2014年の世界ラリー選手権
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2014年の世界ラリー選手権
ドライバー選手権優勝
セバスチャン・オジェ
マニュファクチャラー選手権優勝
フォルクスワーゲン
前年:2013翌年:2015
セバスチャン・オジェがディフェンディングチャンピオンとしてシーズンを戦う。昨年のタイトル獲得車両、フォルクスワーゲン・ポロ R WRC

2014年の世界ラリー選手権(2014 World Rally Championship season)は、FIA世界ラリー選手権の第42回大会である。シリーズは4大陸全13戦で争われ、WRC-2、WRC-3、ジュニアWRCがサポートシリーズとして開催される。

2014年シーズンはヒュンダイが2003年以来復帰する[1]。また、ラリー・ポーランドがアクロポリス・ラリーに代わって5年ぶりにWRCに復帰する[2]

セバスチャン・オジェとフォルクスワーゲン・モータースポーツが昨シーズンに引き続いてドライバー、マニュファクチャラーのタイトルを獲得した。チームメイトのヤリ=マティ・ラトバラがランキング2位、フォルクスワーゲン・モータースポーツ IIのアンドレアス・ミケルセンが3位に入った[3]
2014年のスケジュール

2014年のカレンダーは2013年9月27日にクロアチアで開催された世界モータースポーツ評議会で発表された[4]。シリーズは全13戦から成り、ヨーロッパ、南北アメリカ、オーストラリアで開催される。

ラウンド開催日ラリー開催中心地路面
11月16日-18日 第82回ラリー・オートモービル・モンテカルロ プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏ギャップ混合
22月5日-8日 第62回ラリー・スウェーデン ヴェルムランド地方ハーグフォシュ雪路
33月6日-9日 第28回ラリー・メキシコ グアナファト州レオングラベル
44月3日-6日 第48回ボーダフォン・ラリー・ド・ポルトガル アルガルヴェ地方ファログラベル
55月8日-11日 第34回ラリー・アルゼンティーナ コルドバ州ビラ・カルロス・パズグラベル
66月6日-8日 第11回ラリー・ド・イタリア・サルデーニャ アルゲーロサルデーニャグラベル
76月27日-29日 第71回ロトス・ラリー・ポーランド ヴァルミア=マズールィ県ミコワイキグラベル
88月1日-3日 第64回ネステオイル・ラリー・フィンランド 中央スオミ県ユヴァスキュラグラベル
98月22日-24日 第32回ADACラリー・ドイチュラント ラインラント=プファルツ州トリーアターマック
109月12日-14日 第23回コーツ・ハイヤー・ラリー・オーストラリア ニューサウスウェールズ州コフスハーバーグラベル
1110月3日-5日 ラリー・ド・フランス - アルザス2014 アルザス地域圏ストラスブールターマック
1210月24日-26日 第50回ラリー RACC カタルーニャ - コスタ・ドラダ タラゴナ県サロウ混合
1311月14日-16日 第70回ウェールズ・ラリーGB フリントシャー州ディーサイドグラベル

スケジュールの変更

ラリー・オーストラリアラリー・ニュージーランドは2008年に取り決めた隔年開催の合意を終える。2013年の後に交渉が再び行われるが、その間ラリー・オーストラリアは2014年と2015年のカレンダーに残ることとなる[2]

ラリー・モンテカルロは中心開催地がローヌ=アルプ地域圏ヴァランスからプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏ギャップに移動される[5]

2014年シーズンはラリー・ポーランドが2009年以来選手権に復帰する[2]。イベントはリトアニアとの国境を越える[4]アクロポリス・ラリーは資金問題の結果カレンダーから外れることとなった。アクロポリスは後にヨーロッパラリー選手権の一戦として開催されることとなった[6]。また、FIAがラリー・ポーランドの開催を決定するまで、ブラジルと中国が候補として考慮されていた[7][8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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