2010_FIFAワールドカップ・アジア5次予選
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2010 FIFAワールドカップ・アジア5次予選大会名2010 FIFAワールドカップ・予選

バーレーンサウジアラビア

22

アウェーゴールルールによりバーレーンが勝利
第1戦

バーレーンサウジアラビア
00

開催日2009年9月5日
会場バーレーン・ナショナル・スタジアム(リファー)
第2戦

サウジアラビアバーレーン
22

開催日2009年9月9日
会場キング・ファハド国際スタジアム(リヤド)

本項では2010 FIFAワールドカップ・アジア予選におけるプレーオフ形式の5次予選について述べる。

このプレーオフではバーレーン代表サウジアラビア代表ホーム・アンド・アウェー方式で対戦した。この第2試合においては、アディショナルタイムの間にサウジアラビアによる逆転・バーレーンによる再逆転があり、結果バーレーンが勝利して大陸間プレーオフオセアニア予選を勝ちあがったニュージーランド代表と対戦)に進出することとなった。この第2試合を、サウジアラビア側から見て「リヤドの悲劇」、もしくはバーレーン側から見て「リヤドの奇跡」・「リヤドの歓喜」と呼ぶこともある。
概要

2010 FIFAワールドカップにおけるアジアからの出場枠は4.5であった。アジア4次予選は5チームずつ2組に分かれての総当たり戦で行われ、各組上位2チームが直接本大会出場権を獲得し、大陸間プレーオフに進出するチームは各組3位チームによるプレーオフ(ホーム・アンド・アウェー方式)で決められるものとされていた[1]。結果、グループA・3位のバーレーンとグループB・3位のサウジアラビアが対戦することとなった。


表:アジア4次予選の結果

チーム勝点試合勝利引分敗戦得点失点点差
オーストラリア208620121+11
日本158431116+5
バーレーン10831468-2
カタール68134514-9
ウズベキスタン48116510-5

チーム勝点試合勝利引分敗戦得点失点点差
韓国168440124+8
朝鮮民主主義人民共和国12833275+2
サウジアラビア128332880
イラン11825187+1
アラブ首長国連邦18017617-11


試合の経過
第1試合

第1試合はバーレーンバーレーン・ナショナル・スタジアムで開催された。敵地に乗り込んだサウジアラビアは、ゴールキーパー・ワリード・アブドゥッラーの活躍もあってバーレーンに得点を与えなかった。[2]一方、サウジアラビアも得点することができず、0-0の引き分けに終わった。

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2009年9月5日
22:00 UTC+3

バーレーン 0 - 0 サウジアラビア
レポート

バーレーン・ナショナル・スタジアム リファー
観客数: 16,000人
主審: 西村雄一

試合終了後、バーレーン代表の監督・ミラン・マチャラは、「選手はいい試合をした。この結果が良かったのかどうかは分からない。ただ、チャンスが多数あったけれども無駄にした。運が悪かった。」と語っている[3]
第2試合

第2試合はサウジアラビアキング・ファハド国際スタジアムで開催された。前半12分にサウジアラビアがナシル・アルシャムラニのゴールで先制するも、前半40分にバーレーンがジェイシー・ジョンのゴールで追いつく[4][5]。この段階で、2試合の合計得点では1 - 1で並んでいたものの、アウェーゴール数によりバーレーンが優位に立っていた。

しかし後半アディッショナルタイム1分、サウジアラビアのヤセル・アル・カフタニのクロスをハマド・アル=モンタシャリがヘディングで合わせ勝ち越し。これで2試合合計2 - 1となり、サウジアラビアが逆転勝利を掴んだかに見えた。ところが更に後半アディッショナルタイム3分、バーレーンのサルマーン・イーサのコーナーキックをイスマイール・アブドゥラティフがヘディングで合わせ、再度同点に。このゴールでバーレーンが再逆転し、大陸間プレーオフへの切符を掴んだ。[4][5]

{{{team1}}} v {{{team2}}}

2009年9月9日
22:15 UTC+3

サウジアラビア 2 - 2 バーレーン
ナシル・アルシャムラニ  12分
ハマド・アル=モンタシャリ  90+1分 ⇒レポートジェイシー・ジョン  40分
イスマイール・アブドゥラティフ  90+3分


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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