本記事に含まれる熱帯低気圧の中心気圧や風速、発生場所・日時等は発表された直後の速報値である可能性があります。資料として利用する際にはご注意ください。また、確定値が公開された場合は、気象庁HP
等の出典とともに情報を追記または修正してください。(2017年1月)2014年の台風
軌跡の地図
最初の台風発生1月18日
最後の台風消滅12月31日
最も強かった
台風台風19号 ? 900 hPa,
115 kt (10分間平均)
熱帯低気圧の総数30
台風の総数23
タイフーンの総数11
スーパータイフーンの総数8
超大型台風の総数1
総死亡者数538
総被害額84.1 億ドル (2014 USD)
年別台風
2012, 2013, 2014, 2015, 2016
2014年の台風(2014ねんのたいふう、太平洋北西部及び南シナ海で発生した熱帯低気圧)のデータ。
4月までに5個の台風が発生し、7月には5個発生した。これで台風の総数は12になり、平年の7.7個を大きく上回る記録となった。さらに、8月には「越境台風」もあった。だが、8月の台風は平年で6個発生するのに対し、実際は平年以下の発生数となっている。中でも、台風8号や台風11号、台風19号が日本各地に大きな被害をもたらした。12月29日には今シーズン最後の台風として台風23号が発生していた。 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間 201401・01W・アガトン トロピカル・ストーム (JMA) 1月10日、パラオの南西で熱低が発生して低圧番号91が付けられた。フィリピンに接近しながら10日頃から大雨を降らせ続け、1月12日には一旦低圧部を弱めた。その後、停滞したミンダナオ島を中心に洪水や地滑りが発生[1]。1月18日9時(協定世界時18日0時)、ミンダナオ島の東の北緯9度55分・東経127度20分で台風となり[2]、アジア名レンレン(Lingling)と命名されたが[3][4]、1月20日9時(協定世界時20日0時)にミンダナオ島の東の海上の北緯7度0分・東経128度0分で熱低になった[4]。河川の氾濫などにより1月31日朝までの集計で70名が死亡、86名が負傷して、9名が行方不明となっており[5]、家屋の壊3,482棟、被災者は約115万人で、被害額は約5億6,670万ペソ(約12億8,000万円[6])となっている[5]。
月別の台風発生数
212251521223
各熱帯低気圧の活動時期
「台風」に分類されている熱帯低気圧
台風1号(レンレン)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間1月18日 ? 1月20日
ピーク時の強さ35 kt (10分間平均)
1002 hPa