2019年の相撲
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2019年の相撲(2019ねんのすもう)では、2019年平成31年/令和元年)の相撲関連の出来事についてまとめる。

2018年-2019年-2020年
できごと
1月

16日 - 【大相撲】横綱稀勢の里が、1月場所で3連敗し、4日目に引退を表明[1]。年寄「荒磯」を襲名した[2]

18日 - 【大相撲】横綱鶴竜が、右足首の怪我のため1月場所を6日目から休場した。鶴竜の休場は2場所連続12回目[3]

20日 - 【大相撲】天皇明仁皇后美智子による最後の天覧相撲観戦。退席する際、観客席全体から万歳が発生した[4]

22日 - 【大相撲】元関脇・豪風が現役を引退し、年寄「押尾川」を襲名した[5]

23日 - 【大相撲】前日まで休場し、1月場所11日目のこの日から再出場した小結御嶽海が、横綱白鵬に勝利した。休場明け初日の対戦で横綱に勝利したのは1952年1月場所の横綱東富士(対千代の山戦)以来約67年ぶり、三役以下の力士に限定した場合は1951年9月場所の小結備州山(対千代の山戦)以来約68年ぶりの珍事だった。また、御嶽海は休場前に稀勢の里と鶴竜にも勝っていたため、三役以下の力士としては1984年3月場所の大乃国以来、約35年ぶりの3横綱総なめとなった[6]

26日 - 【大相撲】横綱白鵬が、右膝と左足関節の怪我のため1月場所を14日目から休場した。白鵬の休場は2場所連続11回目[7]

27日

【大相撲】1月場所はこの日に千秋楽を迎え、幕内は関脇玉鷲が13勝2敗で初優勝した。玉鷲は34歳2ヶ月で、旭天鵬(2012年5月場所、37歳8ヶ月)に次ぐ2番目の年長初優勝となった[8]

【大相撲】1月場所で8勝4敗3休の成績だった小結御嶽海が、休場した力士としては史上初めて三賞(殊勲賞)を受賞した[9]


31日 - 【大相撲/不祥事】日本相撲協会は、鳴戸部屋所属の三段目力士が2018年9月頃から2019年1月にかけ、弟弟子に暴力を含むいじめを繰り返していたことを発表した[10]

2月

8日 - 【大相撲/不祥事】日本相撲協会は、鳴戸部屋で発生した暴力問題に関して関係者の処分を決定し、加害者の三段目力士は引退勧告相当(同日付で引退届受理)、師匠の鳴戸親方(元大関・琴欧洲)は3ヶ月間の報酬減額10パーセントの処分となった。このほか、三段目力士に命じられていじめを行った力士2人も処分された[11]

3月

10日 - 【大相撲】大関経験者で、5場所連続休場中だった照ノ富士がこの日から序二段で復帰し、大関経験者として初めて幕下以下で相撲を取った[12]

13日 - 【大相撲】大関経験者の照ノ富士と、幕内経験者の天風が、この日序二段で対戦した。元幕内力士同士の取組が序二段で組まれるのは初めてのことだった[13]

23日 - 【大相撲】元幕内・天鎧鵬が現役を引退し、年寄「秀ノ山」を襲名した[14]

24日

【大相撲】3月場所千秋楽に、大関栃ノ心の2場所連続の負け越しが決定し、大関から在位5場所で陥落することが決定した。大関在位の最短記録は、年6場所制となった1958年以降では大受の5場所であり、栃ノ心の記録はこれに並ぶこととなった[15]

【大相撲】平成最後の本場所となった3月場所は千秋楽を迎えて、横綱白鵬が15戦全勝で優勝した。白鵬の優勝は3場所ぶり42回目で、全勝優勝は15回目となった(どちらも白鵬自身が持つ最多記録を更新)[16]。しかし、表彰式で受けたインタビュー中に三本締めを行ったことは、翌日の横綱審議委員会の会合で問題視された[17]


27日 - 【大相撲】日本相撲協会は番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇貴景勝の大関昇進を決定した。平成時代最後の新大関となった貴景勝は、伝達式で「武士道精神を重んじ、感謝と思いやりの気持ちを忘れず、相撲道に精進してまいります」と口上を述べた[18]

4月

24日 - 【大相撲/不祥事】日本相撲協会理事会は、横綱白鵬が3月場所千秋楽の優勝インタビューで三本締めを行った問題で関係者の処分を決定し、白鵬は譴責処分、白鵬の師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は3ヶ月間の報酬減額10パーセントの処分となった[19]

26日 - 【大相撲】日本相撲協会は、楯山親方(元関脇・玉ノ富士)が4月25日付で退職したと発表した[20]

5月

9日 - 【大相撲】横綱白鵬が右上腕の怪我のため5月場所を休場することが、この日に決定した[21]


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