12月16日(第2夜)の平均視聴率は13.5%となった。
翌年、SMAPが年内での解散を正式に発表。この派生番組である、『FNSうたの夏まつり』等の音楽特番を相次いで辞退し、同年の『2016 FNS歌謡祭』も辞退した為、今回がSMAPとして最後の出演となった[7]。 トップバッターでは、当番組ではTOKIOが初めて担当して「AMBITIOUS JAPAN!」を披露した。さらに、番組のオープニングを挟んで、続けて2曲目には新曲「東京ドライブ」を披露した。大トリでは、5年連続でSMAPが担当してMIYAVIとのコラボレーションで新曲「Otherside」を披露した。また、SMAPも大トリの前に「雪が降ってきた」を披露した。その為、今回は、トップバッターのTOKIO、大トリのSMAP、共に2曲のメドレーで披露した。また、当番組で2003年から13年連続で続いてきたSMAPの大トリが本年で最後となった。 第1夜のステージの最多出演者はNMB48・AKB48[注 4]の山本彩であり、5曲に参加していた。 番組前半には、昨年、ジャニーズ事務所の後輩14組それぞれとのコラボレーションで披露されたデビュー35周年を迎えた近藤真彦のメドレーが今年も行われ、氣志團の綾小路翔とのコラボレーションで「ハイティーン・ブギ」、横山剣とのコラボレーションで「北街角」、単体で新曲「大人の流儀」と、ジャニーズ事務所以外のアーティストとのコラボレーションで披露された。尚、近藤真彦が楽曲を披露中には、観覧席で観覧しているジャニーズ事務所の後輩であるTOKIO、KinKi Kids、嵐、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2[注 5] が総立ちで盛り上げていた。 番組中盤には、嵐が当番組では2001年以来の14年ぶりに楽曲をメドレーで披露した。ももいろクローバーZとのコラボレーションで「WISH」、東京スカパラダイスオーケストラ・ホーンセクションとのコラボレーションで「GUTS !」、単体で新曲「愛を叫べ」の3曲を披露した。尚、嵐とももいろクローバーZといった男性アイドルグループと女性アイドルグループがコラボレーションするのは当番組では史上初となる[注 6]。また、嵐は、2012年と2013年では事前収録での出演、2014年はフジテレビ本社からの中継での生出演だったため、2011年以来の4年ぶりに「飛天」での生パフォーマンスとなった。 番組後半には、音楽番組の出演が18年ぶり及び当番組の出演が『'96 FNS歌謡祭』以来の19年ぶりとなる中山美穂が出演して、「世界中の誰よりきっと」「ただ泣きたくなるの」の2曲をメドレーで披露した。尚、生出演ではなく事前収録での出演となった。 さらに、昨年も行われたクリスマスソングメドレーや広瀬香美の大ヒット曲などのウィンターソングメドレーが、出演アーティスト同士のコラボレーションやカバーなどで披露された。 SMAPは、メンバーの中居正広がMCとしてレギュラー出演している裏番組である日本テレビ『ザ!世界仰天ニュース』の3時間SP(19:00 - 21:54)が放送されていたため、19時台?21時台は観覧席での観覧も含めて出演を控えていた。SMAPのメンバーの木村拓哉は自身のラジオ番組で契約上の出演時間になるまでは、裏(楽屋)で過ごしていたことを明かしている。 第1夜では、ジャニーズ事務所からは近藤真彦、SMAP、TOKIO、KinKi Kids、嵐、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、舞祭組の9組が出演した。近藤を除き、いずれもフジテレビでグループでのレギュラー番組を持っている[注 7][注 8]。また、今回が2回目の出演となる関ジャニ∞は昨年は中継での出演であったため、初めて「飛天」でのパフォーマンスとなった[注 9]。 BoAが、『2011 FNS歌謡祭』以来の4年ぶりの当番組出演に伴い、同じく、『2011 FNS歌謡祭』以来の4年ぶりにK-POP勢からのアーティストが当番組に出演した。 出演アーティストは全79組で、全79曲中48曲がコラボレーション(共演)で披露された。 トップバッターでは、V6×A.B.C-Z×ジャニーズWESTのコラボレーションによる「MUSIC FOR THE PEOPLE」を披露した。さらに、続けてデビュー20周年を迎えたV6が、この回に出演しているジャニーズの後輩グループであるタッキー&翼、NEWS、KAT-TUN、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWESTとのそれぞれの共演でV6の6曲のスペシャルメドレーが披露された。尚、番組中盤ではV6が単体で新曲「Wait for You」を披露した。また、V6、A.B.C-Z、ジャニーズWESTは、3組共、当番組では初めてトップバッターを担当した。大トリでは、EXILEが当番組では初めて担当して、「24karats GOLD SOUL」を披露した。 第2夜のステージの最多出演者はV6であり、7曲に参加していた。 番組前半には、今回の目玉となるスペシャル企画として、AKB48グループ(AKB48/SKE48/NMB48)、坂道シリーズ(乃木坂46/欅坂46)、スターダストグループ(ももいろクローバーZ/私立恵比寿中学/チームしゃちほこ)、ハロー!プロジェクトグループ(モーニング娘。'15/℃-ute/アンジュルム)が一堂に会して初めて共演[注 10]し、それぞれの女性アイドルグループの垣根を超えて日本を代表する11組99名の女性アイドルグループによるアイドル・オールスターで送る「アイドル・コラボレーション・メドレー」と題した9曲のメドレーが披露された。尚、翌年もコラボの組み合わせと楽曲を変えて行われた。 番組後半には、EXILE、三代目 J Soul Brothers、GENERATIONS、E-girls、Dream、Happiness、FlowerといったEXILE TRIBEによる8曲のスペシャルメドレーが披露された。 SNH48・SKE48メンバーの宮澤佐江が当番組でグループからの卒業を発表した[8]。なお、同日にAKB48の西山怜那とHKT48の梅本泉もグループからの卒業を発表しており、1日で同じ番組内で3人が卒業を発表する事態となった[9][10]。 第2夜では、ジャニーズ事務所からはV6、タッキー&翼、NEWS、KAT-TUN、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWESTの7組が出演した。第1夜とは対照的にフジテレビでグループでのレギュラー番組を持っていない[注 11]。また、タッキー&翼[注 12]と田口淳之介(KAT-TUN)[注 13]にとって最後の当番組の出演となった。 出演アーティストは全46組で、全64曲中18曲がコラボレーション(共演)で披露された。 今年は、安倍なつみ[注 14]、アンジュルム、大竹しのぶ、℃-ute、桐谷健太、ゲスの極み乙女。、欅坂46、クミコ、私立恵比寿中学、chay、チームしゃちほこ、東京スカパラダイスオーケストラ・ホーンセクション、Dream[注 15]、tofubeats、新妻聖子、西島隆弘、Happiness[注 15]、藤巻亮太[注 16]、Flower[注 15]、BREAKERZ、星野源、山崎まさよしの22組のアーティストが『FNS歌謡祭』に初出演した。
当日のステージ
第1夜
第2夜
全体(第1夜・第2夜)
Size:125 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef