2018年のスポーツ
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9日 - 【カヌー】 日本カヌー連盟は、2017年に行われた日本カヌースプリント選手権大会で、2020年東京オリンピックの日本代表候補である男子選手が、ライバルである他の選手の飲料用ボトル内に禁止薬物を混入し、ドーピングによる失格を図っていた問題に関する取材を受け、問題が事実であることを認めた[4]。さらに、取材の後に連盟が公開した文書内で、禁止薬物を混入した選手が鈴木康大であることを公表した[4]。これを受け、石川県警偽計業務妨害及び窃盗容疑で鈴木を捜査していることが12日に判明[5]。さらに18日には鈴木が所属する福島県カヌー協会が石川県警の捜査状況を待って鈴木を除名する方針を固め、また日本カヌー連盟も同様の処分を科す方針[6]

11日

【水泳】 昨年11月から12月に スペインで行われた日本代表合宿で、前年の世界選手権200m平泳ぎ銀メダリストの小関也朱篤ミキハウス)が後輩選手に対して暴力行為を行っていたことが発覚し、ミキハウスは小関に対し3月末までの対外試合出場自粛、日本代表辞退、減俸などの処分を科したことを発表[7]。さらに翌12日に日本水泳連盟は今回の暴力事件を受け、2月に グアムで実施予定だった日本代表合宿を中止した[8]

【陸上競技】 全日本大学駅伝大会事務局は、今年の第50回大会から繰り上げスタートの減少などを目的に、1区から7区までの区間距離を変更することを発表。1区は従来の14.6kmから9.5kmと5.1km短縮する一方で、7区は従来の11.9kmから17.6kmと5.7km延長される。なお8区の区間距離(19.7 km)と総区間距離(8区間・106.8 km)に変更はない[9]


17日 - 【ラグビー】 元豪州代表で現在はトップリーグサントリーサンゴリアス所属のジョージ・スミスが昨年12月31日未明、東京都府中市内でタクシー料金を踏み倒した上、追いかけてきた運転手に暴行を加えたとして警視庁府中署に現行犯逮捕されていたことがこの日判明。スミスは「(当時は)酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認。一方チームは「逮捕されたことは事実。お詫びすると共に被害者の方に誠心誠意対応いたします」とコメント[10]。今回の事件発覚を受け、1月28日に府中市内で予定していた第55回日本選手権優勝記念パレードを中止することをチーム公式サイトで発表した[11]。スミスは逮捕後東京地検立川支部に送致され、1月18日付で処分保留のまま釈放[12]。その後不起訴処分となったが、チームは1月31日付で契約解除、退部の処分を科した[13]

19日 - 【ボクシング】 昨年12月にIBF世界スーパーフェザー級王者になった尾川堅一帝拳ジム)が、試合前に採取した検体から禁止薬物が検出されたと所属の帝拳ジムが発表。米国メディアによると禁止薬物は「合成テストステロン」と報じている。最終的な原因調査の結果最悪の場合王者剥奪となるが、尾川は「意図的に摂取していない」と否定した[14]

28日 - 【陸上競技】 第37回大阪国際女子マラソンで初マラソンの松田瑞生ダイハツ)が2時間22分44秒で優勝し、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への出場権を獲得した[15]

29日

【ゴルフ】 第6回日本プロゴルフ殿堂の顕彰者が発表され、レジェンド部門に藤井義将(2015年没)、プレーヤーズ部門に金井清一吉川なよ子の計3名を選出した[16]

【ボクシング】 WBC世界女子アトム級王者でWBC女子世界ミニフライ級王者の小関桃(青木)が、この日付にてWBC女子世界アトム級並びに女子世界ミニフライ級王座を返上して現役を引退することを発表した[17]。今後は理学療法士を目指すという[17]
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