2008年の日本プロ野球
北海道日本ハムファイターズのドラフト1位、多田野数人が練習で左手首を骨折、11日には左橈骨末端の骨折と脱臼、全治2カ月以上と診断され、プレートを埋め込む手術を行うことになった[4]。
7日
広島東洋カープは阪神タイガースにFA移籍した新井貴浩の人的補償選手として、赤松真人の獲得を発表[5]。
8日
埼玉西武ライオンズのG.G.佐藤が5度目の契約更改交渉を保留し、年俸調停を申請する事を球団に伝えた。年俸調停は日本プロ野球では7人目[6]。
9日
埼玉西武ライオンズは本拠地球場名「グッドウィルドーム」から「西武ドーム」に戻し、二軍のチーム名を「グッドウィル」から「埼玉西武ライオンズ」への変更を発表[7]。
埼玉西武ライオンズは前読売ジャイアンツの三浦貴の獲得を発表[8]。
オリックス・バファローズは前西武ライオンズのアレックス・カブレラの獲得を発表。前年にミッチェル・リポートに名前が出ていた為、薬物反応が出れば契約解除するとした。背番号は42。清水章夫の背番号が42から13へ[9]。
千葉ロッテマリーンズは前年二軍コーチを務めた、佐藤兼伊知、園川一美、平井光親が球団の振興部テクニカルコーチ就任を発表[10]。
東京ヤクルトスワローズが埼玉西武ライオンズにFA移籍した石井一久の人的補償で獲得した福地寿樹の入団会見を行う。背番号は29[11]。
10日
プロとアマ合同の日本野球規則委員会が開かれ、プロは大量点差で盗塁した場合、メジャーリーグ同様、盗塁と記録しない事を決定。適用する点差は公式記録員が決める[12]。
11日
北海道日本ハムファイターズの橋本義隆、押本健彦、川島慶三と、東京ヤクルトスワローズの藤井秀悟、三木肇、坂元弥太郎の3対3の交換トレードが発表[13]。
オリックス・バファローズは前読売ジャイアンツのジェレミー・パウエルの獲得を発表[14]。背番号は50[15]。
野球体育博物館は日本野球殿堂入りを発表。競技者表彰のプレーヤー部門では元読売ジャイアンツの堀内恒夫と元広島東洋カープの山本浩二、特別表彰は海草中の嶋清一を選出。本年から創設された競技者表彰エキスパート部門は該当者なし[16]。
19日
東北楽天ゴールデンイーグルスの今季のスローガンが「Smart &Spirit2008 考えて野球せぃ!」に決定[17]。
埼玉西武ライオンズは中日ドラゴンズにFA移籍した和田一浩の人的補償で岡本真也を獲得したと発表[18]。
21日
プロ野球実行委員会は試合時間短縮のため、全球場で投手交代時などの際に所要時間をスコアボードに表示することを決めた[19]。埼玉西武ライオンズの二軍チームの名称を「グッドウィル」から「埼玉西武ライオンズ」に戻す事も承認[2]。
22日
パ・リーグの会長の小池唯夫は埼玉西武ライオンズのGG佐藤の年俸調停について、両者に対しもう一度交渉するように伝えた[20]。
パ・リーグは北海道日本ハムファイターズを除く5球団の、2009年までのCS放送の放映権をソフトバンクの子会社のGTエンターテインメントに売却する事で合意[21]。
23日
東京ヤクルトスワローズは今季のスローガンを「Dynamic&dramatic 躍動感あふれるプレーで、ファンに感動を!」に決定[22]。
24日
東北楽天ゴールデンイーグルスの木村一喜が登録名を「木村考壱朗」に変更[23]。
25日
読売ジャイアンツは前年6月に育成選手から支配下選手登録したウィルフィン・オビスポと育成選手契約を結んだ事を発表。右肩の痛みを訴えていた為[24]。
29日
福岡ソフトバンクホークスは1月11日にオリックス・バファローズが獲得を発表していた、ジェレミー・パウエルとの正式契約が成立した事を発表。オリックス・バファローズはこれに反発、パ・リーグに対し、異議申し立てを行った。パウエル側はオリックス・バファローズとは統一契約書の写しにサインしたため、正式契約に至っていないとしている[25][26]。
横浜ベイスターズはドラフト3位の大田阿斗里の登録名を「阿斗里」、新外国人選手のJ.J.ファーマニアックの登録名を「ジェイジェイ」とする事を発表[27]。
30日
ジェレミー・パウエルの二重契約問題でパ・リーグはオリックス・バファローズと福岡ソフトバンクホークスから事情聴取し、オリックス・バファローズの統一契約書の写し、福岡ソフトバンクホークスの統一契約書の原本が共に有効として、両球団で善後策をとるように指示[28]。
31日
福岡ソフトバンクホークスは新外国人選手のデニス・ホールトンの獲得を発表[29]。
2月
1日
東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地の命名権契約を結んだ、日本製紙の偽装問題に関連して、宮城県が広告審査委員会を開き、一定期間社名を外す事などを条件に契約維持とした[30]。
2日
中日ドラゴンズはテスト生としてキャンプに参加していたトマス・デラロサと契約を結ぶ事を発表[31]。
4日
パ・リーグの会長の小池唯夫はジェレミー・パウエルの二重契約問題に関して、福岡ソフトバンクホークスに契約の優先権があるとし、出場支配下選手登録を6月23日以降とする事実上の出場停止3カ月の勧告をだした。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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