2010_FIFAワールドカップ
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同大会のゲームソフトについては「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会」をご覧ください。

2010 FIFAワールドカップ
2010 FIFA World Cup South Africa

優勝してカップを手にしたスペイン
大会概要
開催国 南アフリカ共和国
日程2010年6月11日 - 7月11日
チーム数32 (6連盟)
開催地数10 (9都市)
大会結果
優勝 スペイン (1回目)
準優勝 オランダ
3位 ドイツ
4位 ウルグアイ
大会統計
試合数64試合
ゴール数145点
(1試合平均 2.27点)
総入場者数3,178,856人
(1試合平均 49,670人)
得点王 トーマス・ミュラー
(ゴールデンブーツ賞)
ダビド・ビジャ
ヴェスレイ・スナイデル
ディエゴ・フォルラン(5点)
最優秀選手 ディエゴ・フォルラン
 < 20062014
2010 FIFAワールドカップ開幕戦 6月11日、グループA 南アフリカ対メキシコ6月11日、グループA ウルグアイ対フランス6月13日、グループD セルビア対ガーナ

2010 FIFAワールドカップ(: 2010 FIFA World Cup)は、2010年平成22年)6月11日から7月11日にかけて、南アフリカで開催された第19回目のFIFAワールドカップである。決勝戦はスペイン代表オランダ代表の顔合わせとなったが、スペイン代表がアンドレス・イニエスタの決勝点でオランダ代表を1-0と下し初優勝を果たした[1]。大会最優秀選手はウルグアイ代表ディエゴ・フォルランが、得点王はドイツ代表トーマス・ミュラーが受賞した[1]
開催国選定の経緯

FIFA会長のゼップ・ブラッターは1998年のFIFA会長選挙で当時UEFA会長だったレナート・ヨハンソンに競り勝って当選を果たした。勝敗を決めたのは、アフリカにおけるワールドカップ開催の見返りのアフリカ票だった。2006年のワールドカップの欧州開催が決まった後、ブラッターはアフリカでワールドカップを開催するために、「ワールドカップ持ち回りシステム(ローテーションシステム)」を提案、理事会にかけてFIFAの正式な方針とした[2]

そのため、2010年大会は2つのワールドカップ未開催大陸連盟の内の1つであるアフリカで、そして2014年大会1978年アルゼンチン大会以来開催のない南米で行うことが決まった。

上記の経緯でアフリカでワールドカップを開催することが事前に決定していた。この枠組みの中で南アフリカのほかにエジプトリビアモロッコチュニジアが立候補した。

投票前日の2004年5月14日に、リビアとの共同開催を予定していたチュニジアが辞退したため、南アフリカ、エジプト、モロッコの3カ国に絞られた。翌15日チューリッヒで行われたFIFA理事会での決選投票の結果、14票を獲得した南アフリカに決まった(他モロッコ10票、エジプト0票)。南半球での開催は1978年のアルゼンチン大会以来32年ぶりとなる。

なお、ワールドカップ持ち回りシステムは2007年10月29日のFIFA理事会で破棄され、2018年以降の大会については「オープンビッド(自由立候補)」となり、直近2大会を開催した大陸以外の全地域からの立候補を認めることが決定された。これについて、ブラッターは「持ち回りシステムの採用は、これまで開催がなかったアフリカ、そして78年以来30年以上もワールドカップを開催していない南米にもっていくための方便だった」と説明している[2]
予選詳細は「2010 FIFAワールドカップ・予選」を参照

アフリカ予選がアフリカネイションズカップ2010アンゴラで開催)の予選も兼ねていた関係で、本大会開催国である南アフリカも参加(ただし、成績にかかわらずワールドカップ本大会には出場)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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