラは2014年以来の5年ぶり、TUBEは2015年以来の4年ぶり、嵐[注 7]・Kis-My-Ft2・KinKi Kids・欅坂46・柴咲コウ・ジャニーズWESTは2016年以来の3年ぶりの『FNSうたの夏まつり』の出演となった。 トップバッターは、TUBEとE-girlsがそれぞれ初めて担当して両者の共演で「THE ALFEE&TUBE 名曲スペシャルメドレー」の最初の曲として「あー夏休み」を披露した。 大トリは、もう一つのスペシャル企画で昨年に引き続き「後世に歌い継ぎたい日本の名曲」として総勢10組の出演アーティスト(下記参照)が担当して今年で没後30年を迎えた美空ひばりの名曲「愛燦燦」を披露した。
当日のステージ
スペシャル企画
トップアスリートの背中を押した名曲
今回の番組の放送日の7月24日が『2020年東京オリンピック』までちょうど1年(2019年当時)ということを記念して、日本を代表するトップアスリート8人がそれぞれ厳しい戦いの中で自分自身の背中を押した名曲を、トップアスリートの知られざるエピソードと共に名曲を紹介したり、自身の思い出や楽曲の魅力を語った。また、各アーティストが出演しているフジテレビの音楽番組・ライブコンサート・ミュージックビデオといった貴重な秘蔵映像VTRと共に振り返った。
出演者
司会
森高千里