2019年埼玉県知事選挙
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2023年埼玉県知事選挙

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2019年8月25日 (2019-08-25)
→ 2023年


投票率32.31%
 
候補者大野元裕青島健太浜田聡
政党無所属無所属NHKから国民を守る党
得票数923,482866,02164,182
得票率47.87%44.89%3.33%

 
候補者武田信弘櫻井志津江
政党無所属無所属
得票数40,63134,768
得票率2.11%1.80%

選挙前知事

上田清司
無所属選出知事

大野元裕
無所属

2019年埼玉県知事選挙(2019年さいたまけんちじせんきょ)は、2019年令和元年)8月25日に執行された埼玉県知事を選出するための選挙。
概要

現職の上田清司知事の任期満了に伴う選挙。なお上田は、2019年6月15日の記者会見で、知事選に立候補せず、知事の退任を表明した[1]

これにより16年ぶりの立候補者が全て新人候補による選挙となり、自由民主党が多数を占める埼玉県議会とのねじれが解消されるかが注目された。

選挙戦直前までは、立候補届け出順[2]に、立憲民主党国民民主党社会民主党の各県政野党が支持、日本共産党県委員会が自主支援する前参議院議員の大野元裕、無所属で元埼玉県立高校英語教諭の武田信弘、NHKから国民を守る党公認で放射線科専門医の浜田聡、無所属で元建設会社社員の櫻井志津江、自由民主党・公明党など県政与党が推薦する元プロ野球・ヤクルトスワローズ選手でスポーツライター青島健太と、記者会見による立候補表明順[3][4]に、元不動産鑑定士山口節生、旧民主党系で前参議院議員の行田邦子の、7人による選挙戦になると想定されていた。しかし、告示日前日に行田が、告示日当日に山口が立候補を辞退し、大野、武田、浜田、櫻井、青島の、5人の争いになった。

同年7月に開催された第25回参議院議員通常選挙以降では、最初の大型選挙であり与野党対決型の選挙ともなったことにより、与野党ともに党首および幹部クラスが応援に駆け付けた。選挙終盤まで大野と青島の接戦が報じられ、最終的に歴代の埼玉県知事選挙で最も僅差となる約6万票差(大野92万3482票、青島86万6021票)で、大野元裕が初当選した。
選挙データ

2019年(令和元年)8月30日任期満了

2019年8月8日(木)告示

2019年8月25日(日)投開票投票時間帯:午前7時?午後8時(投票所により異なる場合あり)

期日前投票不在者投票: ⇒期日前投票所一覧(埼玉県公式ホームページ)<PDF形式。設置期間、投票時間、不在者投票を同一施設で行えるかも掲載>

今回の選挙の啓発ポスター・CMには、埼玉県を舞台にした漫画『翔んで埼玉』の主人公・白鵬堂(実写映画版では「壇ノ浦」)百美と麻実麗を使用[5]。その後、参議院埼玉県選挙区の補欠選挙でも起用。

立候補者

※5名、立候補届け出順[6][2]。候補者すべて新人。

候補者名
(読みかた)年齢党派肩書き公式サイト
大野元裕
(おおの もとひろ)55無所属[7]参議院議員
日本テレビ・ニッポン放送コメンテーター ⇒大野もとひろ特設WEBサイト
武田信弘
(たけだ のぶひろ)65無所属元埼玉県立高校英語教諭、
元電気機器製造販売会社社員[8]
元中学校教諭[8]武田信弘のホームページ
浜田聡
(はまだ さとし)42NHKから国民を守る党放射線科専門医倉敷大家.com
櫻井志津江
(さくらい しずえ)63無所属元建設会社社員[9]
学童保育職員[10]
青島健太
(あおしま けんた)61無所属[11]スポーツライター
TBSテレビ・TBSラジオ・J SPORTS野球解説者
NHK BS1・テレビ東京・フジテレビキャスター
元プロ野球選手

立候補者の埼玉県政政策

※立候補届け出順[2]

大野元裕…日本一暮らしやすい埼玉を実現する政策集2019(大野もとひろ特設WEBサイト)

武田信弘…2015年埼玉県知事選出馬時のマニフェスト(武田信弘のホームページ)2019年マニフェスト(武田信弘のホームページ)<上記の2015年マニフェストに、3点を追加し、2019年マニフェストにすると、記事の最初に記載。この記事には、追加の3点のみが掲載>

浜田聡…埼玉県内における、NHKの放送電波の受信を希望しない人には電波を届けない、スクランブル放送化を推進[12]子宮頸がんワクチン接種の積極的勧奨再開、埼玉高速鉄道の延伸。川越線の複線化[13]。埼玉県庁舎を建て替えすべきか否か(浜田聡のブログ)埼玉県内で鉄道に関する政策(浜田聡のブログ)埼玉県内で鉄道に関する政策 その2 大江戸線延伸と久喜駅新幹線駅設置(浜田聡のブログ)

櫻井志津江…国道17号など道路・歩道橋等の補修[14]・整備や、側溝の安全確保[14]をして、事故防止を図る[15]。社会福祉を充実させて、少子高齢化対策を推進[14]子ども手当など、子育て世代にかかる児童手当の増額支給[16]。賃貸世帯の家賃補助[17]。高齢者の年金や介護[16]。低額で入所できる介護施設を増設する[18]。県内のイベントや特産物を紹介するチラシや冊子の作成、配布により、県の魅力を高める[19]。地元テレビ局で、県の魅力の発信に努める[19]。県庁舎の建て替えについては、修繕修理を行ったうえで検討すべきである[20]。商工業・農林・産物も円滑生産[16]。さらなる発展と固定化に取り組んでいく[16]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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