2012年の気象・地象・天象
2月3日 ? オーストラリア東部で大雨による大規模な洪水、1万人以上が孤立[5]。
2月上旬 ? ヨーロッパ各地やウクライナで厳しい寒波、4日までに死者220人。東ヨーロッパで最低気温が氷点下35℃を下回る[6]。
2月19日 - 菅平(長野県)で氷点下29.2℃を観測。また本州12箇所で最低気温を更新[7]。
2月28日 ? アメリカ合衆国中西部で28日夜から29日未明にかけて竜巻発生、少なくとも12人死亡、100人以上けが[8]。
2月29日 - 関東・甲信の広い範囲で降った雪で280人以上がけが[9]。
4月
4月3日 ? 急速に発達した低気圧が日本海を北東へ進み、九州から東北にかけて「台風並み」の暴風雨、東北の高地や北海道では暴風雪。3人死亡、293人けが[10][11](詳細は2012年4月の低気圧を参照)。
5月
5月2日 - 北海道旭川市の旭川地方気象台が、神楽岡公園内のエゾヤマザクラの標本木が午前に開花し、午後に満開となったことを発表した[12][13]。1953年に気象庁が生物季節観測を始めてから、さくらの開花と満開を同日に発表するのは本例が全国で初めての事例。
5月5日 ? ネパール中西部で洪水、少なくとも13人死亡[14]。
5月6日 ? 茨城県と栃木県を中心にこの日午後、天候が大荒れとなり、竜巻(藤田スケール:F3)・大型突風が襲ったことにより7都県で計1900棟以上の建物が損壊、茨城県つくば市では男子中学生が死亡し、計61人がけがを負った(つくば竜巻)[15][16][17]。
6月
6月27日 - バングラデシュで5日間にわたり集中豪雨、27日までに少なくとも100人死亡[18]。
6月29日 - アメリカ合衆国東部で暴風雨、30日までに13人死亡[19]。
7月
7月2日 - インド北東部で6月から大河が氾濫、洪水により2日までに77人死亡[20]。
7月5日 -青森県弘前市で竜巻(藤田スケール:F1)が発生、63棟に被害が出た[21][22]。
7月7日 - ロシア南部クラスノダール地方で大雨による大規模な洪水が発生、少なくとも80人死亡[23]。
7月8日-12日 - グリーンランドで地表面氷床の融解が氷床全体の40%から97%まで拡大[24]。
7月12日 - 大分県と熊本県で梅雨末期の豪雨が発生[25]。
7月15日 - 11日から14日にかけて大分・熊本を中心に九州北部を襲った今回の記録的大雨に気象庁は平成24年7月九州北部豪雨と命名した[26] 。
7月22日 - 中国北京市で豪雨となり、観測史上最大の雨量212mm(郊外では460mm)を観測。77人が死亡[27]。
7月30日 ? 北朝鮮で18日から25日に起きた豪雨による洪水で88人死亡[28]。
10月
10月30日 - 米ニュージャージー州南部にハリケーン・サンディが上陸。米、カナダで死者33人[29]。
11月
11月27日 - 発達した低気圧の影響で北海道を中心に北日本で暴風雪を伴う大荒れの天気となり、北海道襟裳岬で42.1m、北海道室蘭市で39.7mの最大瞬間風速を記録。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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