2010年欧州ソブリン危機
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1968年 - 12月、ベルギーのブリュッセルでICSDユーロクリアが設立される。

1970年9月 - ルクセンブルクでICSDセデルが設立される。

1973年 - ベルギーに国際銀行間通信協会が設立される。

1979年 - 欧州通貨制度始まる。イギリスは基本的に不参加だったが、マーストリヒト条約の前後にわたり参加。

1980年 - ベルギーで憲法改正。1970年に続く第二弾。地方分権にあたり、文化と経済の二元軸で、つまり地図上において異なる境界で自治体を区分。文化と経済の分離が進む。1988年と1993年にも同様の趣旨で改正される。

1981年4月 - ベルギーの公定歩合が15%を記録する。

1982年 - ロベルト・カルヴィが暗殺される。

1983年 - ジャック・ドロールが仏蔵相に就任し、フランソワ・ミッテランの社会主義政策を転換する。

1986年 - 2月、単一欧州議定書が調印される。10月、イギリスでビッグバン (金融市場)おこる。

1987年10月 - ブラックマンデー

1989年11月9日 - 東西ドイツを隔てていたベルリンの壁が崩壊。

1990年 - 東西ドイツ統一。各国は強大なドイツが欧州を支配することを恐れ、統一通貨への参加とECBの設立によりドイツが欧州の1つの国として生きることを選択。

1992年 - ポンド危機

1997-98年 - アジア通貨危機

1998年 - ロシアのデフォルト、回収率50%。ロングターム・キャピタル・マネジメント破綻。

1999年1月 - ユーロ導入、1ユーロ=1.17ドル

2000年 - ギリシャのユーロ加盟。その条件は財政赤字を対GDP比3%以内に収めることであるが、この頃から粉飾は始まっていたと、2004年のEU財務相理事会において指摘があった[14]。しかし経済回復に伴い英独仏の銀行や保険会社は南欧ブームに乗って、貸し付けを行った(PIIGS合計2兆ドル)。

2001年 - アルゼンチンがデフォルト、820億ドル、回収率30%。

2002年1月 - ユーロ紙幣・硬貨が流通開始。

2004年 - アテネオリンピック開催。ギリシャの借金が注ぎ込まれる。[要出典]

2005年 - ギリシャの経常収支赤字が対GDP比5%に達する。2008年には8%。

2007年 - サブプライムローン危機が表面化。2008年9月のリーマン・ショック後の欧州経済危機について、各国政府がECBからの融資で切り抜ける一方、ISCD設立当初から関係していた金融機関は2007年12月から2010年6月にわたりFRBから16兆ドルのベイルアウト(英語版)を受けた。

2008年1月 - SEPA(en:Single Euro Payments Area)稼動。

経緯
2009年

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出典検索?: "2010年欧州ソブリン危機" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年7月)


2009年10月 - ギリシャゲオルギオス・アンドレアス・パパンドレウ新政権への交代が起こり、それまで対GDP比3.7%とされた財政赤字が実際には12.5%であると発表する(2010年4月には13.6%に修正された)。国債規模の"粉飾"にはゴールドマン・サックスとの"不適切な"デリバティブ取引が関係していたとされる。ギリシャは小さい国(人口1,100万人、GDP3,600億ドル)で自力での解決は不可能である。そこで、2001年のアルゼンチンのデフォルトが思い出され、ソブリン・リスクが意識された。

12月16日 - スタンダード&プアーズ(S&P)がギリシャの長期格付け「A-」を「BBB+」に1段階引き下げ、ユーロ売りが始まる。

2010年1-6月

1月 -
スペインが500億ユーロの緊急財政措置(歳出削減)。公共インフラ事業の凍結を含む[要出典]ため、景気の回復の遅れが懸念された。[独自研究?]

1月28日 - クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場にて、ギリシャのCDSスプレッド(5年物)が400.5bp(ベーシスポイント)にまで拡大[注釈 4]。10年物のギリシャ国債と独連邦債との利回り格差も393bp[15]

3月24日 - フィッチ・レーティングスポルトガルの格付けを「AA」から「AA-」に引き下げ。[要出典]


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