2014年東京都知事選挙
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2014年東京都知事選挙

2012年 ←
2014年(平成26年)2月9日
→ 2016年


投票率46.14%
 
候補者舛添要一宇都宮健児細川護熙
政党無所属無所属無所属
得票数2,112,979982,594956,063
得票率 43.4020.18%19.64%

 
候補者田母神俊雄家入一真ドクター・中松
政党無所属無所属無所属
得票数610,86588,93664,774
得票率12.55%1.83%1.33%


市区町村ごとの選挙結果

選挙前知事

猪瀬直樹
無所属選出知事

舛添要一
無所属

2014年東京都知事選挙(2014ねんとうきょうとちじせんきょ)は、2014年平成26年)2月9日に行われた東京都知事選挙である。

厚生労働大臣舛添要一が初当選。2014年2月11日に当選人告示され[1]、正式就任した。
概要自由民主党東京都支部連合会・公明党東京都本部推薦新党改革支援で立候補し当選した舛添要一(左)と自由民主党総裁安倍晋三(右)

前職の猪瀬直樹前回知事選の直前に医療法人徳洲会から5000万円を受領し返金した問題をめぐって都政の混乱を招いたことの責任を取り、2013年12月19日に辞職願を東京都議会議長に提出し[2]12月24日の都議会本会議で辞職が同意された[3]。同日、議長から東京都選挙管理委員会に知事の退職が通知されたことから、2014年1月23日告示、2014年2月9日に執行する[注 1] ことが確定し、約1年2ヶ月ぶりに選挙が実施されることになった[4]

第二次世界大戦後に東京都知事が民選となってから2011年の前々回選挙までは統一地方選挙に内包される形で執行され、2012年の前回選挙衆院選との同日選挙の形で執行されたが、今回は初めて都知事選単独で行われることとなった。

選挙戦は、元厚生労働大臣で前新党改革代表の舛添要一、第79代内閣総理大臣を務めた元衆議院議員細川護煕日本弁護士連合会前会長で前回に続いての出馬となった宇都宮健児軍事評論家で元航空幕僚長田母神俊雄を始め、都知事選は7度目の挑戦となるドクター・中松や3度目のマック赤坂実業家家入一真が初出馬するなど計16名が立候補した[5]
主な争点.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

(出典)[5][6][7][8]

2020年東京オリンピックに向けた対応
2013年9月の第125次IOC総会で2020年夏季オリンピックの開催地が東京に決まったことで、開催に向けての準備と街づくり、競技施設の建設にかかる費用など大会運営に向けた計画・構想が争点の一つとなった。候補者では、ひめじ・宇都宮・中松・田母神・舛添・細川・赤坂・家入・内藤・五十嵐・松山など多くの候補が五輪開催成功に向けた支援を行う立場を取る。この中では、宇都宮・細川・内藤らが大会施設の建設計画見直しなどを行うなどして大会開催費用の削減を訴えた。一方、鈴木・中川・酒向は大会開催中止を訴えた。

東日本大震災による福島第一原子力発電所事故を受けた『脱原発』『原発ゼロ』への是非などを含めた原発・エネルギー政策
候補者の内、細川・宇都宮などが『脱原発』を掲げたことで、国政問題である原発・エネルギー問題が争点に浮上した。原発依存からの脱却や自然エネルギーへの転換、即時原発ゼロなど個人個人の立場は異なるものの宇都宮・鈴木・舛添・細川・赤坂・金子・松山らが『脱原発』の立場を取った。

南関東直下地震などの災害への対策


少子高齢化への対策


『政治とカネ』の問題
前職の猪瀬が徳洲会グループから5000万円を受領した問題で辞職したこともあり争点となった。
選挙データ
告示日

2014年(平成26年)
1月23日[4]

投票日

2014年(平成26年)
2月9日[4]

当日の投票時間帯 - 7:00 ? 20:00[9]

期日前投票 - 1月23日 ? 2月8日[9]

投票所閉鎖時間の繰り上げ

奥多摩町(町内全13投票区)および新島村(村内全3投票区)において閉鎖時刻を2時間繰上げ(18:00閉鎖)[9]


繰り上げ投票 - 2月8日

小笠原村第2投票区(母島[9]


開票 - 当日21:00までに開票開始(即日開票)[9]


積雪による影響

投票日前日の2月8日に東京地方は記録的な大雪に見舞われ(平成26年豪雪)、選挙の執行にも影響を与えた。

檜原村の全投票所、奥多摩町の2投票所で、除雪のため投票開始を2時間繰り下げ、9:00とした[10]

青梅市の1投票所で、ケーブルカーの運転見合わせのため投票終了を4時間繰り上げ、16:00とした[11]

イメージキャラクター

本選挙は、猪瀬の辞職表明から年末年始をはさんで告示までの期間が短く、タレントや著名人の日程調整が困難だったことから、イメージキャラクターの登用は見送られた。選挙啓発ポスター等では「わたしたちにできることがある。」というキャッチフレーズが用いられる。[12]
立候補者

16名、届け出順。[5][13]

候補者名年齢新旧党派肩書
公認推薦・支持他
ひめじけんじ
(ひめじ けんじ)61新無所属建物管理
宇都宮健児
(うつのみや けんじ)67新無所属日本共産党社会民主党
緑の党グリーンズジャパン新社会党 推薦弁護士
日弁連会長
ドクター・中松
(どくたー なかまつ)85新無所属発明家
田母神俊雄
(たもがみ としお)65新無所属維新政党・新風 支持
日本維新の会の一部 支援軍事評論家
航空幕僚長
鈴木達夫
(すずき たつお)73新無所属革共同中核派 支持弁護士
中川智晴
(なかがわ ともはる)55新無所属一級建築士
舛添要一
(ますぞえ よういち)65新無所属公明党都本部、自民党都連 推薦
新党改革 支援元参議院議員
厚生労働大臣
細川護熙
(ほそかわ もりひろ)76新無所属民主党生活の党結いの党、日本維新の会の一部 支援陶芸家
衆議院議員、元内閣総理大臣
マック赤坂
(まっく あかさか)65新スマイル党党総裁
セラピスト
家入一真
(いえいり かずま)35新無所属IT関連会社役員
内藤久遠
(ないとう ひさお)56新無所属元建設機械器具リース会社社員
金子博
(かねこ ひろし)84新無所属元ホテル運営業
五十嵐政一
(いがらし まさいち)82新無所属一般社団法人理事長
酒向英一
(さこう えいいち)64新無所属元瀬戸市役所農務課職員
松山親憲
(まつやま ちかのり)72新無所属警備会社アルバイト
根上隆
(ねがみ たかし)64新無所属元東京都職員(中野区教育委員会・建設部)

立候補者のプロフィールおよび立候補に至る経緯

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出典検索?: "2014年東京都知事選挙" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年1月)

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