2018_AG37
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2018 AG37

2018 AG37の軌道
(ただし現状では非常に不確実性が大きい)
仮符号・別名ファーファーアウト[1]
FarFarOut[2][3]
見かけの等級 (mv)25.3[4]
分類太陽系外縁天体(TNO)[5]
散乱円盤天体(SDO)[6]
発見
発見日2018年1月15日(初観測日)[4][7]
発見者スコット・S・シェパード[4]
チャドウィック・トルヒージョ[4]
David J. Tholen[4]
発見場所 アメリカ合衆国ハワイ州
マウナケア天文台 すばる望遠鏡
現況確認
軌道要素と性質
元期:JD 2,458,540.5(2019年2月26日)[5]
軌道長半径 (a)80.167 ± 4.494 au[5][注 1]
近日点距離 (q)27.625 ± 0.172 au[5]
遠日点距離 (Q)132.710 ± 7.439 au[5]
離心率 (e)0.655 ± 0.021[5]
公転周期 (P)262,178 ± 22,045 [5][注 1]
(717.804 ± 60.356 [5]
軌道傾斜角 (i)18.675 ± 0.124°[5]
近日点引数 (ω)231.855 ± 59.974°[5]
昇交点黄経 (Ω)68.357 ± 0.531°[5]
平均近点角 (M)186.937 ± 219.3°[5]
前回近日点通過未詳
次回近日点通過JD 2,584,577 ± 149,110[5][注 1]
2364年3月25日 ± 408.5年)
物理的性質
直径約400 km(推定)[1][3]
絶対等級 (H)4.185 ± 0.103[5]
4.22[7]
Template (ノート 解説) ■Project

2018 AG37 は、太陽から132.2 ± 1.5 au(約197.8 ± 2.2 億km[8]という現在知られている太陽系内のどの天体よりも遠く離れた観測史上最遠の位置で発見された天体として知られる太陽系外縁天体である[1][3]2018年1月、仮説上で存在が示されているプラネット・ナインの探索中に初めて観測され、これまで多くの太陽系外縁天体を発見してきたスコット・S・シェパードチャドウィック・トルヒージョ、David J. Tholenによって2021年2月に発表されたプレスリリースにてその存在が確認された。2018 AG37が太陽からとても離れたところに位置していることから、それを強調して「ファーファーアウト(FarFarOut)」という愛称が用いられている[1][2][3]。推定される直径は400 kmで、準惑星候補とみなせる天体の下限に近い大きさを持つとされる[1][3][9]

見かけの等級は約25等級で、世界最大級の望遠鏡でしか観測することが出来ないほど非常に暗い[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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