2011年の世界ラリー選手権
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2011年の世界ラリー選手権
ドライバー選手権優勝
セバスチャン・ローブ
マニュファクチャラー選手権優勝
シトロエン
前年:2010翌年:2012
セバスチャン・ローブシトロエン・DS3 WRCラリー・ド・ポルトガルで。ミッコ・ヒルボネンフィエスタ RS WRCラリー・ド・フランスで。

2011年の世界ラリー選手権(2011 World Rally Championship season)は、FIA世界ラリー選手権の第39回大会である。2月10日のラリー・スウェーデンで開幕し、全13戦で争われた。

最終戦ウェールズ・ラリーGBの初日にミッコ・ヒルボネンがリタイアしたため、セバスチャン・ローブが自身8度目のタイトルを獲得した[1][2][3]
各種の変更ミニのワークスチームはジョン・クーパー・ワークスWRCで復帰した。

ワールドラリーカーのための新しいレギュレーションは2011年から有効となる[4]。車両はスーパー2000をベースとし、ターボやリアウィングを含む追加キットが装着された[4]。キットは定められた時間の中で装着するか取り外すことができなければならない[4]。エンジンはそれまでの2000ccターボエンジンに換えて1600ccターボエンジンが採用された[5]

レギュレーションはいかなるタイヤメーカーもタイヤを供給できると修正された。これはコストを抑制するのが目的であった。修正規則は2010年7月20日以前にFAX投票のためWMSCに提示された。[6]

ピレリF1のタイヤサプライヤーとなりWRCを撤退したことから、ミシュランと中国メーカーのDMACKがタイヤを供給した[7]

「パワーステージ」として最終日のテレビ中継されるステージでの上位3名には追加のボーナスポイントが与えられた。優勝者から順に3-2-1が与えられた[8][9]

2011年のスケジュール

世界モータースポーツ評議会 (World Motor Sport Council, WMSC) のメンバーによるファックスでの投票で、以下のカレンダーが2011年世界ラリー選手権の日程として同意された[10][11]

ラウンド開催日ラリー開催地路面カテゴリー
012月10日 - 13日ラリー・スウェーデン カールスタード雪路PWRC
023月3日 - 6日ラリー・グアナフアト・メキシコ レオングラベルSWRC
033月24日 - 27日ボーダフォンラリー・ド・ポルトガル ファログラベルPWRC/WRCアカデミー
044月14日 - 16日ヨルダン・ラリー アンマングラベルSWRC
055月5日 - 8日ラリー・ド・イタリア・サルデーニャ オルビアグラベルSWRC/WRCアカデミー
065月26日 - 29日ラリー・アルゼンチン ビジャ・カルロス・パスグラベルPWRC
076月16日 - 19日アクロポリス・ラリー ルートラキグラベルSWRC
087月28日 - 31日ネステ・オイルラリー・フィンランド ユヴァスキュラグラベルSWRC/PWRC/WRCアカデミー


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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