2015年のJリーグJ1
期間1st:2015年3月7日 - 6月27日
17節/合計153試合
2nd:2015年7月11日 - 11月22日
17節/合計153試合
年間優勝サンフレッチェ広島
1st 優勝浦和レッズ
2nd 優勝サンフレッチェ広島
J2降格松本山雅FC
清水エスパルス
モンテディオ山形
J2
期間2015年3月8日 - 11月23日
42節/合計462試合
J1昇格大宮アルディージャ
ジュビロ磐田
アビスパ福岡
J3降格大分トリニータ
栃木SC
J3
期間2015年3月15日 - 11月23日
39節/合計234試合
J2昇格レノファ山口FC
FC町田ゼルビア
ヤマザキナビスコカップ
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この項目では、2015年シーズンの日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)について述べる。 Jリーグが発足から23年目のシーズンになる。 このシーズンから明治安田生命保険相互会社とJリーグ全体のタイトルスポンサーとしての契約(Jリーグタイトルパートナー契約)を締結し[1]、J1・J2・J3を総称する場合の統一名称を「明治安田生命Jリーグ(MEIJI YASUDA J.LEAGUE)」 とし、あわせて各リーグの名称も以下の通りとした上で、ロゴデザインを変更することとなった[2]。 明治安田生命では、2014年のJリーグトップパートナー、並びにJ3タイトルパートナーとしてJリーグを協賛するにあたり、参加51クラブの協力を得たキャンペーン(メセナ=企業の社会貢献活動)として、「心ひとつにJでつながろうプロジェクト」を開始し、サッカー用具の寄付や、少年サッカー教室を全国で展開してきた。今回のJリーグタイトルパートナー就任をきっかけに、明治安田生命全社員が「全員サポーター」を合言葉に、地元クラブを応援し、Jリーグを中心軸にした地域社会への発展寄与に努めるとしている[3]。
概要
Jリーグ ディビジョン1 (J1) - 明治安田生命J1リーグ (MEIJI YASUDA J1 LEAGUE) 、デザインカラーは■赤。
Jリーグ ディビジョン2 (J2) - 明治安田生命J2リーグ (MEIJI YASUDA J2 LEAGUE) 、デザインカラーは■緑。
J3リーグ (J3) - 明治安田生命J3リーグ (MEIJI YASUDA J3 LEAGUE) (前年と同じ)、デザインカラーは■黒。
できごと
1月14日
J1、J2、J3のホーム開幕カードが発表される[4]。J1は清水エスパルスvs鹿島アントラーズ(IAIスタジアム日本平)のみが3月8日、それ以外が3月7日に開幕。J2は3月8日に全試合一斉開幕。J3は3月15日の第1節はグルージャ盛岡が試合なしとなり、盛岡のホーム初戦は第3節となる。なお、J1の開幕カードについては、Jリーグからの正式リリースより前の1月6日から8日にかけて複数のメディアが相次いで報じていた[5][6][7]。
1月19日
プレシーズンマッチのうち、スカパー!(Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー)で放送されるものについて「Jリーグ・スカパー! ニューイヤーシリーズ」の呼称を与えた上で、宮崎県と鹿児島県にてJリーグとスカパー!の共催による「Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ」の創設を発表[8]。
2月23日
この日行われた理事会で、鹿児島ユナイテッドFC(JFL)をJリーグ百年構想クラブとして承認[9]。
3月21日
この日行われたJ3第2節・レノファ山口FCvsJリーグ・アンダー22選抜(維新百年記念公園陸上競技場)で、山口が8-0でJ-22に勝利。山口の8得点(J-22の8失点)はJ3新記録で、8点差での勝利(敗戦)は1998年のJリーグ1stステージ第6節・セレッソ大阪vsジュビロ磐田(1998年4月15日、C大阪1-9磐田)、2003年のJ1 1stステージ第14節・ヴィッセル神戸vs大分トリニータ(2003年7月26日、神戸0-8大分)と並ぶJリーグタイ記録[10]。
4月23日
国際サッカー連盟 (FIFA) が、2015年と2016年のFIFAクラブワールドカップを日本で開催することを発表[11]。Jリーグからも、(AFCチャンピオンズリーグ2015に日本から出場したクラブが優勝した場合を除いて)この年のJ1リーグ年間王者が「開催国王者」としてFIFAクラブワールドカップ2015に出場することがアナウンスされた[12]。
5月21日
この日行われた理事会で、松本山雅FCのホームタウンを「松本市、塩尻市、山形村、安曇野市、大町市」に(大町市を追加)、ガンバ大阪のホームタウンを「吹田市、茨木市、高槻市、豊中市、池田市、摂津市、箕面市」に(池田市・摂津市・箕面市を追加)それぞれ変更することを承認[13]。
6月20日
この日行われたJ1・1stステージ第16節の結果により、1節を残して浦和レッズの1stステージ優勝が決定。浦和は開幕からステージ優勝決定まで無敗(11勝5分け)で、Jリーグ史上初の快挙[14]。
7月15日
この日行われたJ1・2ndステージ第2節・ヴァンフォーレ甲府vsベガルタ仙台戦(山梨中銀スタジアム)で、前半が終了した約5分後に主審の家本政明が両チームの選手を呼び戻してアディショナルタイムを約30秒やり直すという珍事。第4審判員が家本主審からの「アディショナルタイム0分」の指示を間違えて「1分」と表示し、家本主審が0分台で終了させたのが原因[15]。
7月21日
この日行われた理事会で、Jリーグが梅澤高明、冨山和彦、夏野剛、西内啓、堀江貴文の5名とアドバイザー契約を結ぶことを承認[16][17]。また、同じ理事会で、レノファ山口FCのホームタウンを「山口市・下関市・山陽小野田市・宇部市を中心とする全県」に変更(宇部市を追加)することを承認[18]。
8月1日
この日開催予定だったJ2第27節・ザスパクサツ群馬vsFC岐阜(正田醤油スタジアム群馬)は、キックオフ直前の雷雨に伴い試合開始予定を1時間半(18時→19時30分)遅らせた[19] が、天候が回復しないためこの日の試合開催中止を決定[20]。