2017年の台風
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本記事に含まれる熱帯低気圧の中心気圧や風速、発生場所・日時等及びそれらの出典は発表された直後の速報値である可能性があります。気象庁は台風消滅後も事後解析を行い、その結果を確定値として公開します。確定値が公開された場合、データを確定値に修正していますが、各節中の出典は速報値のままであるものが殆どとなります。資料として利用される際にはご注意ください。なお、確定値の出典である気象庁HPのリンクは、#各熱帯低気圧の影響の「出典」にまとめて掲載してあります。
出来事には、出典があり内容の検証性がとれるもののみ掲載しています。(2018年1月)

台風の確定値は公開後、追記または注釈[確○○]で付記しています。

2017年の台風
軌跡の地図
最初の熱帯低気圧発生1月7日
最初の台風発生4月26日
最後の台風消滅12月26日
最後の熱帯低気圧消滅2018年1月4日
最も強かった
台風台風21号 ? 915 hPa,
100 kt (10分間平均)
熱帯低気圧の総数41
台風の総数27
タイフーンの総数11
スーパータイフーンの総数2
超大型台風の総数1
総死亡者数863
総被害額143 億ドル (2017 USD)
年別台風
2015, 2016, 2017, 2018, 2019
7月18日3時から30日9時(日本時間)にかけての6時間毎のアジア天気図。台風(紫色の×表示)や熱帯低気圧(TDと表記)が相次いで発生している。同時に太平洋高気圧が衰退していくのも分かる。

2017年台風(2017ねんのたいふう、太平洋北西部及び南シナ海で発生した熱帯低気圧)のデータ。データは基本的に日本の気象庁の情報に基づき、気象庁が熱帯低気圧としていない一部のものについては、合同台風警報センター (JTWC) のみに拠る。

2017年に発生した台風は、平年の25.6個から大きく外れることのない、並の27個だった[1]。日本での影響においては、接近数は平年の11.4個より少ない8個であったが、上陸数は平年値2.7個より多い4個(第3号、第5号、第18号、第21号)だった[1]

台風1号は4月26日に発生した。7月2日に発生した台風3号は、4日に九州に上陸し日本列島を横断したが、台風通過後も前線や別の熱帯低気圧の影響で九州北部などで豪雨が続き、平成29年7月九州北部豪雨が発生、甚大な被害が出た。7月下旬頃になると、太平洋北西部と南シナ海での対流活動が活発になり、熱帯低気圧が多発、21日から30日の10日間で台風が6個も相次いで発生した。これにより、7月の台風の発生数は8個(平年値: 3.6個)となり、気象庁が台風の統計を開始した1951年以降、7月の発生数としては1971年と並び最多となった[1]。そのうち20日に発生した台風5号は、太平洋上を迷走した末に日本に上陸し、台風だった期間は、統計史上最長の19.00日を記録した[1]。また、7月23日には一時的に台風5号から8号までの4個の台風が同時に存在し、これは1994年以来23年ぶりとなった。

9月は4個の台風が発生し、9日に発生した台風18号は、九州四国本州に上陸して大きな被害をもたらしたが、台風18号が消滅した後は、1個も台風が発生せず、通常台風の活動が活発な9月下旬に台風が1個も活動しなかったのは1973年以来44年ぶり、統計開始以来2度目の珍事となった[2]。その後、10月12日に台風20号が発生した。

10月16日に発生した台風21号は、超大型にまで強風域を拡げた状態で日本に上陸し、上陸時の台風の大きさのデータがある1991年以降では初めてとなったほか、上陸したのは23日で、史上3番目に遅い上陸となった[1]

1年を通して猛烈な台風は1個も発生せず、これは2002年以来15年ぶりとなった[3]
台風の日本接近数

台風の年間日本接近数(上陸数を含む)接近数が多い年接近数が少ない年
順位年接近数順位年接近数
1
2004年 1966年 1960年1911973年4
42012年1721995年5
52018年 1955年1631977年6
72019年 2000年 1997年 1994年
1965年 1961年 1958年1542020年 2010年 1983年 1979年7
82017年 2009年 1998年 1969年
1964年 1951年8

月別の台風発生数

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
1185433227

各熱帯低気圧の活動時期
「台風」に分類されている熱帯低気圧
台風1号(ムイファー)

201701・03W・ダンテ

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)



発生期間4月26日 ? 4月27日
ピーク時の強さ35 kt (10分間平均) 
1002 hPa

4月21日頃にカロリン諸島近海で形成が始まった低圧部(低気圧93W)が、4月23日21時(協定世界時23日12時)にマリアナ諸島南部で熱帯低気圧に昇格した[4][確 1]。合同台風警報センター(JTWC)は24日午後に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、25日に熱帯低気圧番号03Wを付番した。03Wは26日9時(協定世界時26日0時)にフィリピンの東の北緯13度30分、東経135度55分で台風となり[5][確 2]、アジア名ムイファー(Muifa)と命名された[6]。ほぼ同時刻にフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)も03Wが監視エリアに進入したと発表し、フィリピン名ダンテ(Dante)と命名した[7]。1号はフィリピンの東をしばらく北上したがほとんど発達は見られずに、27日21時に北緯17度、東経135度で熱帯低気圧に変わった[確 3]
台風2号(マールボック)

201702・04W

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)



発生期間6月11日 ? 6月13日
ピーク時の強さ55 kt (10分間平均) 
985 hPa

6月10日頃に南シナ海で形成が始まった低圧部(低気圧96W)が、同日15時にすぐに熱帯低気圧になり[確 4]、合同台風警報センター(JTWC)は11日0時(協定世界時10日15時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、同日9時に熱帯低気圧番号04Wを付与した。


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