2015年のジョージア
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各年のジョージアの一覧

この項目では、2015年のジョージアについて記述する。
政権在職者
中央政府

大統領: ギオルギ・マルグヴェラシヴィリ(2013年11月17日 ? 在任中)

首相: イラクリ・ガリバシヴィリ(2013年11月20日 ? 2015年12月30日)、ギオルギ・クヴィリカシヴィリ(2015年12月30日 ? 在任中)

国会議長: ダヴィト・ウスパシヴィリ(2012年10月21日 ? 在任中)

自治共和国
アジャリア

首相: アルチル・ハバゼ(2012年10月30日 ? 在任中)

最高評議会議長: アヴタンディル・ベリゼ(2012年10月28日 ? 在任中)

アブハジア

首相(亡命政府): ヴァフタング・コルバイア(代行; 2013年4月8日 ? 在任中)

最高評議会議長(亡命政府): エルグヤ・グヴァザヴァ(2009年3月20日 ? 在任中)

係争領域
アブハジア

大統領: ラウリ・ハジムバ(2014年9月25日 ? 在任中)

首相: ベスラン・ブツバ(2014年9月29日 ? 2015年3月17日)、アルトゥル・ミクヴァビア(2015年3月20日 ? 2016年7月26日)

人民議会議長: ヴァレリ・ブガンバ(2012年4月3日 ? 在任中)

南オセチア

大統領: レオニード・チビロフ(2012年4月19日 ? 在任中)

首相: ドメンチイ・クルムベゴフ(2014年1月20日 ? 在任中)

国会議長: アナトリイ・ビビオフ(2014年6月23日 ? 在任中)

出来事
1月

1月11日 ?
フランスで発生したシャルリー・エブド襲撃事件を受けて、イラクリ・ガリバシヴィリ首相は各国首脳との結束を高める統一集会に参加した[1]

1月20日 ? 活動家イウリ・ヴァザガシヴィリが、息子の墓地を訪問中に爆死した。ヴァザガシヴィリの息子は2006年にトビリシ市内で、警察の行動によって死亡した疑惑が持たれており、ヴァザガシヴィリはこれの真相調査を行っていた。警察は計画的な殺人の疑いで捜査を開始した[2]

1月23日 ? ジョージア内務大臣アレクサンドレ・チカイゼが辞任した。チカイゼ内務大臣は2006年に2人の青年が殺害された作戦に関与した警官を「隠匿した」とする批判に対して、事実と異なると主張した。殺害された青年の父親イウリ・ヴァザガシヴィリは、捜査の遅滞は作戦に関与していた人物が現在も内務省に勤務しているためであるとして、チカイゼ内務大臣の責任を追及していた。イウリ・ヴァザガシヴィリは1月20日に息子の墓を訪れた際に起こった爆発で死亡した[3]

1月26日 ? イラクリ・ガリバシヴィリ首相は、辞任したアレクサンドレ・チカイゼ前内務大臣の後任として、ヴァフタング・ゴメラウリ第一内務次官を任命した。ゴメラウリ新内務大臣は以前、ビジナ・イヴァニシヴィリ前首相の警護隊に所属していた[4]

2月

2月2日 ?
非政府組織46団体は前首相ビジナ・イヴァニシヴィリの直近の発言に対して、共同で声明を発表した。イヴァニシヴィリ前首相がいくつかの市民団体による人権活動を「脅威」と見なしていることを問題視し、イヴァニシヴィリ前首相について「非公式の国家統治者」であると非難した[5]

2月2日 ? 2006年5月に青年2名がトビリシ市内で警官に射殺された事件について、元警官5名と内務省特務隊員6名が逮捕された。検察はピルツハラヴァ元刑事警察次長が青年に対する個人的な恨みを動機として作戦を立案・決行したと主張した[6]

2月4日 ? ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、アブハジアとの「同盟と戦略的パートナーシップに関する条約」を批准する法律に署名した。この条約について、トビリシ市内では抗議行動が発生した[7]

2月8日 ? 活動家イウリ・ヴァザガシヴィリが1月20日に手榴弾で殺害された事件について、警察官1名が逮捕された。これを受けて検察庁は、2006年の青年射殺事件に絡んだ一連の殺人事件が解決されたと宣言した[8]

2月13日 ? ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領は「改革に関する国際諮問委員会」を設置し、ジョージアのミヘイル・サアカシヴィリ前大統領を委員長に任命した[9]

2月16日 ? ウクライナのヴィクトル・ショキン検事総長は、ジョージアの野党統一国民運動に所属するダヴィト・サクヴァレリゼ国会議員をウクライナ第一次長検事に任命した[10]

2月18日 ? ジョージアの北大西洋条約機構 (NATO) への加盟について、ズラブ・アバシゼ対露関係首相特別代表は、「NATOの軍事インフラの設置を目的としたものではない」と発言した。野党議員はアバシゼ特別代表の発言を非難した[11]

2月21日 ? アジャリア自治共和国議会において、与党連合「ジョージアの夢」で内部分裂が発生した。これにより与党連合は議会で過半数を割り込んだ[12]

3月

3月4日 ?
国際通貨基金はジョージア経済について「重大な外的ショック」で打撃を受けたと評価し、ジョージア国立銀行に対する「政治的攻撃」によりジョージア・ラリの継続的な価値下落が発生していると警告した[13]

3月18日 ? モスクワでロシアのウラジーミル・プーチン大統領と南オセチアレオニード・チビロフ大統領が会談し、ロシアと南オセチアの「同盟と統合に関する協定」に署名した。ジョージア外務省はこの協定について、南オセチアの事実上の併合を意味するものであるとして非難する声明を発表した[14]

3月21日 ? 野党統一国民運動は、経済危機や汚職を理由に、政府の退陣を要求する抗議デモをトビリシ市中心部で開催した[15]

4月

4月6日 ? ジョージア北東部
パンキシ渓谷に住むキスト民族の長老らは、パンキシ渓谷出身の16歳と18歳の青年が過激派組織「イスラム国」に加わるべくシリアに向かった疑いが強いことが明らかになったのを受け、地域の青少年がシリアに送られている状況に対して措置を講じるようジョージア政府に要請した[16]

4月22日 ? ベラルーシアレクサンドル・ルカシェンコ大統領がジョージアを初訪問し、トビリシでジョージアのギオルギ・マルグヴェラシヴィリ大統領らと会談した。会談では両国の現在の関係を概観し、貿易・経済協力の発展の展望、地域の安全保障などについて議論が行われた。


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