2010年イギリス総選挙
United Kingdom general election, 2010
庶民院 全650議席
投票率65.1%
第1党第2党第3党
党首デーヴィッド・キャメロンゴードン・ブラウンニック・クレッグ
政党保守党労働党自由民主党
党首就任2005年12月6日
党派別議席分布図
.mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{} 保守党 労働党 自由民主党
選挙前首相
2010年イギリス総選挙(2010ねんイギリスそうせんきょ、英語: United Kingdom general election, 2010)は、2010年5月6日にイギリスで実施された、英国議会の下院(庶民院)議員を選ぶ総選挙である。 前回2005年5月の総選挙以来、ほぼ5年ぶりに行われた選挙で、下院(庶民院)の議員任期(5年)が満了したことに伴って行われた。1997年以来13年間続いている労働党政権への是非が問われ、2007年5月に首相に就任して以来、一度も総選挙の信任を経ていないゴードン・ブラウンにとっては初めての選挙となった。 事前の世論調査では、与党労働党と野党第1党の保守党の支持率は、保守党が優勢であるものの労働党との差は僅差で、労働党と保守党と共に過半数を得られない(ハング・パーラメント)可能性が高いとの見方が強まっていた[1]。
概要
選挙制度
議会構成:イギリス議会は、上院(貴族院)と下院(庶民院)の両院から構成されるが、上院は世襲貴族と一代貴族の中から任命されるため選挙は行われず、下院議員のみが総選挙で選出される。
選挙権を有する者:18歳以上のイギリス国籍を有する男女及び英連邦市民、アイルランド共和国市民で一定の欠格要件(刑務所に服役中など)に該当しない市民で、居住地域の自治体で選挙人登録をした者。
被選挙権を有している者:18歳以上の英国籍を有している男女及び英連邦市民、アイルランド共和国市民で、一定の欠格要件(貴族院議員であること等)に該当しない者
下院議員の任期:5年(ただし、下院が解散された場合はその時点で議員職を失う)
定数:650議席(選挙区の見直しで、前回より4議席増)
日程
4月6日:ブラウン首相、エリザベス女王に謁見。12日に下院解散、5月6日の総選挙実施の選挙日程を発表[2]。