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2016年スペイン総選挙
第12回スペイン国会
2016年6月26日
種類: 議会
職務: スペイン上院 208議席
スペイン下院 350議席
基礎データ
総人口: 7007465249430000000?46,524,943[2]
有権者数:7007365181000000000?36,518,100[1]
投票数:24,161,083
69.84% 0.2%
有効投票数:23,756,674
白票:178,521
無効票:225,888
選挙結果
国民党(PP)
得票:7,906,185 9.2%
上院 獲得議席:130 4.8%
下院 獲得議席:137 11.4%
33.03%
スペイン社会労働党(PSOE)
得票:5,424,709 2.2%
上院 獲得議席:43 8.5%
下院 獲得議席:85 5.6%
22.67%
ウニダス・ポデモス
得票:3,201,170 0.1%
上院 獲得議席:8 11.1%
下院 獲得議席:45 7.1%
13.37%
シウダダノス(C's)
得票:3,123,769 11.1%
上院 獲得議席:0
下院 獲得議席:32 20%
13.04%
下院の政党別議席数
首相
現職
マリアーノ・ラホイ(暫定)
2016年スペイン総選挙は、2016年6月26日に投開票された第12回スペイン議会総選挙である。下院の全350議席、上院の266議席中208議席が改選された。
2015年12月20日に投開票された2015年スペイン総選挙では過半数の得票を得た政党が存在せず、総選挙後の連立協議も不調に終わったため、約半年後の2016年6月26日に再選挙が行われることとなった[3][4]。連立協議に失敗したことが引き金となったスペイン総選挙はこの選挙が初めてである[5]。ポデモスと統一左翼(IU)は他の少数派左派政党とともに、ウニダス・ポデモスという選挙連合で総選挙に臨んだ。ウニダス・ポデモスの躍進が予想されたが、2011年から政権を担っている国民党(PP)が議席数を伸ばす結果となった。 スペインの立法府である国会(Cortes Generales)は二院制である。 立法の発案権は下院と上院の両院(に加えて政府)が有しているが、下院は上院よりも大きな立法権を有しており、下院の絶対過半数によって上院の発案権の大部分を無効とすることができるため、スペインの二院制は非対称であるとされる。下院のみが首相からの信任を付与または剥奪する能力を持つ。上院は下院による無効の対象外であるいくつかの排他的な機能を有しているが、上院の権利は限られている[6]。スペインの選挙制度は秘密投票の普通選挙に基づいている。 下院350議席のうち348議席は、スペインに50ある県ごとに分けられた選挙区から、ドント方式かつ厳正拘束名簿式の比例代表制で選出される。スペインに2ある自治市のセウタとメリリャからは1人ずつが選出される。下院議員の任期は4年間である。それぞれの選挙区はまず2議席を確保し、残りの248議席は選挙区の人口に比例して配分される。それぞれの選挙区で総投票数(白票も含む)の3%以上を獲得した政党/選挙連合のみが議席を獲得する権利を得る。 今回の選挙における下院の議席の配分は以下のとおりである。 2016年スペイン総選挙における下院の議席配分[7]議席数選挙区
選挙制度
スペイン下院
スペイン上院
下院
36マドリード県
31バルセロナ県
16バレンシア県(+1)
12アリカンテ県、セビリア県
11マラガ県
10ムルシア県
9カディス県
8ア・コルーニャ県、アストゥリアス県、バレアレス諸島県、ラス・パルマス県、ビスカヤ県