2011年島根県知事選挙
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2011年島根県知事選挙

2007年 ←
2011年4月10日 (2011-04-10)


投票率52.70%
 
候補者溝口善兵衛向瀬慎一
政党無所属日本共産党
得票数269,63633,571
得票率88.93%11.07%

選挙前知事

溝口善兵衛
選出知事

溝口善兵衛


2011年島根県知事選挙(2011ねんしまねけんちじせんきょ)は、2011年平成23年)4月10日に執行された島根県知事を選出するための選挙第17回統一地方選挙の日程で行われた。
概要

現職の溝口善兵衛の任期満了に伴う知事選挙。現職の溝口が2期目を目指し出馬したのに対し、共産党公認の向瀬が挑む選挙戦となった。

各党の対応は、共産党が党公認候補として向瀬を擁立[1]自民党公明党は前回の知事選に続き、溝口の推薦を決定した。政権与党民主党は候補を擁立せず、前回に続き自主投票とした[2]

この他、政治活動家の佐々木信夫が無所属での出馬を表明した[3] が、告示2日前に撤回している[4]
選挙データ
告示日

2011年(平成23年)
3月24日

執行日

2011年(平成23年)
4月10日

当日の投票時間帯:

期日前投票:3月25日 ~ 4月9日


同日選挙

島根県議会議員選挙4月1日 告示)[5]

立候補者

2名、届け出順[6]

候補者名(読み)年齢党派肩書き
溝口善兵衛
(みぞぐち ぜんべえ)65無所属
自民党公明党 推薦)島根県知事
向瀬慎一
(むこせ しんいち)40日本共産党共産党県西部地区副委員長

選挙のタイムライン

2010年11月22日 - 現職の溝口が県議会で出馬を表明[7]

2011年2月21日 - 候補者擁立を目指していた民主党県連は幹事会を開き、独自候補の擁立を断念し、自主投票とする方針を決定[2]

2011年2月24日 - 佐々木が出馬を表明[3]

2011年3月7日 - 共産党県委員会は、向瀬を党公認で擁立することを発表[1]

2011年3月22日 - 出馬を表明していた佐々木が、出馬を断念することを表明[4]

2011年3月24日 - 告示。現職と新人による一騎討ちに。

2011年4月10日 - 投開票。

各候補の訴え

溝口

産業振興と
社会資本の整備の推進

原発政策についての抜本的な見直しを行い、安全安心の県を構築

財政政策の見直しと経済の活性化との両立を図る 他


向瀬

福祉医療助成制度の即時見直し

中学卒業までの医療費の全県無料化

公共事業の見直しやムダの削減

国の原子力政策の抜本的見直し、脱原発

TPPへの参加反対 他

選挙結果各候補の得票率(得票数の多かった順)

投票率は52.70%で、前回2007年の65.86%を下回り、東日本大震災による自粛ムードもあり、投票率は過去最低となった(前回比 -13.16%)[8]。当日の有権者数は58万3185人で投票者数は30万7355人であった[9]

候補者別の得票数の順位、得票数[10]、得票率、惜敗率、供託金没収概況は以下のようになった。供託金欄のうち「没収」とある候補者は、有効投票総数の10%を下回ったため全額没収された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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