いずれもサッカー予選・決勝トーナメントの会場。広大なブラジル各地に点在しており、リオデジャネイロから最も遠く赤道に程近いマナウスまでは、直線距離で約2,800kmほど離れている[25]。
マネ・ガリンシャ競技場[26](ブラジリア)
ミネイラン競技場[26](ベロオリゾンテ)
フォンチノバ・アリーナ[26](サルヴァドール)
コリンチャンス・アリーナ[26](サンパウロ)
アマゾニア・アリーナ[26](マナウス)
マネ・ガリンシャ競技場
ブラジリア
ミネイラン競技場
ベロオリゾンテ
フォンチノバ・アリーナ
サルヴァドール
コリンチャンス・アリーナ
サンパウロ
アマゾニア・アリーナ
マナウス
開会式詳細は「2016年リオデジャネイロオリンピックの開会式」を参照リオデジャネイロオリンピックの開会式
開会式は2016年8月5日にエスタジオ・ド・マラカナンで挙行された。オリンピックの開会式が陸上競技場以外の会場で開催されたのは、1900年のパリオリンピック以来、116年ぶりのことである。オリンピック憲章に指示された通り、式典は(歓迎スピーチ、オリンピック旗の掲揚、選手らの入場行進を含む)国際的なスポーツイベントの開幕を示す格式が高い儀式と、開催国の文化を披露する芸術的なショーを兼ねたものである。開会式の会場には約78,000人の観衆が詰めかけた。[27]開会式のクリエイティブ・ディレクターには、フェルナンド・メイレレス、ダニエラ・トマス
(英語版、フランス語版、ポルトガル語版)、そしてアンドルーチャ・ワディントン(英語版、フランス語版、ポルトガル語版)が、エグゼクティブ・プロデューサーにはトリノオリンピック、ソチオリンピックのセレモニーを手がけたマルコ・バリッチが就いた[28]。ブラジルで最も著名なコレオグラファーのデボラ・コルカー(英語版、フランス語版、ポルトガル語版)は、6000人を超えるボランティアの出演者を用意して、開会式で踊らせた。式のリハーサルは2016年5月の終わり頃に始まった。[29]ジルマ・ルセフ大統領が弾劾により職務停止となったために、ミシェル・テメル大統領代行が国家元首として開会宣言をした。
オリンピック栄誉賞(英語版、スペイン語版、イタリア語版)が創設されて初めての受賞者(キプチョゲ・ケイノ)が選ばれ、鳩凧を揚げたケニアのオリンピックキッズと共にケイノは入場した。
なお、オリンピック開催に莫大な費用がかかるために、一部市民によるデモなど反対運動がおこり、開会式の際も会場の周辺でデモ隊と機動隊の衝突が発生した。